
塩崎みのる:
皆さん、お疲れ様です。塩崎みのるです。私は新潟でコメ農家をしております。で、もう本当に普通のコメ農家なんですけど。漠然と世の中をもう少し良くしたい、良くなったらいいのになっていう風に思ってました。だけど、一農家の自分には何ができるのか、その差で悩んでた、そんなところに、れいわ新選組にお声掛けいただいて、やってみないかということで、ぜひやらせてくださいという風に返事をさせていただきました。とにかく良い循環をつくっていきたい。その仕組みをつくれるのは国ではないかと思っております。僕は農家ですから、まず食べ物、皆さんにしっかりと国産の美味しい安全な食べ物をお腹いっぱい食べていただきたい。そう思って農業しております。しかし、今、農家さん、減ってきております。農家さんの年齢、平均年齢69歳。5年後、10年後を考えたときに、今こそしっかり、若者が農業をやりたい、稼げる仕事なんだ、そういう風に国が変えていくべき時ではないかと感じております。海外では農家さんの所得の7割〜8割が国の保障で賄われております。一方、日本では2割〜3割、そういった低い水準での保障にとどまっております。そうではなくて、自分の国を守るためにも食べ物、これがまず一番重要ではないかと私は考えております。食べ物を食べない人はいません。まず、暮らしの土台となる食べ物、それを作り手である農家がしっかりと作れるような政策、環境。それが食べていただいてる皆さん一人ひとりに安定した価格と、買いやすい価格での供給、そこに直結していると考えております。農家さんへの所得補償、そして農産物の価格保障、そして、消費者の皆さんには消費税廃止、ガソリン税廃止、新規国債発行による10万円の定期的な現金給付、そういったことで作る側と食べていただいてる側、双方が良いと思えるような循環、その輪をつくって太くしていく、そんな政策が今、求められていると感じております。備蓄米、確かに一定の効果はあったかもしれません。しかし長い目で見たときに、農家さんが続けていける政策、それこそが皆さんがしっかりと食べ物を安心して食べれる、その世の中に繋がっていると考えております。また私は、その人のことを知りたいと思ったときに、その人のお金の稼ぎ方と使い方、それを見ます。日本という国を人に例えたときに、お金の集め方、稼ぎ方、そしてその使い方、どうでしょうか? 私は優しくないと思っております。私が好きな日本には一番優しい人であってほしいと思っております。どうか優しい国づくり、そのためにも、れいわ新選組に力を貸していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。山形にお邪魔いたしております。よろしくお願いします。どうか皆さん、比例の投票用紙には「れいわ」、比例の投票用紙には「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」とお力を貸してください。よろしくお願いいたします。それでは、れいわ新選組代表山本太郎が皆さまに訴えをさせていただきます。山形は景気が良いはずですよ。どうですか? 悪い? もう素直な反応ですね。そんなに悪いんですか? ガンガン所得が上がってってとかっていうのは山形には存在してないんですか? ない? そうですか。全国どこを探してもそのようなところはございません。日本中が景気が悪い。多くの人々がそう口を揃えて言います。それもそのはず。厚生労働省、その調べによると、国民の6割が生活苦しいらしいです。あなただけじゃない。6割の国民が生活苦しい状態。それだけじゃない。2024年、1万件以上倒産しまくってるんですよね。中小零細(企業)。そして過去最高に倒産しています。そんな業種は28業種にも及ぶ。6割の国民が生活苦しく、そして1万件以上の中小零細バタバタ倒れてる今、政治は何をやっているのか? 皆さん、そういう気持ち持ってると思うんです。安心してください。ちゃんと考えてますから、今の国会の人たち。自民党、2万円配ってくれるそうですよ。リアクション薄い。「それじゃ足りるか」というお顔だと思います。その通り。足りるわけないだろ、2万じゃ。そして野党第一党。1年間だけ減税してあげるよ、消費税を食品だけ。これ、月の負担軽減5300円ですよ。それで一体何ができる? 2万円配るのも、5300円月々お得も、今の状況を何かしら変えてくれるものではない。もっと大胆な経済政策を今、やるべきだと思うんですけど、皆さんはどうお考えですか? 冷静に考えてみてくださいよ。物価高で苦しいのは当然なんです。でも物価高だけで苦しんでるわけじゃないんです、日本国民は。世界の中でただ1つ、先進国の中で日本だけ。30年にわたる経済不況です。30年、経済不況が続く国は日本だけ。そこにコロナがやって来た。立ち直る前に物価高にまでなってる。つまりは三重苦。この三重苦から一刻も早く国民を救わなければならない。そして、これ以上の中小零細の倒産を止めなければならない。皆さん、そう思いませんか? いかがでしょう? そのために何が必要ですか? 2万円じゃない。1年だけの減税じゃない。もっと大胆なことをやらなければならない。消費税の廃止をやらせていただきたい。れいわ新選組です。
「いやいやいやいやいや、消費税の廃止なんて無理よ。だって社会保障どうなるんですか? 消費税を減税、いや、廃止にしてしまったら、社会保障が崩壊しちゃうじゃない」。テレビ・新聞を見まくってる皆さんは、おそらくほとんどの人がそう思う。でも騙されないでください。今日も昨日も一昨日も、去年もその前も、皆さんから、何か物を買うたびに取引があるたびに搾り取り続けている消費税。この消費税は、その中の一部しか社会保障に回っていません。じゃあ一体何のために取られてる? 消費税。消費税が始まって30年。3%から10%に上がり続けている中、その逆で下がり続けているものがある。何か? 大企業に対する法人税の減税ですよ。つまり、この30年を振り返ってみれば、消費税収のうち約61%が大企業減税の穴埋めに使われていたと言える。あなたが払っている消費税は、あなたに返ってくるものではなく、他のところにお金が流れてるなんて冗談じゃないですよ。消費税をなくせば、皆さんが使えるお金は増える。平均的な世帯で年間30万円ほど。月に直せば2万5000円。この物価高、2万5000円月々お得となるならばずいぶんと助かる。何よりも、年間で30万円、自分の手元にお金を置いておけるんだったら、多くの人々はその30万円何に使いますか? 皆さん、何に使うか考えてみて。何に使われますか? 思いもよらない、つかない。そんな30万ポンと使えるようにならないから想像できなかった。何に使われますか? 貯金する? 全部貯金する? 一部だけでも使わない? ちょっと使う? ありがとう。ちょっとでもいいんです。お金を使ってくれる人がいるならば、そのお金は回り回って誰かの所得、給料に変わっていくんです。あなたが使ったお金は誰かの所得に変わっていく、これ当然のことなんですね。

