
山本太郎:
れいわ新選組代表の山本太郎と申します。大きな音で失礼いたします。一緒に日本をやり直してください、皆さん。とんでもない状況になってます、今、日本が。経済ボロボロ、30年不況が続く国、それが日本です。どうかあなたのお力を貸していただきたい。物価高だけで苦しんでるわけじゃない。30年の不況、そこにコロナ、そこから立ち直る前に今のような物価高になっている。三重苦をひっくり返す。あなたの使えるお金をさらに増やしていかなければこの国の経済は復活できません。そしてもう1つ。世界がきな臭くなってる。ウクライナとロシアの戦争。それのみならず中東では第三次世界大戦に向かうのではないかという寸前まで来ていた。そして次のラウンドはここ、アジアに移ろうとしている。台湾、ここに関して戦争に絶対させないというためには今の幼稚園レベルの国会の議論では話になりません。実務家が必要。実務家とは何か? 世界中で起こっている戦争を実際にその現場で止めてきた人間が今、マイクを握っていた、伊勢崎賢治なんですね。アフガニスタン、シエラレオネ、政府軍とゲリラ軍が戦うところに入って行って「武器を置け」、そのような交渉を直接して実際に戦争を終わらせてきた。国連の代表として日本の代表として何よりも東ティモールの国連暫定行政府の県知事を務め、そして国連PKO派遣団、武装解除部長まで務めた。つまりは戦争を終わらすためには、この男の存在抜きには無理。日本の国会に本物の安全保障の議論を。どうか伊勢崎賢治にご注目ください。ありがとうございました。

伊勢崎賢治:
お願いします。どうも。
山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。お仕事、お疲れさまでした。そして遊びに向かわれる方もいらっしゃるかもしれない。その一方で2つ目、3つ目の仕事に向かわれる方もいらっしゃるでしょう。本当に暑い中お疲れさまです。朝から晩まで働いてこの暑い中、倒れそうになっている。高い税金を払って社会保険料もひどい。皆さんが頑張ってんのに一番頑張ってないのが政治なんてあまりにもひどい話だと思いません? この30年、日本はどうなってますか? 経済、ずっと悪いままなんです。世界の先進国の中で30年、景気が悪い国、それって日本だけなんですよ。そこに物価高まで来てしまった。コロナまで来てしまった。今、国民の6割が生活苦しいんですって。皆さんの中で「生活楽勝。賃金も上がりまくっている。問題ない」って方、どれくらいいらっしゃいます? いていいんですよ。いていいんです。あ、これから遊びに行って気分が上々になってって手が挙がってますね。ありがとうございます。6割の国民が生活が苦しいという状況はこの先、何に繋がっていくか? 大きな不況に繋がっていきます。2024年、中小零細企業が1万件以上倒産してるんです。しかも過去最高に。過去最高に倒産している業種、28に及びます。どんな業種が倒れてるか? 農家、酪農家、病院、診療所、他にも歯医者。子どもたちの居場所、放課後学童クラブ。そして老人ホーム。そして訪問介護。何が言いたいか? あなたが困ったときに駆け込む病院、この先減っていきます。あなたが困ったときに介護を受けられる、そんなサービスも減っていく。それだけじゃない。コメ不足のみならずコメ以外も足りていない。そんな社会がもう目の前まで迫ってんのにどうして国会の中は議論、ほとんどそれについてしてないんですか? すべてを物価高ということで問題まとめてしまってる。そうじゃない。物価高でも苦しい。コロナからも立ち直ってない。何より30年の不況。この3つをなんとかするのが政治の使命じゃないですか? いかがでしょう? これだけ苦しい社会の中でたった2万円、一体何の意味があるんだ? 2万円でどうにかできる状況にない。それだけじゃない。食料品だけ減税されたって失われた30年を取り戻すことにはならない。これっぽっちの政治からの答えに対して、バラ撒きだという声がある。勘弁してほしい。国民の6人に1人が貧困。高齢者5人に1人が貧困。一人暮らし女性4人に1人が貧困。一人暮らし女性高齢者2人に1人が貧困。ひとり親家庭、2つに1つが貧困。この状況の中で一体、何がバラ撒きだというんですか? 必要だからやらなきゃいけないんだよ。とっとと減税を。必要だからやらなきゃいけないんだよ。とっとと給付金を。その声を国民の声を大きくしていただきたいんです。
