
米村明美:
皆さん、こんにちは。この兵庫選挙区で立候補しています、れいわ新選組の米村明美と申します。もう3日に選挙が始まりまして、もう毎日忙しく兵庫県のいろんなところを回っていますが、もう既にかなり熱いボランティアの方、支持者の方に会いました。先日は子どもまでがこのピンクの街宣車を見て「米村さぁん」っていう風に呼んでくれました。「消費税廃止」、「戦争は絶対ダメ」って言ってました。なので、私たちのボランティアの力、市民の力がどんどん広がっているのをすごく感じました。私は28年間、海外に住んでいました。それまでは、この神戸で20代、30代を過ごしていました。そこにあるP&Gという外資の会社で働いていたんですけれども、夜は英会話教えながらお金を貯めてアメリカに留学しました。そのときは、まさか30年後にここに立つなんていうことは全然考えてなかったです。そのときは海外の国際協力とかしたいという風に思ってましたが、日本がどんどん弱くなっている、その危機感を感じて2021年に帰ってきました。そして、れいわ新選組のボランティアに加わり、活動をしています。奨学金。私は教育が専門なんですけれども、奨学金という国のローンっていうのはその頃はありませんでした。母子家庭で育った私でも、私立の大学に私の母親、行かせてくれました。今はそれができないほど経済が悪くなってると聞きました。給料が上がっていない、いろんな社会保障が上がる、大変なことになっています。私はこれを変えたい、そして戦争を絶対しない国、原発を絶対止めたいと思う気持ちで、このれいわ新選組から立候補しました。皆さん、よろしくお願いします。

山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。お仕事お疲れ様でした。そしてこれから2つ目、3つ目に向かわれる方もいらっしゃるかもしれません。本当にお仕事ご苦労様です。れいわ新選組代表山本太郎、これから皆さまに演説をさせていただきますが、その前に、ここ兵庫県にお住まいの皆さん、ぜひお願いがあります。先ほど演説をしたこちらの方、米村明美と申します。どうかあなたのお力でこの人を国会に送っていただきたい。世界中を回ってきた。さまざまな場所です。アフリカから南米までいろんなところの教育を変えてきたんですね。ユネスコとかいろんなところで働いてきた。その米村明美を日本の国会に送っていただきたい。ここ、ここ兵庫県からは、この方、米村明美にどうかお力を貸してください。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。また後ほど。

改めまして、れいわ新選組代表山本太郎、まず冒頭にもう1つ、皆さんにお願いを。全国どこからでも比例の投票用紙、比例の投票用紙には、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。よろしくお願いいたします。さぁ、それでは演説をさせていただきます。皆さん、景気は良いですか? どうでしょう? 「賃金、上がりまくって笑いが止まらない。物価高? 一体、何のお話でしょうか?」そんな方はどれくらいいらっしゃいます? いいんですよ、いて。いらっしゃった。珍しい。今日、九州からずーっと聞いてきたんですよね。広島行って、岡山行って、手が挙がらない。昨日、一昨日も。いらっしゃった。ぜひ私たちに献金ください。よろしくお願いします。羽振りのいい人が1名発見されました。ありがとうございます。多くの方々はどうやら、そうではないようです。厚生労働省の調べでは、生活が苦しい、そうおっしゃってる方々は国民の6割。国民の6割が生活苦しいのが今の日本です。それだけじゃなく、2024年、倒産件数1万件超えてます。誰が倒れてますか? 中小零細地域企業、バタバタ倒れてるんですよ。かなり広い業種にわたって過去最高の倒産件数。どれくらいの業種に及ぶか? 28業種です。もう1回、言います。6割の国民が苦しい、そして、中小零細、地域企業はバタバタ潰れているのが今の日本。国会、何やってるんですか? 150日間開かれた国会、最近閉じました。その中で答えが出たようです。政府「2万円配ります」。野党第一党「私たちが力を持ったら、食料品のみ1年間だけ消費税減税します」。負担軽減、月々5300円程度。いい加減にしてほしいんですよ。この国民の苦しみを。30年、国が不況が続く先進国、ただ1つ。世界を広く見渡しても、先進国、ただ1つ。30年不況が続く日本の中で、コロナが来て、立ち直る前に物価高まで入ってきてしまっている。この三重苦から国民を救い、中小零細、いかに元気にしていくか、そんな政策、全く聞こえてこないんです。このままじゃまずい。更なる不況がやってくる。今、必要なことは大胆な経済政策。この国に生きるすべての人々を底上げし、そして日本のものづくり、この力を取り戻していきながらジャパン・アズ・ナンバーワン、もう一度取り戻したいと思ってます。れいわ新選組と申します。これからやりたいこと、政策などをご説明して参ります。
30年、不況って言いましたね。本当ですか? 本当ですよ。先進国で比べてみてください。先進国と実質賃金で比べてみますよ。実質賃金とは物価を省いたもの。先進諸国はみんなこの30年、実質賃金は右肩上がり、どの国も経済が成長し賃金が上がり物価も上がってる。時給に直せば時給2000円以上、普通です。一方、日本どうですか? この30年、国は衰退を続け成長せず賃金も上がっていない。実質で見ればこの30年、賃金下がりっぱなしですよ。当然、多くの人々が所得を落としてしまってる。どれくらい所得を落としてるかって? 所得の真ん中で見てみましょうよ。つまりは所得の中央値。皆さんご存じの通り、一番高い所得と一番低い所得、全部を並べたその真ん中。所得の中央値が27年間、不況の日本で145万円真ん中が下がってるんです。こんな国、世界に存在している? ありませんよ。日本だけですよ。この状況、一体どうやって変えていきましょうか。個人で頑張って。民間なんとかしろよ。それでなんとかできるんだったら、30年も不況になってませんよ。今、必要なことは何か? まずは経済を立て直すこと。経済を立て直すために何が必要ですか? 経済の基本を見れば一目瞭然。この国の経済はあなたによって支えられてる。