簡単に説明しますね。例えばあなたがりんごジュースを買ったとする。150円しました。その150円、一体どういう風に社会に回っていくでしょうか? お店に払われた150円、そのお店で終わるわけない。いろんなところにお金が広がっていくんです。お金の波及効果。つまりはりんごジュース、その元となるりんご、これを作った農家にもお金が入る。そのりんごを運んで、そして工場にこれ商品を卸した。間にはトラックドライバーにもお金が落ちてる。そして、りんごをジュースにする労働者にもお金が分配される。そして、ジュースができて、店舗まで運ぶトラックドライバーにもお金がいく。つまり、あなたの150円、どこまで旅するんですか? お金の波及効果、あなたの使ったお金、あなたのお金を使うという行為、つまり消費は回り回って誰かの所得になっていくっていう話。だとするならば、30年不況、そこにコロナがやって来て物価高、現在の日本で経済を立て直すというならば、国民一人ひとりの購買力、物を買えるという力を国の力で押し上げていく必要があります。やり方はいろいろ。例えば減税。例えば社会保険料の減免。悪い物価高が終わるまでのこれは現金給付。いろんなやり方であなたの使えるお金を増やしていく。そうすることで、あなたの消費は回り回って誰かの所得に。だってこの国、30年所得が、賃金が下がり続けてる国ですよ。例えばですけれども先進国と比べてみても、これ実質賃金、物価を除いた感じで見てみても諸外国、右肩上がり。時給にして2000円、当たり前ですよ。国が成長します。景気が良くなります。賃金も上がります。物価も上がります。それが先進諸国。その逆、日本だけですよ。下がりっぱなし。国は成長しない。景気も良くならない。そして、賃金も全体的に全然上がってかないっていう30年。これで、この国の将来大丈夫か?って。無理ですよ。完全に色濃く分かれる。むちゃくちゃ儲かっている人とそうでない大勢と。この状況は非常にまずい。失われた30年を40年にしないためにも、消費税の廃止やらせていただきたい。あなたの使えるお金を増やそう。年にして30万、誰かの消費が誰かの所特に。それだけじゃない。消費税をやめれば、日本の屋台骨、中小零細企業がこれ息を吹き返します。税の滞納、税金払えなくてごめんなさい。このうちの54.8%は消費税の滞納です。滞納しているのは、中小零細、地域企業。この地域企業、全国のどれくらいの割合占めてますか? この国の企業という名のつくものの99.7%が中小零細。この国の雇用の7割を握っているのが中小零細。ここが元気ないんですよ。そらそうだ、死にそうなってる。しかもどんどん倒れてる。これを止めるためにも、消費税廃止は必要です。力を貸してください。あなたの財布に優しい、そして中小零細企業をよみがえらせる。そのためにも消費税は廃止。大企業減税の穴埋めに、もうこれ以上あなたの負担を求めない。何より大企業から、資本家たちから、組織票や企業献金、議員バッジを手に入れるために、皆さんを犠牲にしてでも彼らに減税を続けてた。この悪しき慣習をやめる。そしてこの国民に、本当の意味での力を取り戻してもらう。ぜひれいわ新選組をその先頭に立たせてください。よろしくお願いします。比例はれいわ、比例はれいわでお願いいたします。ありがとうございます。
1個言い忘れてましたよ。何かと申しますと、消費税はあなたの財布に優しいと言った。中小零細、ここを救うことになると言った。もう1つあります。将来的にあなたの賃金、上がっていきます。消費税をやめたその7年後、1人当たり賃金がどれくらい上がっていきますか?という答えを出してくれたのが、参議院です。参議院の調査室によると計量シミュレーションの結果で、消費税をやめたその7年後に、1人当たりの賃金は年間で36万円近く上がるってことが、答えとして出ました。つまりは月々に直せば3万円いかないくらいだけど、賃金上がるよ。そういうシミュレーション結果が出たんです。だとしたら、それやるべきでしょう。今、やらずしていつやるんだよ。当然のことです。みんなの、本当だったら、手に入るはずだったお金。この国が間違った経済政策をしなければ、国は順調に成長していったはずなんですよ。一番間違ったのは何かっつったら、景気が悪いときに消費税を上げたこと。そんな馬鹿な国家は世界には存在しない。日本だけです。どの国も景気が悪いときは消費税は下げる。あっという間に下げる。イギリス7日で減税。マレーシア16日で減税。アイルランド23日で減税。ドイツ28日で減税。どうして一気に減税するのか?って。みんなが物を買いづらくなったら消費が落ち込む。消費が落ち込んだら投資が落ち込む。消費が落ち込んだら、そして投資も入ってこなくなる。消費が落ち込んだら事業者は売り上げを落としてしまう。それでは社会が不安定になってしまいます。だから世界では景気が悪くなる前に一気に減税、それで国民を守る。国を守るんです。これは安全保障の話、一丁目一番地、まずは消費税廃止で、あなたの使えるお金、年間30万円に上げ、中小零細企業を守り、そして将来のみんなの賃金を上げていくためにも消費税廃止、その先頭にれいわ新選組立たせてください。
「話はよくわかったよ、山本さん。でもね、あなたたち、数が少な過ぎる。数が少ないから消費税廃止なんて無理なんじゃないの」、そう言われる方にお伝えしたい。れいわ新選組、旗揚げをしたのは2019年。山本太郎1人で、バックに宗教なし、バックに大企業なし。一人ひとりが横に拡げて、今や14人の国会議員になりました。一方、2019年、旗揚げをしたときにはチラシをつくった。それを国会に持ち込んだんです。私たちの政策が書かれたチラシ。一丁目一番地、もちろん消費税廃止。国会議員の先生方に配って、ご意見くださいと言ったら、多くがこんな答え返ってきた。「そんなもの、国民が信じるはずないだろう。30年、この国では自動的に払うようになった消費税を、今さら減税してもらえるなんて思わないし。何よりも廃止なんて夢物語を信じるやつがどこにいるんだ」、そう言われた。けれども諦めず、笑われても何されても、この私たちの筋を曲げることなく国会の中で揺らし続けた。しつこくしつこく6年間、国会の中、外、力合わせて揺らし続けた。結果が出た。この選挙、自民党以外すべての党が消費税減税に態度変えてますよ。風穴開いてるじゃないですか。穴は大きくなってるじゃないですか。それどころか今や世論調査でも消費税の減税、および消費税の廃止、それを求める国民は合わせて7割を超えている。風は徐々に吹いてる。風を吹くのを待ってたら、いつまでも吹くわけがない。自分たちで風を起こしていくんだ。長い物に巻かれず、そして皆さんと約束したことは必ず守る。今や国会の中においての絶滅危惧種、そのような存在がれいわ新選組、どうかあなたのお力で、れいわ新選組を大きくしてください。比例はれいわ、比例はれいわでお願いいたします。ありがとうございました。

よくしゃべった。15分ずっと。ほぼ息継ぎなしでしゃべったった。これはね、絶対にやらなきゃダメなんですよ。失われた30年を40年にしちゃいけない。今しかないんですよ。将来世代? 何を言ってるんだ。今の世代がこのまま底が抜けた状態で推移してしまえば、未来の世代はもっと地獄を迎えることになる。だから今、徹底的な国による経済の底上げで当たり前の生活が送れるという状態を、この国の国民と一緒につくらなきゃならないと思ってます。何があっても心配するな、そんな国をあなたと一緒につくりたいということで山本太郎しゃべっていたわけですけれども、ここからは皆さんにもマイクを回そうかなと思っております。時間がですね、8時になったらマイクを切らなきゃならないんですね。これ、選挙のルールなんです。その前の10分ほどは重要な皆さんに情報をお伝えする時間として、おそらく20分少々あると思います。なので通りすがりのあなたに足を止めていただいて、何かしら直接ぶつけていただく。大歓迎でございます。普段何かしらね、仲間内で自分の家族と政治の話なかなかできないという人も、ここで高らかにカラオケを歌うような気分で直接質問をしていただければ山本太郎直接お答えをいたします。時間は30秒。マイクを握って30秒。この時間をお守りください。8時になったらマイクオフという厳しいルールがありますのでぜひご協力のほどよろしくお願いいたします。この後あなたにマイクを握っていただきたい。よろしくお願いします。さぁそれではやって参りましょうか。どなたかマイク握りたい方いらっしゃいますか? どうでしょう? いいんですよ、別に。全然詳しくないって人でも大歓迎でございます。じゃあそちら。今。はい。真ん中の辺りにいらっしゃるあなた行きましょうか?