あなたが使えるお金が増えるっていうことは誰かの所得も増える。あなたが使ったお金は払った先のお店では止まらない。そのお店で売っている商品、それが製品として作られるまでに、さまざまなところから調達が行われる。例えばりんごジュース。150円のりんごジュースをあなたが買ったとする。その150円は社会にどうやって拡がりますか? りんごジュースを作るため、育てられたりんご。農家に行く。それだけじゃない。それを農家から工場に運ぶトラックドライバーにもお金が入る。そのりんごをジュースにする工場。そこで働く労働者にもお金が行く。工場でジュースにされたものが店先に納入される。ここでトラックドライバーの収入にもなる。あなたが払った150円。1つ買ったりんごジュースで、どれだけのお金が波及していますか? あなたが払ったお金、いわゆる消費は回り回って誰かの所得になっていく。30年、国が不況である。つまりは30年消費が減り、30年所得が減り続けたのがこの日本。先進国で比べてみましょうよ。先進国で比べてみると、どの国も右肩上がりに賃金上がってる。実質賃金、物価の影響を除いたもので見てみても、この30年、先進国はすべて国が成長し、賃金が上がり、そして物価も上がってる。一方、日本は? 30年下がりっぱなし。そんな先進国あるか? ない。そのような状況になったら所得も減らす。高い所得から低い所得まで全部並べる、真ん中の値、所得の中央値。この所得の真ん中が27年、不況で145万円下がってる。こんな国、世界にあるか? ない。マヌケな政治、それによって犠牲になるのは国民。この国民の力、この国に生きるオーナーの皆さんの力を使って、この国をやり直すしかない。力を貸してほしい。

れいわ新選組、一丁目一番地の政策、消費税廃止。消費税廃止をやらせていただきたい。そんなの無理に決まってんでしょ? そう思われたあなた。そう言わず、もう少し耳を傾けていただきたい。30年払い続けた消費税によって社会保障は良くなりましたか? なってない。悪くしかなってない。それもそのはず。あなたが払った消費税、その一部しか社会保障に使われていない。消費税収の約61%は、法人税減税の穴埋めに使われているといえる。あなたが払ってる消費税はあなたのために返ってこないもの。そう考えるならば消費税なんてとっととやめにしましょうよ。消費税をやめたことによって、大企業、大きな影響を受ける? そう思ってます? とんでもない。彼らはもう十分蓄えた。ここ数年、毎年過去最高益。この12年間で溜め込んだキャッシュ、139兆円。次に今、光を当てなきゃいけないのはこの国に生きる人々ですよ。あなたの使えるお金を増やすように。そして中小企業、消費税をやめれば彼らは息を吹き返す。消費税廃止、これを前に進めさせていただきたい。消費税をやめればあなたの使えるお金は年間で30万円増える。消費税をやめれば、月々あなたの使えるお金は2万5000円増える。今、この物価高に必要なお金じゃないですか? そして、この日本の企業のうち9割を超えるのが中小企業。雇用。雇用の7割を抱えるのが中小企業。中小企業、一番苦しんでるのが消費税の支払いです。法人税は、赤字ならば税金を払わなくていい。けれども中小企業、零細企業は赤字でも消費税を納税しなければならない。借り入れしてでも払ってるんです。消費税、税金が払えませんという人たちのうち54.8%が消費税の滞納ですよ。この国の屋台骨、中小零細を守るためにも、あなたの生活を守るためにも、消費税は廃止一択。
そんなことを数が少ないのにできるわけないだろう、そう思われたあなた。れいわ新選組、確かに現在14人の国会議員。2019年に山本太郎1人で旗揚げをしました。数が少ないから出来ないなんて言い訳。確実に動かしています。2019年に旗揚げしたとき、一丁目一番地、れいわ新選組の政策、消費税廃止を掲げたときには国会の中で笑われました。馬鹿なんじゃないか。国民が自動的に支払っている消費税を今さら減税、今さら廃止にするなんつったって、国民が信じるわけもないし、出来るとも思わない。山本太郎、終わったなって言われました。そこから6年、国会の中で揺らしまくって、国会の外と力を合わして揺らしまくって何が起こってますか? この選挙の公約、マニフェスト、自民党以外はすべて消費税減税にスイッチしてますよ。小さくてもやれる。風穴は開く。その穴は大きくなる。さらにこの力をあなたのお力を、私たちれいわ新選組に集めてください。空気は読めるが空気は読まない。たるみ切った国会の中に緊張感を。その先頭に立つのがれいわ新選組。比例、投票用紙。比例には全国どこからでも、ひらがな3文字、「れいわ」、「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。
そして、東京選挙区、東京にお住まいの皆さん。あなたには東京の中で1人、国会議員を生み出すことができます。各党、さまざまな素晴らしい政治家を擁立しているのは東京選挙区です。例えば、元ニュースキャスター、元芸能人、元スポーツ選手、いろんな方々、見目麗しい若手です。若さが売りです。いろんな人たちが登場している。でも、いい意味で、れいわ新選組はその期待を裏切ります。れいわ新選組から公認。ここ東京選挙区で立候補するのはおっさんです。どうぞ、山本ジョージ。言っとくよ、ただのおっさんちゃうで。福祉の裏も表も知り尽くした人。この国の壊れきった福祉を立て直す。それが出来るのはこの人以外にいません。どうか力を貸して欲しい。あなたもいつか高齢者、そしてタイミングが悪ければ障害を負うかもしれない。難病になるかもしれない。そんなときにこの国では崖っぷち、絶望の崖っぷちを歩くことになる。だから今から変える必要があるんです。この国の穴だらけの福祉を修復できるのはこの人、この人以外にいない。そう思っています。山本ジョージの演説に入る前に皆さんにお聞きしたい。皆さん、逮捕されたことありますか? 