つまりはあなたの消費、個人消費がこの国の経済の54.3%なんですよ。はっきり言えば、あなたの使えるお金が、みんなの使えるお金が、去年よりも今年、先月よりも今月、先週よりも今週、みんなの使えるお金が増えていけば、当然、国の景気は持ち直す、国は成長していく。当たり前のことですよね。30年、逆方向にずっときたのが日本。だからやるべきことは1つ。まずは分配。そして成長に繋げていくこと。具体的に言えば、ただちに減税、ただちに社会保険料の減免、ただちにこの悪い物価高が収まるまでの給付金。さまざまな方法であなたの使えるお金を増やし、あなたの消費が回りまわって誰かの賃金に変わっていく、その循環を大きくしていくしかありません。れいわ新選組、一丁目一番地、取り組みたいこと。まずやるべきは消費税の廃止です。消費税廃止と聞いて、そんなの無理に決まってる、そう思われた方に特に聞いていただきたい。どうして消費税廃止、無理なんですか? そりゃそうだよ、消費税廃止なんてやっちゃったら私たちの社会保障、どうなるんですか? テレビ・新聞でも言ってる。だから消費税を触ることは許されない、そう考えている人が非常に多い。ごめんなさい、全く間違ってます。
消費税、この30年取られて、この国の社会保障、豊かになったんですか? なってません。悪くしかなってない。それもそのはず。消費税が上がるたび、この30年、大企業などが支払う法人税は減税されっぱなし。つまりは消費税収の約61%が大企業減税の穴埋めに使っていたといわれる。あなたが払った消費税はあなたに返ってくるものではない。組織票と企業献金、自分の議員バッジをつけてもらうために彼らにおねだりをし、そして魂を売った結果、一部の者はどんどん溜め込むことになった。利益を巨大化することになった。でも、それと引き換えにこの国の貧困はさらに拡大していくことになった。これ、変えなきゃダメなんですよ。消費税とは、あなたのために取られている税金ではない。大企業に大減税、そのための穴埋めに使われているなら今すぐやめるべき。消費税をやめれば、あなたの使えるお金、どれくらい増える? 平均的な世帯で年間30万円くらいのお金があなたの使えるお金として増える。月々に直せば2万5000円です。2万5000円。この物価高のときに、あなたの財布の中に使えるお金が増えるんだったら心強くないですか? いいコメ、もっと食べれるんじゃないですか? やりましょうよ。30年、政治が行なってきたことは、ひと握りに対しての支援だけ。大企業や資本家は右肩上がり。大企業、この数年、毎年のように過去最高益。そして大企業がこの12年間に溜め込んだ新たなキャッシュ、現預金は139兆円。世界で2番目に金持ちが多い国が日本。富裕層、超富裕層、いわゆる大金持ち。この大金持ちが2年間、直近の2年間で貯め込んだ新たな資産105兆円。よかったですね。持ってる人たち、もっと持つようになっちゃった。一方、そうでない人たちは貧困、拡大し続けるだけ。冗談じゃない。そんなもの政治って呼ばない。もう既に政治の皮を借りた強盗やギャングと違わないじゃないか。そういった者たちから日本を取り戻す。もう一度やり直す。れいわ新選組にその先頭に立たせてください。よろしくお願いします。

「山本太郎さんね、熱心にお話しされて、なるほどなるほど、うなずくところもありました。でもあなたたち数が少ないのよね。どうやって消費税廃止にするおつもり?」。そういうことをよく聞かれます。政治をちゃんと見てください。数が小さくても風穴を開け、その穴を大きくした実績がございます。2019年、山本太郎1人で旗揚げしたのがれいわ新選組。バックに宗教なし、バックに大企業もない。私たちのバックはこの国の未来、心配しかない、憂いてる、そんな人たちが横に拡げて、6年の間に14人の国会議員を生み出してくれました。2019年、私が旗揚げしたときにつくったチラシ。そのチラシには一丁目一番地、消費税廃止と書かれていた。国会に行って、自民党から他の党まで、皆さんにご意見いただきました。「いかがですか? この政策」。ほとんどの議員たちが笑った。「馬鹿なんじゃないか。国民が、もう既に自動的に支払うようになった消費税を今さら廃止にできるとも思わないし、今さら減税なんてできるわけもない。みんなが諦めて自動的に払うようになったこの消費税を今さら政策の一丁目一番地に掲げておまえ、大丈夫か? 終わったんじゃないか?」。散々笑われました。でもそこからの6年、何してた? 数は小さくても国会の中で、しつこくしつこく揺らし続けた。誰かの消費は誰かの所得。その消費を減らし、所得を減らし、そしてこの国の需要自体を壊し続けてきた消費税を、今、やめなければ、失われた30年は40年になる。国会の中で言われても言われても揺らし続けた。国会の外、中、力を合わせて揺らし続けた結果、6年経った今、どうなってる? この選挙のマニフェスト、公約、各党見てください。自民党以外すべての政党が消費税減税にスイッチしてきてますよ。動いてるじゃないかよ。小さな穴を開けてその穴を広げる。そして世論調査、各社新聞社では消費税の減税、もしくは消費税の廃止を求める声、7割以上ですよ。風が吹くまで待ってたらいつまでもチャンスは来ない。風は自ら起こしていくもの。6年で起こしてきてますよ。このまま行かせてください。決して長い物には巻かれない、ブレない、やるべきことをやる、それがれいわ新選組。あなたのお力で横に拡げさせてください。「消費税廃止」、それによってこの国の失われた消費、投資、合わせて需要、まず景気回復の第一歩、カンフル剤としてどうかみんなの手で勝ち取りましょう。れいわ新選組を先頭に。どうかお力貸してください。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」。全国どこの投票所からでも、比例は「れいわ」とお書きいただけます。どうかよろしくお願いいたします。