質問者:
ありがとうございます。消費税の廃止と現金給付、大賛成なんですけども。それが達成した後の長期的なビジョンというか、どういったところにこう重点を置いてこの社会をつくっていきたいのかっていうところをお聞きしたいです。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎、皆さんからのご質問に直接お答えするってことをやっております。ご質問いただいた方ありがとうございます。れいわ新選組の一丁目一番地は、消費税の廃止。それによってこの国の失われてきた消費と投資、需要を最大限喚起していく。全国津々浦々にお金を回していく。そういう意味合いがあるのが消費税廃止と現金給付の10万円です。実際に減税が始まるまでの間も皆さんの生活苦しいのは続きますから。だとするならば、この悪い物価高が続いている間は、これは季節ごとに給付金を出すべきだという考えです。一方でそんなことやっちゃったらインフレになるんじゃないの?って方。ご心配なく。例えばですけれども、現金給付。皆さん、以前もらいましたよね? コロナのときに。覚えてます? 10万円給付受けましたよね。断ったって方どれくらいいる? ほぼいない。コロナのときの10万円給付もらいました。もらってすぐ使った人ってどれくらいいるかっつったら、全体の2割から3割なんですよ。つまりは、その程度の人たちしか社会にお金を回していない。つまりは給付として受け取ってもゆっくりにしか社会にお金が回っていかないということは、悪いインフレにはなりようがありません。逆に言ったら消費を喚起するのに配ってるのに意味ないじゃないかって方いるんだけれど、そういう意味合いだけじゃないんですね。何かあったときの心強いものとして持っててくれてもいいし、消費税減税のほうで欲しい物を買ってってもらってもいいし、そういった少しずつ社会にお金が流入していくという意味でもやる必要があります。で、それ以外に中長期でこの国をどうしていくのかというお話です。で、私たちがやりたいことは何かっていうと30年、失われた30年。日本の景気の後退ですね。これによって何が起こったかってことなんですけれども、これは産業の空洞化が起こったってことです。それによってこの国のものづくりの力っていうのは、かなり大きく毀損されたと思ってます。それを考えるんだったら、これは製造基盤をもう一回、つくり直していく。逆に言ったら海外に出たものを国内に回帰してってもらう。そのようなものづくり大国を再興させるという考え方が私たちの政策です。手本にするべき国があります。それ、どこでしょうか? アメリカなんですね。アメリカのバイデン政権は、1年間で87兆円もの金を使って国内製品、買いまくってるんですよ。買いまくってきたんです。今はもっとそのお金、増えてるんです。年間で113兆円くらい。国に必要なものを政府が買っていくっていう、政府調達っていう枠組みなんですけど、これをヘリコプターブレードからオフィス家具に至るまで買いまくっていく。それによって、一体何が起こってるか?ってことなんですけれど、それによって新しいコンテンツ、新しいサービス、そういうものが広がっていく。そして、サプライチェーンの強化に繋がっていっている。そして何よりも、その国内において安定した雇用、賃金の高い雇用が広がっている。こういう状態になってます。国が後ろ盾となって、製造業、死にかけてた製造業をしっかりと立て直す。それを実際にやってるんですね。バイ・アメリカン政策。私たちは、れいわ新選組は、この、バイ・ジャパニーズ計画と称して日本の政府調達で必要なものをどんどん買っていくということをやっていきたいと思ってます。その中に農産品が入ってもいいんですよ。当然です。生産者を支えるという視点から、そういうことをやってもいい。その他、日本国内で日本国に生きる人々がつくり出してきたものを、国がどんどん買っていくってことで大きな後ろ盾になる。そして大きく製造業が復活していくという道筋をつくっていく。つまりは、ものづくり大国日本。とにかく、ジャパン・アズ・ナンバーワンをみんなで取り戻そうというのが私たちの考え方の1つです。ありがとうございます。そんな感じです。さぁ、すいません。すべての私たちの政策をここで語ることは難しいです。語り出したらおそらく皆さん、今日のお帰りは明日の始発になるかもしれませんので。なので1つ挙げさせてもらいました。さぁ、他いかがでしょうか? どうでしょう。じゃあそちらの方、行きましょうか。
質問者:
ありがとうございます。私、70歳の、中小企業の経営者なんです。山本さんには、本当もう最初から応援してました。今、特別会員にも入らせてもらってます。個人的に、たぶん200人くらい横に拡げてます。とにかく総理大臣になってほしい。日本、変えてほしい。本当にあなたの政策はね、もうパーフェクトですよ。パーフェクト。
山本太郎:
ちなみになんですけど、特にその中でも私たちの政策の中で、今、マイクを握られた方、経営者をやられてるっておっしゃってますけれども、ご自身の仕事に対してすごくプラスになるっていうのは、どういうような政策がプラスになりますか?