もうしゃべり過ぎて疲れた。ね。一日中。おしゃべりおじさんが神戸にやって来ましたよ。すいませんね、皆さん。選挙にはルールがございまして、8時にマイクオフでございます。それまではマイクが使える。なので残り40分、まだまだしゃべりたいんですけど、山本太郎の1人語りよりかは一方的に話を言われ続けるよりかは、皆さんの中にもこんなこと聞いてみたいとか、こんなことを言いたいって人もいるかもしれません。なのでマイクを回そうと思います。通りすがりのあなたに直接、れいわ新選組代表の山本太郎に質問をぶつけていただきたい。他にも私以外にもですね、外交、防衛、そういったことの専門家でもあられます伊勢崎賢治。私が立つ前にマイクを握りました。他にもですね、兵庫県の選挙区で、れいわ新選組が立てている米村明美にも問題によってはマイクが回っていくかもしれません。まずはですね、制限時間があるので20分、目処でやりとりを続けていきたいと思います。他の政党、こんなことやりたがれへんよ。選挙のときに失敗したくないからね。物を知らないっていうこともバレてしまう。当然です。人間だから全部知ってるわけない。ごめんなさいね、最初に謝っておきます。勉強不足で答えられないときには、そのテーマ預かって調べさせてもらいます。そんな感じでやりとりをさせていただければ幸いです。まずは30秒。マイクを持った時点で30秒で質問まで行っていただける方、どなたかいらっしゃいますか? マイク握りたい人? いいんですよ、どなたでも。通りすがりのあなた。じゃあ、この道の一番端っこにいるTシャツ、あなた行きましょうか。黒Tの方。
質問者:
こんにちは。神戸で会社を経営してるんですけど消費税がきつ過ぎて、7月決算なんですけど、消費税を廃止にしてくれると聞いてちょっと応援に来たんですけど。ぜひとも消費税廃止をよろしくお願いします。以上です。
山本太郎:
ありがとうございます。経営者の方なんですね。今、おいくつですか?
質問者:
30歳です。
山本太郎:
なるほど。ちなみになんですけど、ごめんなさいね、個人情報なのであまり踏み込んだこと言いたくなかったら言わなくていいです。その7月決算で取られる消費税ってどれくらいのもんですか?
質問者:
どれくらいなんだろ。
山本太郎:
ばっくりでいいですよ、年間でも結構です。
質問者:
1200万くらい。
山本太郎:
1200万。うわ、消費税なくなったらこの1200万浮くわけでしょ? これ1200万もしも浮いたとしたら何に使いますか?
質問者:
従業員に還元したいなと思って。
山本太郎:
聞いたか? みんな。これだぜ。賃金上がらない理由つくってんのが消費税じゃないかよ。経営者の多くの方々が賃金は上げたいと思っている。大企業はそこそこ上がってるみたい。もちろん中小企業も上がっています。例えばだけれども2024年で見てみると、賃上げが可能になりました、そんな中小企業どれくらいあるか? 74. 3%。「74. 3%が賃上げできたのか、じゃあ大丈夫だな」、そうならない。中身を見てほしい。そのうちの59. 1%は防衛的賃上げ。利益増えてないんですよ。でも賃上げするしかなかったんですよ。じゃないと労働者逃げるから。でもそんな賃上げ、無理矢理の賃上げ、いつまで続けられますか?って話なんです。賃金が上がっていく、投資がされるような社会をつくっていく、そう政治では言う。でも大きな間違いがある。それは何か? 賃上げができる。そこに対して一番、基礎的なものが足りてないんですよ。それが消費なんですよ。人々の購買力、物を買う力がベースになければ、景気さえも良くならないっていう話。景気を良くするためには何ができるか? 先ほど言いました。国が今、社会にお金をちゃんと回すためにも消費税をやめて一人ひとり使えるお金を増やしていく。不景気のときに消費税下げるなんて当たり前ですからね、世界で。例えばですよ。世界で景気が悪いときにどれくらいのスケジュール感で消費税をやめているか。イギリス、7日。すごくないですか? 他にも、アイルランド23日、ドイツ28日、マレーシア16日。自民党の総裁、つまりは総理、他にも野党第一党のトップに、このことを言いました。世界では消費にかかるペナルティ、罰金は景気が悪いときには真っ先に下げるんだぜ。だって誰かの消費が誰かの所得に回るから。この消費が減れば所得も減る。消費が減れば事業者の売上も減る。売上が減れば会社が傾く。傾くとなるならば従業員の首を切る。賃金を下げる。この悪循環を防ぐためにも、世界で景気が悪いときには消費税を下げるの常識なんです。どうしてやろうとしないんですか? そう聞いたんですよ、皆さん。その答え、「ルール改正に時間がかかります。」どっちも言うんです。自民も立憲も。ルール改正に時間がかかる。なるほど、法律の改正っていろいろ面倒そうですもんね。世界ではどんなスケジュール感でやってるだろうか。フランス78日、ドイツ14日。急ぎなんですよ。国の景気が悪くなる。つまりは、国が弱くなる。国民が弱る。これを下げるっていうのが、これ安全保障の一丁目一番地でしょ? 国防の話なんですよ。なのにいつまでもズルズル、消費税さえ下げず、それどころかこれから上げようとさえしている。ある意味で、こんなとち狂った連中から国を奪い返すしかありません。今、この土地で、地域企業として頑張ってくれている若い経営者、本当に首が締まってしまってる。彼の会社が倒れれば、この街で回るお金さえ減る。彼の会社が倒れてしまえば、彼の会社の従業員、貰っていた給料を持ち帰って自分の地域でお金を回してるはず。それさえも途切れてしまう。だから支えなきゃダメなんですよ。だから、今こそ底上げするためにも消費税廃止させてください。よろしくお願いします。一緒にやってきましょう。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからさまざまなご意見、苦言などをいただいてます。30秒で発言していただける方、どなたでもいいですよ。通りすがりのあなた。じゃあ、そちらのお立ち台に上っているあなた、行きましょうか。

質問者:
さっきと一緒で消費税の話ですけど、僕のお客さんが追加徴税やられて入られて、電気代も家賃も払うな、と。税金払え、と。そんな強引なやり方してくる国のあり方に僕は反対です。で、僕はそこの卸してますけど、うちに100万くらいのお金を残しはりました。僕は取れないです。そんなやり方をしてまで税金を取るやり方に僕は本当、反対なんで消費税をなくしてください。
山本太郎:
ありがとうございます。ひどい話やね。税金って、むちゃくちゃ儲かってるとこから取るもんちゃうの? 何でないところから無理やり取んの? そんなことしたらみんな倒れますよ。ないところから取るな、あるところから取れ、常識じゃないですか? 過去最高に儲けている大企業からどうして一部でもいただかない? そうすればみんなをもう少し楽にできるはず。どうしてやらない? たった2年で105兆円の新たな資産を増やした超富裕層に対して、どうして課税を増やさない? おかしな話ですね。弱い者いじめを続けるということは、国自体を弱体化させること。絶対にそんなことを許してはなりません。今、30年の不況、そこにコロナ、そして物価高。今こそ、全国津々浦々にお金を回すためにも、消費税はやめる。消費税収の約61%が大企業減税の穴埋めに使われている。そう言えるならば、今こそ消費税をやめるべき。一人ひとりの購買力、お金を使える力を増やして日本の消費と投資を取り戻そう。消費税をやめることで、この国の中小企業、むちゃくちゃ息吹き返しますよ。だってね、税金が払えなくてごめんなさい。税の滞納ですよ。税の滞納のうちの54. 8%は消費税の滞納なんですよ。消費税払えてないの誰よ? 赤字でも払わなきゃいけない、借り入れしてでも払わなきゃいけない。そんな状態で苦しみ続けてんのが中小零細地域企業ですよ。この国の企業と名の付く9割以上が中小零細地域企業。この国の労働者の7割を雇用するのが中小零細地域企業。ここが苦しんで倒れそうになっているのをそのままに、手を打たないなんてあり得ない。そんなもの政治でも何でもない。そういった者たちから力を取り戻そう。そして一緒に日本やり直しましょう。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんから、さまざまなご意見いただいてます。アンチも大歓迎ですからね。遠慮しないでください。時間的な都合を考えて30秒、行けんのもう1人くらいかな、どうでしょう。どなたでも結構ですよ。そちらの女性の方行きましょうか。眼鏡かけておでこに付けてはる人。

質問者:
いいですか? すみません。こんばんは。暑い中お疲れさまです。今のお話と、あと政権放送を見させていただいたりして、消費税廃止のお話、すごくわかりやすく説明していただいて、すごく腑に落ちて今、すごく応援する気持ちになってるんですけれども、また全く違う観点からひとつお伺いしたいんですけれども。日本の政治はすごくアメリカの影響を受けてて、アメリカから、今のトランプさんなんかもやりたくてもできない政治っていうのがすごく見受けられるんですけれども、このあたりのことは山本太郎さんどう考えになってますでしょうか? お聞きしたいです。よろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。アメリカとの関係をどうしていきますか?というお話ですね? 端的に言えば。ありがとうございます。これね、同盟国って言うらしいです。アメリカと日本の関係。でも本当に同盟国なんですか? 表向きは同盟国。でも本質は何なんですか? 植民地です。植民地と宗主国。その関係性が日米の関係です。どうしてそんなこと言えるのかって? 日本の空を握ってるのは誰? 米軍です。日本の空は日本のものではないってこと。北方領土が返ってこない。理由は何ですか? 島を返したとしてもそこに米軍基地を置きませんという約束は日本側にはできないんです。どうしてか? 過去の密約などさまざまなもので米軍が望めば、日本のどこにでも基地をつくれるっていう約束になってるから。だから最終返ってこなかったんですよ。27回もロシア側とやりとりしたのに。それだけじゃない。アメリカで禁止されている訓練がどうして日本ではやりたい放題なんですか? アメリカではオスプレイ飛べない場所があります。理由は何でしょう。コウモリの生態系に影響を及ぼすから。一方で日本ではどうですか? 飛行禁止にされてる地域なんてないです。保育園の上でも飛ぶ。どこでも飛ぶ。低空飛行する。一方で米軍人が住んでいる、そういった家々の上には低空飛行しません。日本のルールは度外視なんです。アメリカは何でも許される。これってどうしてですか? 植民地だからですよ。このようなことを古くから、「あまりにもおかしい」「このルールを変えるべきだ」と言い続けてきたのがこちらにいらっしゃる。上がってきてください。伊勢崎賢治です。東京外語大学の名誉教授でありますけれども、シエラレオネ、国連PKO派遣団武装解除部長、東ティモール国連暫定行政府県知事、さまざまな問題、いろんな立場でアプローチしてきたんですね。で、何が言いたいかってことですよ。植民地を卒業する必要があるんですよ。対等にならなきゃダメなんですよ。アメリカは当然、ビジネスマンだろうから、最大限のことを投げてきますよ。一番高い球投げてきますよ。その高い球に対して、ごめんね、それは無理なんだということをこちら側が言わないと、すべてイエスになってしまう。そういうことです。じゃないと国が回らない。当たり前の話ですね。脱植民地化をしていくしかない。そのためには日本一国だけで難しいこともあるかもしれないから近隣諸国と力を合わせていく必要がある。東南アジアのみならず、他にもさまざまなグローバルサウスと言われる国々と固まりになってアメリカと交渉していく。日本のことははっきり言う。それ以外のことに関しても固まりになって協議していくっていう枠組みが必要になっていくだろうと、そういう話です。私たちはそういう風にしていきたい。というよりもそうしなきゃダメ。そう思ってます。逆に言えば日本側。伊勢崎さん、日本側には私、一番の強みがあると思ってんですよ。それは何かっつったら、逆に言ったら米軍基地なんです。日本側がお願いしていてもらってるんじゃないですよ、これ。アメリカが、アジアでのプレゼンスをしっかりと保つために、アメリカの世界戦略の中で絶対に外したくないものなんですよ。もちろん日本側に費用を出させてますよ、いろんな費用を。日本人は有難いって、そう思ってる人多いかもしんないけど、実は一番退きたくないのはアメリカ側なんですよ。こんな便利な基地を絶対に手放したくない。アメリカが無茶なこと言ってくんだったら、この米軍基地という部分でふるいにかけていく。揺らしにかかる。それくらいのことをしていかなきゃダメです。そして関税のことについても、一国でやりとりしたら、これやられちゃいますよ。飲み込まれちゃいますよ。だから多くの国々とグループを組んで、一対大勢でやりとりをしていくっていう風にやっていくっていうのが、私の考え方なんですけど、どうでしょう?