質問者:
あのね、やはり消費税ですよ。我々ね、中小企業、製造業、建築業なんですけど。もう横一線。みんな周り見てもね、消費税で倒産しかけてます。みんな。だからね、一刻を争うんですよ、もう。なのでね、とにかく1日も早く消費税を廃止してほしい。それからやっぱりすべての政策、やっぱりほら学生のね、もう無償化。それからね、もう、山本代表は本当に底辺から、いろんな現場でね、見て、それを国会でぶつけますよね。それ、惚れ惚れしますよ。そんな、そんな議員いないですよ。皆さん。本当にね、もう、いつもね、力強い。ね。申し訳ない、イシバカとかああいう人たちに今回のね、党首討論会でもね、あなたが総理大臣になってれば、日本、全く変わりますよ。あなた以外、言えないです。ただ、1つ心配なのは。
山本太郎:
そっちが本題だったりしてね。はい。すいません、どうぞ。
質問者:
参政党にちょっと押されてますよね。それ、心配です。
山本太郎:
ありがとうございます。すいません。
質問者:
頑張りましょう。
山本太郎:
頑張りましょう。ありがとうございます。
質問者:
ありがとうございます。
山本太郎:
この政治の世界だったりどの世界でもそうですけれど、毎日のように新しい人たちが出てきますよね。特に政治の世界では選挙の度にそういった新興宗教みたいな、あ、違う、新興政党みたいなものが生まれて出てくるわけですよ。で、まぁそういった、ある意味で新しく出てきた人たちにみんなが「あ、いいんじゃないか」って飛びつくっていうのは、別に全然普通のことですから。逆に言ったら、私たちはどんな人たちが出てこようと自分たちのやるべきことを一歩ずつ前に進めていく。これを徹底的にやるしかないと思ってます。ありがとうございます。ここ山形において、会社を経営されてる方、周りを見てみたら中小企業はもうこの消費税だけで、もう倒れそうになってしまってるところ数多だと。この状況をしっかり聞けよ。国が、政治がなんですよ、本当に。2万円の給付と1年間の減税でどうにかできるわけないだろう。30年の不況なんだぜ。40年の不況にする気か? 徹底した経済政策で国会揺らしていきましょう、求めていきましょう。そのためにも、れいわ新選組にお力を貸してください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。ありがとう、ありがとうね。ありがとう。奥様? ありがとうございます。写真撮ってね、ありがとう。ありがとうございます。さぁ、他にいかがでしょうか。どうでしょう。どうですか? じゃ、一段高く上がられたあなた行きましょうか。手を挙げておいてください。

質問者:
じゃ、1つ質問いいですか? あれ10万円って、日本国民全員に給付するんですか?
山本太郎:
当然です。
質問者:
そしたらとんでもない金額になると思うんですけど、貨幣の価値が、たぶんめちゃくちゃ下がると思うんですね。そのときの対応ってどうするんですか?
山本太郎:
え? 全く問題ないです。もしもそういうことが起こってるんだったら、以前にも起こってるんです。2020年、21年頃に10万円給付がありましたよね? だとするならば、同じことが起こってないとおかしいんです。そのときに貨幣の価値が下がりましたか? そのときにとんでもないインフレ起こりましたか? 起こってないです。原因がすべて違うんです。国が、国の中でお金が回っていませんという状態を不況と言います。それが30年続いているのが日本です。一方で、国の中でお金が溢れ過ぎているときにはインフレが進みます。そういったときにはお金を間引かなきゃダメなんですね。溢れそうになってるお金を間引かなきゃダメだし、国からいっぱい入れてたお金は絞らなきゃダメなんです。要はお金のコントロールをしなきゃダメだってことです。増え過ぎず、減り過ぎずっていう状態をつくらなきゃいけないってこと。現在の日本は30年不況が続いている状態。話聞いといてね、あなたに話してるから。今の日本の状態は30年、社会にお金が回されていないという状態。だから国民の6人に1人が貧困なんですよ。高齢者の5人に1人が貧困。一人暮らし女性4人に1人が貧困。高齢女性一人暮らし2人に1人が貧困。ひとり親家庭2つに1つが貧困。国全体では6割の国民が苦しんでて、中小(企業)バタバタ潰れてる。この状況だったらお金は入れなきゃダメなんですよ。でね、10万円の給付で一体どれくらいの金額かっつったら13兆円くらいなんです。13兆円程度で、この国の状況が変わってしまうなんて話にならない。2020年に一体、国がどれくらいのお金を出したか。新たな国債発行したのは112兆円ですよ。そのときに円安にもなってないんです。そのときにインフレにもなってないんです。原因はそれぞれ別。アベノミクスがどうしたっていうトンチンカンな人たちがいるけど、それは関係ないんです。そういった原因をちゃんと見た上で、ちゃんと対処していく。手当てをしていかないと非常にまずい状態です。先ほど言いましたよね? 現金給付もらったときに、みんなが一気に全部使うってことはしないんです。それはもう前例があります。2割から3割が最初に使うだけで、あとの皆さんは何かあったときに置いとこうとか、ちょっとずつそれを出していったりとかする。一気にお金がバーンと世の中に流れていくようなことになるならば、これはインフレが加速するおそれもあります。でも、そうならないように、万が一のことがあってもそうならないように、むちゃくちゃ儲かっている企業には、それなりに、これ税金いただく。法人税の累進税化。むちゃくちゃ株とかで儲かっててっていう人がいるんだったら、これは金融所得に対する課税、その税率を上げる。世の中にお金が増え過ぎたときには自動的にお金を間引くっていう税制をつくっていかなきゃダメなんです。だけど、一方で消費税の廃止はすぐにでも、これは国債でやらなきゃダメ。どうしてかっつったら待ってられないから。国民が待ってられない。何年も待ってられない。このお金を間引くシステムをつくるまではできませんってことにはならない。すぐにでも国債発行でやる。それによって減税すれば社会にお金が回る。景気が良くなる。経済成長が税収になっていく。そういう話です。なので心配しなくていいです。ありがとうございます。さぁ、他いかがでしょう。まだ一言、言いたそう。じゃあ彼。今、おいくつですか、あなた。
質問者:
16です。
山本太郎:
16歳。じゃもう16歳だから特別にもう一言どうぞ。
質問者:
ありがとうございます。引き続き、まだ給付するっていう話だったんですけども。そうですよね?
山本太郎:
悪い物価高が続く間はっていう話をしました。
質問者:
そうすると、あ、また10万円入る、また10万円入るってなって、どんどん消費が増えて、やっぱ結果的に下がると思うんですよ。
山本太郎:
下がりません。
質問者:
何でですか?