伊勢崎賢治:
僕の経歴で、もうひとつ付け加えることがありまして、外大の教授はもう退官したんですけれども、実はもう18年間、今年で18年なんですけど、僕、自衛隊の先生やっております。東京に統合幕僚学校っていうのがありまして、これ、陸海空の精鋭を育てるところです。18年目です。すべての自衛隊員は自分の子どもだと思ってます。ですから僕が言ってることは、この党が言っていることも、自衛隊反対とか、日米同盟廃棄とか、あんなことは言ってない。言ってない。でも日米だけに存在するいびつな構造をこれを僕は自衛隊で教えてます。それは日米地位協定。アメリカは実に80カ国以上の国に駐留しております。その1つが日本。それだけにしか過ぎない。実に100以上の地位協定を持っている。そのうちの1つが日米地位協定。日米地位協定だけおかしいんです、これ。これ僕の専門分野ですから、国際比較しましたから。何がおかしいか? 主権がないのです。主権がないのです。他の親米国というのは、同盟国というのは、アメリカに駐留を許すけれども許すけれども自由を許さない。ましてや横田空域。ここ違いますけど、東京のお空、あれは日本のものじゃないですよ。戦後ずっとアメリカのものです。そういう国には日本以上にアメリカ軍に依存している国、今日アメリカが出てったら明日、国が潰れるという国もいっぱいあります。でもそういう自由は許さないんです。なぜか? 主権国家だから。もしアメリカが自由に気ままにここを飛び立って隣国を、敵国を攻撃したらどうなります? その隣国は報復するでしょう。これは国連憲章で認められた当然の権利なんです。どこに報復しますか? 何千キロも離れたアメリカ本土ですか? それともここですか? ここでしょう? だから国防の観点から、ね、アメリカ軍に許可はするけれども、絶対に自由は許さないというのが主権国家なんです。なぜか? もう一回繰り返します。国防のためです。国防のためにアメリカに自由は許さない。それが許されるのは他の国でもそうなんですけども占領期なんです。占領期。わかります? 占領期。占領期なんですってことは、我々はこれは脱しましょうよ。我々の国防のために。国防のためにこの状態から脱する。実はそういう超党派の動きを始めてたんですね、石破茂。僕の盟友です。中谷元、今の防衛大臣、僕の盟友です。問題意識持ってます。同じ問題意識です。でも権力に座っちゃうとできないんですね。80年間、この占領が続いてたから言えないんですよ、問題意識があっても。同じ問題意識なんですよ。ね。だからあの党はつまり自民党は一回崩しましょう。一回破壊しましょう。それができるのはたぶんこの党だけです。れいわ新選組、よろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組の特定枠、れいわで最初に国会議員になる人が伊勢崎賢治です。それが特定枠です。幼稚園レベルの国会での安全保障議論。もう終わらせるしかない。本物を投入するときが来た。国会議員の誰が武装解除やったことありますか? 彼はさまざまな場所で、アフガニスタンでシエラレオネで、政府軍とゲリラ軍が戦うところに武器を置けと、丸腰で交渉しに行くネゴシエーター(交渉人)です。それで実際に戦争を終わらせてきた。武器を置かせてきた。本物の戦争とは何か? 紛争とは何か? そこに必要なものは何か? そういうことをわかった、本物の安全保障の議論をできる人間を国会に。どうかれいわ新選組、比例は「れいわ」でお力貸してください。ありがとうございます。始めていくしかないです。今からね。ありがとうございます。さぁ、というわけでですね、残り時間も短くなってきました。30秒でお願いしますと言いましたが、皆さんからマイクを握っていただく時間、10秒。10秒でしゃべれるわけないって方のためにやってみますよ。「憲法改正どう考えてますか?」8秒くらい。「消費税やめるって言ってますね。財源どうするんですか?」8秒くらい。こんな感じです。ご挨拶いりません。ストレートにそのまま質問に飛んでいただければ10秒以内には収まります。10秒でもマイク握りたいって方はどこにいらっしゃいますか? どなたでもいいんですよ。どなたでもいいです。じゃ一番前の。大丈夫ですか? いい感じのお酒入ってそうですけど。あなたから行ってみましょうか?