山本太郎:
当然じゃないですか。だって、それはいつまでもずっと続けるものじゃないから。いつまで続くかわからないんだから。季節ごとっていう約束だから。で、景気が良くなり過ぎた場合にそのお金は止めなきゃダメなんですよ。先ほど言った通り、インフレが行き過ぎることを抑えるために。なので、今できることは何かっつったら、そのような形でお金を回していきながら、お金を間引くという税制改革も並行してやっていく。そういうことでお金の価値を下げない。というよりも、お金をつくり過ぎたら価値が下がりますよねってことには直結しないんですよ。じゃあ、どういうときに下がりますか?ってことなんですけれど。この国の総需要。つまりは民間のこれは消費、投資、政府の支出、総需要。これがこの国の供給力。供給能力を超えたときに、大幅に超えたときにインフレがこれは進み出すということを考えるんだったら、やっぱりその頃合いをやっぱり見極めていかなきゃダメですよね。だからこそ10万円も永遠に出すなんて言ってません。経済を見ながら、社会的に底上げ、社会全体的に底上げをされて、物価高っていうところも落ち着いていったときには、額を減らしたりとか、いろんなやり方があるってことです。なぜならば経済は生き物だから。彼、聞いてるかな? 経済は生き物だから。状況を見ながらやっていかなきゃいけないっていうのはあります。そういうことです。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。

心配しなくていいですよ。政府の借金は自分の借金なんだって思わされてるだけですから。おかしいじゃないですか。国が赤字でみんなも赤字。じゃあ誰が黒字で持ってんの? 教えて。「国は赤字です。しかも国民全員赤字になります。国の借金みんなの借金です」って、そんな話あり得ません。国が赤字のときにはそれを黒字で持ってる人がいます。誰が持ってるんですか? 家計の金融資産じゃないですか。当然のことです。国の借金と呼ばれるものは、誰かの資産なんですよ。誰の資産ですか? 家計の金融資産じゃないですか。当然の話です。騙されちゃいけないよってこと。借金は、これはみんなの税金で返してるんだって言う人いるけど、大間違い。みんなの税金で返したことなんてないですよ。借り換え。借り換え。永遠の、これは永久債ですよ。どの国だってそう。騙されちゃいけない。債務償還費、つまりは借金返しのために予算に計上されてる金。でたらめですよ、あんなもん。世界にそんな国、どこがあんの? 自分の国の通貨を持っていて。自国通貨を持っていて変動相場制の中にある国が、どうして自分たちの国に、苦しい状況のときに金を突っ込めないんですか。立派に突っ込みましたよ、112兆円。でもこれじゃ足りなかったんですよ、コロナのときは。もっと出さなきゃダメだったの。他の国はもっと出したからⅤ字回復したんですよ。経済成長させたから。日本は中途半端に出した。例えばだけれども、「自粛してくれ、金はやらんけど」こんなこと何回かありましたよね。国民が使える金がない中で、そういう風にずっと来た。何よりもコロナの前に消費税増税してますからね。で、2025年、国が出した金は、新規国債で29兆円ぽっちですよ。財政健全化だって。いい加減にしろよって。財政健全化という名のもとに犠牲になるのは国民の命だよって。健康だよって。国民があって国があるのに、一体何やってくれてんだ。30年もこの国を食い物にして、人々の生活を底抜けるような状態にして、人生諦めて命を絶つ人たちを数万人も生み出しておいて、子どもたちだって自分で命を絶っているっていうような国にして、このような地獄っていう国を日本にしたのは誰だよって。政治家や、彼らがバッジをつけるために国会の中で一生懸命仕事をさしてる、そんな資本家たちが一方的に儲けるためにこの国を食い物にしてるんじゃないですか。自分たちが儲けるところには、財源どうしたなんて言いませんよ。60兆円の軍拡だってポンとやってるじゃないですか。国民生活を安定させるための、30年の不況を40年にしないための投資、これをさせなきゃ絶対にダメなんです。どの国も、前年に比べて予算は多い。当たり前。どうしてか? 前年よりも成長させなきゃいけないから。当たり前のこと。どの国も政府債務、政府の借金は増えていくばかり。当然ですよ。政府が借金という形をとって世の中にお金を供給する行為が政府債務の正体なんだから。国債発行の正体なんだから。テレビ・新聞は誤った情報を皆さんに与え続けてる。だから諦めなきゃならないんですよ。「2万円」、それで諦めなきゃいけない。「食料品1年間だけ」、それで諦めなきゃならない。でもそれでこの国もつと思う? 無理ですよ。もっとやれ、なんです。全世代にわたってる貧困を解消しなきゃダメなんですよ。そしてこの国はもっと力のある国。世界で先頭に立っている、経済で先頭に立ってる国だった。世界経済の17.2%を握っているのが日本だった。今は? たった4%。それだけ経済が小さくなってるってことは、多くの人たちの生活が崩壊してる。この状況をもう一回立て直す以外ありません。「日本最高」、「日本人で良かった」、そんなよくわからない、感覚的なものだけで自分を保とうとしないでよ。動かしていこうよ、政治を。経済を動かしてなんぼ。この国に生きる人々が救われてなんぼ。そこからしかこの国は始められない。日本を一緒にやり直してください。れいわ新選組と一緒に。よろしくお願いします。さぁ、他いきましょうか。どうでしょう。あ、じゃ、そちらの方いきましょうか。
質問者:
私は現在16歳、学生で、まだ参政権はないんですけども。今後、れいわ新選組に当選するにあたって、現在掲げている公約だけではなく、今回っていうか、この現在掲げている公約が終わったあとの先、何をしていくのかが気になります。ぜひご回答をお願いいたします。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎と申します。皆さんにご質問いただいています。私たちの政策っていうのは見たことありますか? ありがとうございます、見ていただいて。そっから先どうしていくか?ってことですけれど、やっぱり個人的にどう幸せになるか、みたいなことに関しては、もうそれはもうそれぞれやってください。当たり前のことです。一方で、基本的にこの国に生きていくと言われる方々に関して、最低限度のものはちゃんと国でセットアップできるようにしたいんです。例えば教育が無償化であったりとか、どんな家に生まれたとしても親ガチャみたいな言葉は生み出されないような社会にしていきたい。そんな感じです。で、何よりもやっぱり持続可能な状況が続かなければなりません、国家を運営していく上で。それを考えたときには、やっぱり私たちの世代、ロストジェネレーションみたいな、就職氷河期世代みたいな、聞いたことありますか? そういうような、ある意味で、運が悪かったね、みたいな扱いで、その世代に対して政府が金を出さないってことをやっちゃったばっかりに、逆にこの国の少子化を拡大してしまった、みたいなこともあるわけですよ。それってかなり不安定な国家運営ですよね。結果、そこでケチったばっかりに、その先の未来がさらに不安定になるっていう。そういうようなことは絶対に起こさないように。経済的事情によってその人が何かしら、もう命を諦めなきゃいけないっていうような状態には絶対にしない。最低限と言われている今の憲法、憲法25条に健康で文化的、最低限度の生活、皆さん、送れるような約束があるんだけれど、今はそんな状態になってない。完全に貧困という状態に陥ったとしても国は救わないですから。そう考えたときに、どんな状況になったとしても困る前に手を差し伸べてくれる、そういう国にしたいってことです。ちょっと抽象的に聞こえたかもしんないけれども、経済がちゃんと回っていきながら社会保障を厚くしていくってことができるならば、おそらく多くの方々にとって不安のない国に近づいていく。そういう形にしていくべきだ、そういうことですね。で、もう1つ言えるのは、「戦争ビジネスには加担しない」ってことです。平和あってなんぼです。この国では今、アメリカの尻馬に乗って軍拡が進んでます。軍事の拡大43兆円、プラス、そこにアメリカ製の武器などを買っていくために10数兆円ものお金を上乗せしている。これによって当然、儲かる人たちはいます。重工業系とか。でもこれって軍事が基幹産業、その国の主な産業の一番大事なところが軍事に置き換わっていくと、戦争を続けていかなきゃ食べていけなくなるんです。アメリカは建国されて260年くらいだと思うんですけれども、その間にも戦争を続けていっています。で、戦争する理由がないけれども自分たちから戦争する理由をつくって攻撃をしています。例えばですけれどもイラク戦争もそうでした。「大量破壊兵器がある」と言って、なかった。他にも、例えばシリアの内戦もそうです。これは化学兵器の禁止機構みたいなところが調査をするっていうときには、もう攻撃始まってしまってる。どうしてそういうことやるんですか? 当然、武器をつくります、武器を売ります、武器を使用しますっていうサイクルをつくるためにそういう動きになっていくんですね。そういうようなことに日本は加担しない。そのリソースがあるならば、国内の人々の暮らしの底上げ、経済が順調に回っていくってことを一番にメインに考えたい。軍事で対抗するよりかは経済で対抗するっていうのが一番物言えるんですよ。そして影響力がでかい。昔、日本はそれをやってた。それを取り戻したいと思ってます。すいません。あなたが望むものありますか?
質問者:
ありがとうございます。私が望むものは、未来の子どもたちが戦争などのそういう風な野蛮な言葉に踊らされずに、のびのびと暮らしていける日本をつくっていただきたいと思っています。
山本太郎:
ありがとうございます。16歳、ね? しっかりしてますね、本当に。ありがとうございます。私が16歳ときには鼻水垂らしてましたよ(笑)。本当にひどいんですよ、扱いが、この国で。子どもの貧困を終わらせようと思ったら半年でいけますよ。国が本気になればね。例えばですけど、子ども食堂。2016年時点で300件ほどしかなかったんです、全国に。それが2024年には1万件を超えている。つまりは9年間の間に34倍も増えている。どうして増えるんですか? どうして民間の善意でそれをなんとかしようとしてるんですか? おかしいですよね。コメ不足でした。コメがないって言われた、コメの価格が上がった。当然、お米を買えない世帯でてきます。そういったところに対しても国はお米を出してたそうです。2024年にどういう形で出しましたか?ってことを聞きました。出し方は、「子ども食堂にお米を入れました。」「フードバンクにお米を出しました。」そういう話。どれくらいの量ですか? 1200トン。1200トン。これが多いか少ないか、わかりづらいじゃないですか。それとは別に、子どもの貧困に関わるNPO。彼らが今、貧困状態の家庭にいる子どもたちが、満足にちゃんとご飯を3食食べられますっていうものを計算した。1年間でどれくらい必要かっつったら10.5万トン。10.5万トン。子どもたちに必要なコメが10. 5万トンだったけれど、国が提供しているのは1200トン。つまりは1. 1%しか提供してないんですよ、本当に。地獄に落ちろと思いますよ、そんな奴ら。絶対に飢えさすなよって。子どもたちに不安な思いさすなよって、当たり前じゃないですか。子どもが不安な状況、絶望を感じてるってことは、大人も同じように感じているはず。何があっても心配するな、そういう国づくりをやっていきたいと思います。お力貸してください。ありがとうございます。さぁ、次の方が行きましょうか。いかがでしょうか? じゃ、今、そこで跳ねてらっしゃる女性の方かな、眼鏡かけてらっしゃる。

質問者:
私は、国会議員は国民の代表だと思っているので、いろんな人がいるべきだと思っているんですけど。れいわ新選組は、障害を持っている当事者の方がいる唯一の党だと思っているので、他にどんな方がいるのか教えてほしいです。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組は当事者の政党でございます。じゃ、私、何の当事者になるんやろう? ね? 元々、私、芸能人でした。けど原発事故があったときに声を上げてしまったんですね。で、芸能界っていうのはスポンサー神様なんですよ。スポンサーの中には電力会社もいれば電気メーカーもいるし、原発に関連してる大手銀行もあるし、大手建設会社もいる。さまざまな大切なスポンサーが芸能界、これ恩恵受けるわけですよね。ドラマつくるのにも、TVつくるのにも、舞台をつくるのにも、映画をつくるのにもそういったスポンサーから金が集まる場所で、原発いらないって声を上げちゃった。結果、仕事がどんどん減ってった。決まってたドラマも降ろされる、そんな状況です。だったらもう直接総理大臣に言いに行くわと。全国回っていろんな人たちの声を聞いた上で、これを持っててもしょうがないから、直接国会に言いに行ってやろうってことで、私は国会を目指したんですね。ある意味で、表現の自由といわれる世界にいながら、表現の自由というものを取り上げられていた。そういったある意味での当事者だったかもしれません。他にもたくさん当事者がいます。重度障害者2名。そして難病ALS、その当事者。そういう国会議員もれいわ新選組にはいました。とにかく当事者なんだと。で、今回、立候補してくれた当事者がこちらの方です。塩崎みのる。コメ農家ですよ。こんな立候補、政治とは一番縁遠いとこにいたんじゃないですか? 塩崎さん。
塩崎みのる:
おっしゃる通りで、大変びっくりしましたけど、もしやらなければ一生後悔すると思って引き受けさせていただきました。ありがとうございます。
山本太郎:
私たちのほうから声掛けをさせていただいたんですよ。出てくれませんか?って。やっぱり農業一筋でずっと来た方なんですね。農業学校ずっと、高校も大学も農業一筋で来て、そっからずっと一生懸命農業やっててこの状況ですから。当事者からの声っていうのは全然違うんですよ。「農家の代わりに私たちが物を言います」とはまた全然違うんですよ。今一番訴えたいことというか、農業やってて一番苦しいと思ったことって、例えばどういうことがありますか?