質問者:
山本さんの。
山本太郎:
あ、あなたが持ったの? そっちじゃないねんね。どうぞ。
質問者:
政策の順位って教えてほしいです。どこからやっていくって。
山本太郎:
政策の順位。一番最初は減税。でも減税ってすぐに明日からってわけいかないでしょう? 明日から減税されないという間をどうやって繋げばいい? 給付金が必要なんですよ。バラ撒き? 冗談じゃない。6割の国民がしんどくて、多くの中小零細、飲食店などがバタバタ潰れてってる。この状況のときには、ちゃんと安心できるだけの給付金が必要なんです。つまりは何か? まずは10万円給付ですよ。「10万円給付、金持ちにも配るのか?」、配ればいいんですよ。後で税金で回収すりゃいいんだから。10万円を給付すると言っても、いきなりみんな全部は使わないんです。それは前回の10万円給付ではっきりしてます。10万円を給付された後に、もらってすぐ使った人は全体の2割から3割なんですね。多くの人々はお金をそのまま置いておく。そして徐々に徐々に使っていく。もしくはずっと置いてく人もいる。そうやって社会の中にお金がゆっくり溶け込んでいくので、給付金を出した、それによってインフレがいきなりひどいことになるってことにはなりません。まずは減税。私たちが言っている「消費税廃止」をするべき。けれどもそれができるようになるまでには時間がかかる。だから国債発行でまず減税を行い、両輪で法人税の累進税化。大企業に対して、儲かりまくってるところはそれなりにいただく。儲かってないときには下がる。全く儲かってないときには払わないでいい。この累進性を法人税の中にビルトインしたい。他にも金融所得。1億円の壁とか言われてますよね。こういったところもしっかりと総合課税的にこれは変えていく。儲かってれば儲かってるほど、むちゃくちゃ儲かってるほど、当然、それはお金を回収しなければなりません。この両輪です。まず国債発行ですぐに減税に向かう。そしてもうひとつの車輪として、税制改正を行なっていく。そういったことで始まる前までにタイムラグがあるから現金給付をやる。まずこれが一歩です。最初に日本の消費、投資、これを喚起していくってことが一歩目だから。ごめんなさい、10秒なんでもう無理です。次の方、行きます。他、10秒でお話ししていただける方、いらっしゃいますか? どうでしょうか。どうです? じゃあ、その後ろ。この後ろ。手挙げといて、そのまま。あなたね。
質問者:
山本太郎さんが何をやったか知らなくて。これまでのやり遂げたことを知りたくて。お願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。2018年、西日本豪雨。かなりひどい豪雨でしたよ。このときに政府側は何をやっていたか? カジノをやっていたんです。カジノ法案の審議。西日本豪雨ではほとんどこれはもう無視されてた。ダメなんですよ、そんなことやってちゃ。国の持ってるリソース、こういったものをすべて注いで被災地を救わなきゃいけないときに、そんなことをやってた。けれども私は内閣委員会でカジノの審議に関わってた。もちろん反対で。そのときに政府詰めて100台の重機、100台の重機を被災地に入れさせました。その重機がなければ、土砂崩れになった家とかは救われてない。そのことであったりとか、他にも最近ありました能登半島地震。2024年です。このときには自分の職場、漁師さんだったり農家だったり、こういった方々。こういった方々が、自分の職場と家が離れているということであるならば仕事にならないんですね。家は潰れてしまってる。海の近くの家に住んでたけども潰れてしまっている、そういう人たちに対して、そういう人たちのための仮設的な住宅、そういうものをつくっていくってことにも貢献しました。で、国がもう、とっとと撤退をしようとしていた。大地震が2024年元日にあって、そしてその同じ年に、9月に豪雨災害があったのに、この災害は過去10年の間でも最も多い土砂災害、比べものにならないくらいの大きな被害だったのに、国は衆議院を解散して選挙しちゃったんです。本当は自衛隊、出動要件3つあるんだけど、それはクリアしてたはずなのに、それだけの大ごとがあるときに選挙なんてやるのか?って言われちゃ困るから自衛隊さえ出さなかった。そのことを国会の中でしつこくしつこく言い続けたら、根負けしたんですね。国がルールを変えて、そういった被災地、土砂とか家だけじゃなく、生活に関わるコミュニティーに関わる11もの物、保育園、学校。他にもお神輿が泥にまみれたりとか、畑だったりとか、いろんなところの土砂撤去を行う重機と燃料代を国がこれ出すことに決まったんです。それは今回だけじゃなくて、今後続く災害の中でも、それは継続されることになりました。なぜこのことを言ってるかっつったら、誰もが災害の被災者になり得るんですよ。誰もが災害の被災者になり得る。私、予算委員会で、消費税のことと、この被災地の復興のことしかやってませんよ。だって裏金問題しか追及してないんだもん、ほとんど。野党だって。その問題は、むちゃくちゃ大変な問題だけど、今、目の前で、地震からの復興できずに、水も通らずガスも通らず電気も通らずっていう中で暮らしてる人たち、いっぱいいてね。その中で9月にまた土砂災害で振り出し以上に戻っちゃったって。どんな絶望の中で生きなきゃいけないの? 一番困っている人に寄り添うものが政治でないならば、政治がある意味ない、思ってます。今、私が言ったものはほんの一部です。はっきり言いますね。力がないれいわ新選組であったとしても、やれることはある。けれども、もっと力を持たせてもらえたら、やれることはさらに広がる。ぜひ力を持たしていただきたい。首都圏直下地震、南海トラフ、とんでもないそんな大きな災害がもうすぐ来るって言われてるんですよ。想像してみてくださいよ。南海トラフってどれくらいの規模ですか? 被害額、被害想定額で考えると、阪神大震災の18倍。東北の震災の10倍。それがこの国を襲ったときに国はみんなの命守れる? 今のままじゃ守れない。助けようがない。ひょっとしたら諦めるかもしれない。絶対にそんなことをさせちゃダメなんですよ。だから、皆さんを経済的な災害と自然災害から徹底的に守るっていう姿勢を貫いてる政党を応援してほしい。その名をれいわ新選組といいます。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」でお力貸してください。ありがとうございます。さぁ、もう1人いこう。短めに。10秒。一問一答でいけるといいな。すいません。じゃあこの角度、後ろのほう、白いTシャツ。あなたです。

質問者:
消費税廃止にするの、すごい賛成派の人間なんですけど。僕、ちょっと頭が悪いので教えていただきたいんですけど、消費税を廃止したときに生じるデメリットって何なんですかね?