塩崎みのる:
やっぱり農家さんたちが、今、減ってってしまって農地が荒れていて、皆さんにちゃんと安定した量、価格で食べ物が作れてないっていうことが一番悲しいです。ちゃんと皆さんにお腹いっぱい国産の農産物、食べていただきたい、その仕組みをつくっていきたいと思っております。
山本太郎:
むちゃくちゃ一生懸命作ったものが、自分たち生活していく上でも、とてもじゃないけど利益出るような状態ではなかったわけですよね、ずっと。
塩崎みのる:
そうですね。今、農業資材もすごく値上がりしていますし、やはり国がしっかりと農家さんを守る、そういったことが皆さんを守るということに直結してると思っております。

山本太郎:
この国で金持ちになろうと思ったら農家になったほうがいいっていう国にしたほうがいいんですよ。そうならないと農家は強くならない。だって、今、農業に従事してくださってる方々の70%以上が高齢者なわけでしょ? 5年後に農業あるか、10年後に農業あるかっつったら疑わしいです。だって、時給10円で働いて当たり前、みたいなことにされちゃってんだから。ここはもう、作った分全部買い取るし、作れなかったとしても作るつもりだったものは買い取る、全量買い取りますみたいな。とにかく高値で買い取ります、国が、くらいの形にしていかないと、労働力移転起こりませんよ。アメリカなんて農務省予算の7割、つまりは20兆円以上の金を使ってバンバン買い上げていくんですよ。買い上げた、そういう生産物どうしてるかっつったら、低所得であったり、貧困層が食べ物を手に入れられるようにしてる。そういった生活不安定な人たちの生活を底上げし、何よりも国内で作られる食べ物をしっかりと支えるんだっていう仕組みになってんすね。私たち、そういうことをやりたいと思っています。どうか、当事者を国会に送る。あなたのお力貸していただけないですか? 比例は塩崎みのる、塩崎みのる。ガチ農家、ガチコメ農家を国会に送ってください。よろしくお願いします。ありがとうございます。ありがとうございます。
そしてもう1人、うちには当事者がいるんですよ。どんな当事者かっつったら、アフガニスタン、シエラレオネ、そういった国々で紛争がある。そういった紛争地帯に丸腰で入っていきながら、武器を置かないか、戦争をやめないか、次の未来に行こうよ、次のステップに行こうよってことを粘り強く交渉していって、戦争を終わらせるってことをやってきた人です。紛争解決人、武装解除の達人、そういう国会議員って、今、国会にいませんよね。どちらかというとタカ派、舐められちゃいけないとか、もっと国を強くするためには、もっと軍事力をでかくするべきだとか。そんなことを散々言いながら、周辺国家からの脅威がって声高に言いながら、日本海側の原発は林立したまま「再稼働をよろしく」ですよ。安全保障もくそもないなって。一方で、この国内の本物の安全保障としての食、食べ物、ボロボロじゃないですか。1年間放置プレイされたじゃないですか。コメに関しても、コメの価格が2倍になって、あれだけ声高に日本は強い国だ、近隣諸国に舐められるなと、60兆円もの金を使って軍拡を進めようとしている中で、こんなマヌケな、まるで幼稚園のような議論を続けているのが国会、ここに本物を送りたいんですよ。れいわ新選組は、当事者の政党だと言いました。この方こそ、まさに戦場での当事者、それを和解に向けて話を進めていく当事者だと思います、伊勢崎賢治でございます。
伊勢崎賢治:
どうも、ありがとうございます。僕は国連のPKO、多国籍軍と一緒にそれを統括しながら戦争を止める、もしくは戦争の処理をするという、これ国連から与えられた特殊任務なんです。こういうのをミッションといいます。『ミッション:インポッシブル』のミッションです。あれですね。つまり、あの戦争をなんとかしろ、この期間の中で、目処がついたら帰ってこいっていう時限的な任務なんですよね。で、このミッション感覚っていうんですか、これは僕はもし政治家になれたとしても、僕の信念として持ってたいと思います。つまり、皆さんからいただいた、山本代表を通じていただいた任期、任期の間でこれとこれとこれをやれと、目途がついたら僕は去りますので(笑)よろしくお願いします。

山本太郎:
議員の座というものにしがみつくつもりはないと。自分のやるべきことをやったら退きます。こんなことを潔く言える議員なんて何人いるんですかね。何が何でも議員でいるしかないと。普段は皆さんの前に姿を現さないのに、こんな選挙のときだけ汗だくになって気持ち悪い笑顔を浮かべながら握手してくれって手を差し伸べてくる、そんな怪しい人物が政治家ほとんどじゃないですか。そんな中で自分がやるべきことが終わったら、政治家はもう辞めていいと。やるべきことがあるから政治家になるんだ、こんなに潔い人いませんよ。何よりもこの幼稚園レベルの国会における安全保障議論に本物を投入することの大切さ。このままいけば、おそらく戦争にもなってしまうかもしれない。それを止められるのはれいわ新選組、そして伊勢崎賢治だと思ってます。
伊勢崎賢治:
よろしくお願いいたします。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組の中で比例、比例の中でまず最初に国会議員になるのが伊勢崎賢治です。特定枠、特定枠というのはそういう意味があります。この人を何としても、まず最初に国会に送り込まなければならない、そういう思いで立候補をお願いいたしました。どんな当事者がいますか?ということなんですけれども、あまりにも濃過ぎてよくわからなくなったかもしれません。比例のメンバー、他にもたくさんいます。魅力的な方々。で、この人がいいなと思われたら、ぜひその人の名前を書いていただきたい。全国どこでも比例の投票用紙にはそういう形で、個人名でも書けるしグループ名でも書けます。もう誰にしたらいいかわかんなくなったって方はですね、ぜひとも、ひらがな3文字「れいわ」と書いていただいてもみんなの票になりますので。個人名で誰かいい人、自分のお気に入りを探していただく。もしくは、わかんなくなったときにはひらがな3文字「れいわ」でよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