山本太郎:
ありがとうございます。消費税を廃止にしたときのデメリットはどんなものがあるかっていうことですか? メリットのほうが多過ぎて、なかなか目がいかない部分ではあるとは思うんですけれども。そうだな、大企業がこれまでのように消費税を上げるために減税してもらえるっていうインセンティブがなくなるっていうことくらいかな。でもね、私はね、大企業とか資本家を目の敵にはしてないんですよ。儲けりゃいいやん、そう思ってるんです。ただし、儲け方として国内を食い潰すような形で儲け続けたら持続可能じゃないでしょ? この国で一番景気を大きくするためのエンジンって何? 個人消費。個人消費を弱らせていくような、政治の使い方を資本家がやり続けたんですよ。税金払いたくない、他のやつらに払わせろ、消費税。労働環境、ここを変えていけ、働く人が一番のコストだから。人間が安く働くような形に変えていった。非正規、不安定、すぐ首切られる。賃金安い。4割、労働者の4割がそこまで来た後に何が起こった? 低賃金外国人労働者、大量に入れた。奴隷使いですよ。外国人がどうした、あいつらを追い出せ、そんな言葉が聞こえる。はっきり言うわ。恥を知れ。一番文句を言う相手。誰かわかってるか? 外国人労働者、低賃金で働く者たちは母国に帰ればその国を繁栄させるための人材。それを奪ってきた上でこの国で奴隷使いにさせて、この国の雇用、その環境を不安定にさせるようなことをさせたの誰? 資本側じゃないですか。経団連を中心とした。その手足となったのが政治家でしょう? どうしてこの外国人問題に対して奴らに矢が飛ばないんですか? 海外から来て働いている人たち、その人たちに矢が向いたって根本的解決にはならない。この仕組みをつくり、それを増大させてきた。そういった資本家や、それに従ってルールをつくってきたっていう政治家にこそ矢が向けられるべきだと思ってます。
話、戻ります。消費税がなくなって困る人、誰ですか? 大企業じゃないかなと言いたいところだけど、ごめんなさい。大企業でさえも海外に出て行く必要なくなると思う。どうしてか? 国内の需要が活発になれば国内でも十分に儲けられるような状況になっていく。これがジェトロ(日本貿易振興機構)、古くは経産省がずっと毎年調査してきたこと。何か? 何しに海外に出て行くんですか? 各企業に毎年調査している。結果、何でしょうか? 法人税が安い。税が安いから海外に行くんです。そう答えたのは複数回答ありのうちで8%~9%のみ。複数回答ありで8割以上9割近くを占めているのが需要なんですよ。物が売れなきゃ話にならない。30年死んでいる国内経済でこの先、自分たちを成長させられるような会社なんてつくりようがない。だから市場を求めて海外に行くんですね。何言ってんだ。あんたの足元が本当は一番大きなエンジンがあるんだぜ。この国の個人消費を徹底的に喚起していきながら、投資も入る、所得も上がるっていう循環を、30年失われてきた循環を、今、つくらずしていつつくる。失われた30年、40年にするんですか? 私はごめん。地獄が深まった国では暮らしたくない。でも、この国で生き続けなきゃいけないっていう人たちが圧倒的多数じゃないですか。資産があって海外に逃げられる、そんな人どれくらいいる? この国に生きるほとんどの者たちがこの国が良くなろうが悪くなろうがこの国で生き続けるしかないんですよ。だとしたら政治、変えるのが一番の近道じゃねえか。やってやろうよ。その先頭に立たせてください。れいわ新選組です。ありがとうございます。
つまりは、消費税廃止は回り回って大企業や資本家にとってもプラスになるね、私はそういう風に理解していただきたいと思っています。ありがとうございます。さぁ、というわけでれいわ新選組代表山本太郎、皆さんからのご質問に答えて参りましたけれども時間が終わりに近づいて参りました。いよいよエンディングでございます。一番最後に山本太郎とツーショット写真、撮って帰ってほしいです。そのインフォメーションもします。れいわ新選組代表山本太郎と申します。「政治なんて変わるわけないだろう?」、よく聞く言葉ですね。「あなた1人の力で何かできるわけ?」、よく聞く言葉ですよ。そんな人々の諦めが集まれば国を30年終わらせた、そんな結果にも繋がっていく。だから諦めたくないんですよ。そんなこと何も知らなかった、自分の人生うまくいってたから。けれども、大きな地震があって原発が事故に遭った。そのことから世の中をちょっとずつ世間知らずの私が見ていくようになった。びっくりしたんですよ。世の中ってこんなに壊れてたの?って。最初は東電や国に対して怒りを持った。でも、いろんなことを知っていくうちに労働環境こんなに壊れてて、この国には貧困があって、知らないことを知っていくうちにその怒りは自分自身に向いたんですよ。何やってたんだろう、今までの人生。誰かが困った時に声を上げたことがなければ、何かを助けたこともなかった。そう思った時に非常に申し訳ない思いになった。若い人たち、本当に申し訳ない。ふがいない大人がこの社会をダメにしてしまった。だからやり直したいんですよ。その反省から政治に足を踏み出し、そして自分で党をつくりました。れいわ新選組。6年かかって14人の国会議員、バックには宗教もそしてさまざまな団体もありません。この社会、将来を考えて心配だっていう一人ひとりが横に拡げてくださいました。どうかあなたもこの流れに加わって、どうかこの社会を変える一員になってほしい。お力を貸してください。私たちに力を与えてください。裏切ることはいたしません。れいわ新選組と申します。