さぁ、この後なんですけれども、皆さんと、今、私がご紹介させていただきました伊勢崎賢治、そして塩崎みのる。私たちれいわ新選組の比例の候補者ですけれども、そこに山本太郎を加えてこの3人の間に挟まっていただき、あなたと4ショット写真、一緒に4人で記念写真してから帰っていただけないですかっていうお誘いです。「そんな写真撮って誰が得するんだ?」よく言われますが特に得する人はいません。今日という日の思い出にぜひ写真を撮って帰っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。このあと写真撮っていきますので、その前にインフォメーションさせてください。まずですね、ポスターがあります。ぜひ、あなたのおうちの壁に貼っていただけないでしょうか? テレビ・新聞などからはれいわ新選組、あまり好かれておりません。普段からあまり、なんですかね、余計なこと言い過ぎてますかね? そんなれいわ新選組を周りの方々にお知らせいただくためにも、あなたのおうちの壁に貼っていただければ幸いです。今ですね、ボランティアの方々が配ってくださっています。ぜひですね、お手に取っていただきたい。友達の壁でもいいです。友達が居酒屋やってるとか、飲食店やってる、そのトイレの壁でも大歓迎です。で、1つだけルールがあります。壁の持ち主が許可してくれた壁のみ貼れるということでございますのでお気をつけください。よろしくお願いをいたします。そして、チラシがございます。もし皆さんの中で、友達にぜひ紹介したいとかっていう方がいらっしゃったら、逆に紹介していただきたいんですよ。あなたの1票を2票、3票と拡げることで、れいわ新選組の拡大が叶います。ぜひ、横に拡げるためにも、チラシ、お持ち帰りください。チラシ、ポスターなど、そちらはですね、あちら、ごめんなさい。あちら側にですね、机を出させていただいておりますので、あちらでお持ち帰りいただけます。そしてですね、選挙はむちゃくちゃお金がかかります。比例候補2人並びました。1人立てるのに600万円。入場料だけです。だから今日、2人ご紹介したので、1200万円の入場料を払った2人なんですね。これは党として出しておりますが。で、今回、24人出してますので1億円吹っ飛ぶんです。それだけじゃなく選挙カー、選挙事務所、さまざまなものを払っていくと、2億円、3億円というのはすぐ飛んでいきます。で、今回、私たちれいわ新選組、皆さんにお力を貸していただけないでしょうかということを言っておりました。例えばですけれど、無理のない範囲でご寄附いただける方、お願いします、ワンコインでも結構ですっていうことをお願いしてきたんですけれども、7月15日時点で9300万円のお金をご寄附をいただきました。本当にありがとうございます。本当に助かります。これにおきまして、YouTube広告、これをもう少し増やしたりとか、あと、全国紙に、なんでしょうか、広告を投入したりとかっていうことを少しずつやれるようになったんですけれども、もう少し幅が拡げられるように、もし、ご無理のない範囲でご寄附をいただける方いらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いをいたします。すいません、ありがとうございます。今、お話をしました寄附、そしてポスター、そしてチラシですね。あちらの机のほうで受付をしております。よろしくお願いをいたします。そして、れいわ新選組、100%ボランティア政党でございます。もし、あなたの中で30分でもお時間がある、そういう方がいらっしゃったら、ぜひボランティアのお手伝いのほうをよろしくお願いいたします。ボランティアの登録のほうもあちらの机のほうで行なっておりますのでよろしくお願いいたします。

さぁ、というわけで、れいわ新選組代表山本太郎。比例の素敵な候補者、もう一度上へ上がってもらっていいですか? 誰に入れたらいいか迷ってるんですよ。私、この比例のメンバーの中でね、「奥田ふみよに入れる」って言ったんですけど、今、塩崎みのるで迷っております。本当に朴訥(ぼくとつ)とした本当に真っすぐな方でね、何よりもプロフェッショナル、日本の食を守るためにも、やはり塩崎みのるに国会に行っていただくという必要があると思っております。皆さんも悩んでいただきたい。そして伊勢崎賢治。伊勢崎賢治はですね、とにかく、れいわとしてまず最初に国会議員になる方なので、ぜひですね、皆さんご注目をいただきたい。そして周りの方にも国が戦争にならないように、これ以上きな臭くならないように専門家を国会に送りたい。だから、れいわに力を貸してくれとか、あと、コメ問題だったり農業問題、これは当事者が国会に行かなきゃダメなんだ。ぜひ塩崎みのるを応援してくれとか、そういう拡げ方、よろしくお願いをいたします。そして、最終的にわかんなくなった方はひらがな3文字「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」で全国どこの投票所からでもお書きいただけますのでよろしくお願いをいたします。この後、私たち3人並んで、そこら辺でですね、皆さん一人ひとり入っていただいて記念写真を撮って参りますので、その記念写真を撮られた方はですね、ぜひネット上にあげるなどを歓迎します。ネット上にあげるだけじゃなくコメントを入れられる方、コメント入れてください。コメントの内容は、私たちれいわ新選組や山本太郎にマイナスのイメージが拡がるような内容でも歓迎しますので自由にやっちゃってください。よろしくお願いします。みんなで政治の話していこう。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。このあと写真撮って参りますので、ありがとうございます。
「いくら頑張ったってね、社会なんて変えられないもんだよ。政治なんてね、そう簡単に変わるもんじゃない」、そういう方々いらっしゃいます。大人の諦めが今のような地獄をつくった。それを考えるんだったら、それを政治の力でもう一度やり直す。何があっても心配するな。そんな国をつくりたいっていう大きなビジョン。生産性だけで人間の価値が決められる、そんな地獄はもうやめにしよう。生きてるだけで価値がある社会、それをみんなでつくっていくのがこれからの政治。あなたにどうか育てていただきたい、れいわ新選組を。あなた無しには、この国は変えられない。あなたがいるから変えられる。どうか、山形の皆さん、横に横にれいわ新選組を拡げてください。この国を立て直す経済政策、れいわ新選組がピカイチです。世界でも当たり前の経済政策。この国を諦めるわけにはいかない。あなたと一緒に立て直させてください。れいわ新選組です。比例はれいわ、比例はれいわでどうかあなたのお力を。そのためにもポスター貼ってください。そして、チラシもお持ち帰りください。そして、あなた自身がボランティアとしてお力を貸してください。そして、今日は素晴らしい音楽を聞かせてくれたこちらのバンドのメンバーにも皆さん、大きな拍手を。党を立ち上げてから6年。バックに宗教なし。バックに大企業なし。一人ひとりが横に拡げて国会議員14人になりました。この勢いを止めないでください。さらに拡大させてください。その鍵を握っているのはあなた。比例は「れいわ」、全国どこの投票所からでも比例は「れいわ」とお願いいたします。比例はれいわ。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