さぁ、それではインフォメーション最後にして参ります。お願いがあります、皆さん。「れいわ、頑張れ」そう思ってくださったあなた、もしもいらっしゃったらお帰りの際、私が今、手元に持っている封筒をお持ち帰りいただきたいんです。この封筒、中身は何かと申しますと、最初にお詫び申し上げます。中には現金が、入っておりません。申し訳ない。自民党ではないので現金は入っておりません。この中身は何かと申しますと、はがきが入っております。これは公職選挙法、選挙のルールで定められた使っていいツールなんです。あなたの1票を横に拡げる、2票3票と横に拡げるための非常に優れたツールになります。茶色い封筒は兵庫県内のあなたのお友達を紹介してください。白い封筒は全国のあなたのお友達を紹介してくださいという話。中をめくるとはがきが入っています。裏をめくると宛名宛先が空欄です。どうかあなたのお友達の連絡先をこちらに記入し、そして一言メッセージを添えた上でもう一度封筒に戻してポスト投函してください。はがきのままで投函すると、これ、無効になってしまいます。非常に厳しいルールなんです。そこら辺の説明ですね、今、聞いただけじゃわかんないって方のためにも説明書きが書いてあります。ぜひお力を貸してほしいと思います。大きな政党に、私たち小さな者が正面からガチンコでぶつかっていく、ある意味でのこのぶつかり合いというところにさらに力が増すようにあなたのお友達、ぜひご紹介ください。よろしくお願いします。
続いて、皆さんのおうちに壁ありますか? 壁。「うちにはあるよ。嫁との間に冷たくて高い壁がな」そんな話してません。外壁の話です。家の周りに壁がある、そんな方はですね、ぜひこちらのポスターを貼っていただきたいんです。テレビ・新聞から嫌われております。余計なこと言い過ぎてますかね? なので、ぜひポスターを貼って、こういう選択肢もあるんだということをぜひ皆さんにご協力いただきたいんです。ルールがございます。壁の持ち主が貼っていいよと許可を出してくれた壁であるならば、どこにでも貼っていただけます。お店の中、居酒屋のトイレ、そんなとこでも結構でございます。どうか選挙中にも貼れるこちらのポスター、お持ち帰りいただき、1枚でも多く貼っていただけますと助かります。よろしくお願いをいたします。ただ今のポスター、そしてこちらの封筒、公選はがきのほうも、私の右側、皆さんから見たら左側になるかもしれません、あちらのほうでお渡しできます。よろしくお願いをいたします。そして、むちゃくちゃお金かかります、選挙。れいわ新選組、ここ兵庫県からは米村明美を立候補さしています。この人が選挙に出るのに入場料だけで300万円かかります。そして比例の候補。比例の候補立候補するとき、例えば伊勢崎賢治、1人当たり入場料いくら? 600万。今回、24人の立候補者、合計で1億円を超えてます。その他さまざまなところにお金がかかる。選挙カーだ、事務所だ、いろんなことにかかっていくと数億円、簡単に飛ぶ。私たち裏金的なものがございません。なので、もし皆さんの中でご無理せずに私たちにお力を貸してくださる方、ワンコインでも結構です、ぜひご寄附のほう、よろしくお願いをいたします。皆さんのご協力があれば、新聞の広告載せたりとか、YouTubeの広告増やしたりとかっていうことに繋がっていけます。ぜひ無理のない範囲でご協力いただける方は、あちらのデスクのほうでよろしくお願いをいたします。さぁ、というわけで、れいわ新選組、ここ兵庫県で、ぜひこの人を、世界の教育現場を改善してきた米村明美を国会へ。米村さん、最後、一言どうぞ。
米村明美:
皆さん、兵庫県から政治を変えていきましょう。市民の手に政治を取り戻しましょう。お願いします。

山本太郎:
日本を変えるためにアフリカから帰ってきたんです。よろしくお願いします。そして、伊勢崎賢治さん、お願いします。
伊勢崎賢治:
米村明美さんと僕と、共通してるところがあります。はい。国連、ミッション感覚ですね。政治家になって、ズルズル政治家でいることが目的ではありません。ミッションです。任務をやり遂げます。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。他の政党と何が違うかって? 政治家になりたくて立候補してるんじゃないんですよ。やるべきことがあるから、政治家という仕事を利用したいだけなんです。ぜひやらしていただきたい。何が何でもこの仕事にしがみつく、そういうような感覚の政治家が多いから世の中これだけ壊れるんですよ。そうじゃない。そういう人間を数多く議会の中に送り込んでいただきたい。れいわ新選組と申します。ここ兵庫県にお住まいの皆さんには「米村明美」、「米村明美」と書いていただきたい。そして、全国どこでも比例の投票用紙、比例の投票用紙は、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。そしてあなたの周りの選挙に興味がない、そんな人たちにも声を掛けて、「れいわ」、「れいわ」と書いてください。あなた1人の力で2人分、3人分、4人分の力に拡げられる。あなたこそがこの国のオーナー、あなたこそがこの国の最高権力者。あなたがいなければこの国は変えられない。あなたがいなけりゃ始まらない。一緒に変えてやろう、この国を。日本をやり直す。れいわ新選組。このあと、この3人の間に挟まって写真を撮ってください。比例は「れいわ」。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