皆さん刑務所に入ったことありますか? 山本ジョージはその両方があります。つまりは何か? 刑務所に入ったことがある。そういう人を東京選挙区から立候補させてるんです。むちゃくちゃやな、れいわ新選組。そう思いましたか? やり直しのきかない、今みたいな日本であるならば、刑務所に入って社会復帰も難しく、何か失敗しただけでも、もう元の人生にも戻れない、そんな生きづらい社会じゃないですか。刑務所に入って罪を償い、そしてそこから自分のやるべきことを見つけて、社会貢献をし続けた。20年以上、泥水をすする人々の、社会復帰を、数千人にわたって支え続けてきた男。福祉の裏も表も知り尽くしたこの人の、どうか演説を聞いてほしい。れいわ新選組東京選挙区、山本、山本ジョージ。
山本ジョージ:
山本ジョージです。めちゃくちゃな政治が、ボロボロな福祉にしたんです。必ずこの網の目が粗くなった、そのセーフティーネットから毎日毎日、こぼれ落ちる人がいる、そんな社会を必ず変えてみせます。私、国政に必ず送り出していただいたら福祉変えます。送り出してください。よろしくお願いいたします。かつて私は都議会議員2期、衆議院議員2期、務めさせていただきました。その中で申し訳ないと。罪を犯してしまいました。秘書給与流用事件という罪です。元秘書が対立候補陣営に走って、私の秘書給与流用の実態を告発し、事件になったという意味で政治の世界でよくある権力闘争に負けたということかもしれないんですけど、いいえ、そうじゃないんです。すべて私の不徳の致すところ。これはね、本当に反省をいたしました。その結果、裁判では1審の1年6ヶ月実刑という判決に従って、控訴審は争わずに刑務所に入りました。ということは覚悟はできている。いやいや、それはつもりだけでした。ビクビクしてました。どんな悪党が刑務所の中にはいるのか? 受刑者ってどんな悪党なのか? でも全然それは違いました。想像もしてませんでした。刑務所の中は福祉施設になってたんです。重い知的障害がある人、重い精神の障害がある人、認知症のお年寄り、家族との関係が切れたお年寄り。認知症になったら徘徊をしてるだけで住居侵入罪で刑務所に入れられるわけですよ。知的な障害者、公園で1人でいた。大声を上げた。学校から通報される、近所の。そこで警察が駆けつける。暴れる。警察の体に振り回した手が当たる。これで公務執行妨害ですよ。ただ、ただ、身内がいる、支える福祉がある。あるいはお金があると示談だとか始末書だけで終わるんですけど、貧困状態にある人はなかなかね、刑事司法の場では甘く見てくれない。徹底的に調べられて最終的に刑務所に行くことになる。いやいや、でもこの刑務所に行くということが彼らにとって罰を受けてるというよりも本質的に言うと避難してる。冷たい社会、厳しい社会、すぐに差別をされる、生産性がないと罵られる、空気読めないと言われる、いじめられ尽くした、そんな社会から、パン1個盗む、おにぎり1つ盗むことによって、誤解を恐れずに言うと、幸いにして刑務所の中で生き長らえているというのが実態でした。ショックでした。反省しました。刑務所から出た後は私はそういう人たちを社会の中で迎え、そして地域の中でしっかりと生活をしてもらう、そんなお手伝いをさせていただく。一方で知的な障害。どんな人たちなのか? その勉強をするために、都内の障害者施設で働きだし、その傍ら厚生労働省ですとか、あるいは法務省、あるいは東京都庁、こういったところに伺い、いろんな政策提言をして。すみません。ちょっと救急車が来ております。
山本太郎:
すいません。緊急車両が通りそうなので、一旦ちょっと音を絞らせていただきます。
山本ジョージ:
はい。緊急車両が通過しましたので、再度、話を進めさせていただきます。この刑務所の中の実態を、法務行政、厚生行政に話す中でいろんな制度改革も行いました。そして、彼ら一人ひとりを救う、そんな活動も仲間もどんどん増えてきた。私も2000人以上の方、こういう出所者の方の支援を行なって参りました。あるいは生活困窮者の支援を行なって参りました。でもでも、まだまだね、まだまだというよりも、ますます彼らにとって、彼女らにとってこの社会というのは住みづらくなっている、過酷になっている。貧困と言われる人たちは、どんどんどんどん、この社会の中で広がっているという。私はもっともっと活動しなくてはならない、そんなことを思っていた矢先、実は3年前でございますが自分自身ががんの告知を受けました。ステージ4のがん。全身の骨にがんが転移をするような、そんな病でしたが、しかし幸いにして治療も効き、そして薬も効いて、なんとか持ちこたえているという以上に、今はほぼ完治に近い状態になりました。そこで思ったんです。今後の人生、残された人生、こういう人たちを社会の中で生きづらさを抱えた障害のある人たち、何かあったらすぐ差別をされ排除をされ、そして最終的にはセーフティーネットとして刑務所を使わなくてはならないような人たちを、きちんと制度的に、あるいは法律としてつくっていく。そしてこの社会のあり方全体を変える。れいわ新選組は結党以来、どんな人でも、どんな人でも生きているだけで価値のある社会をつくると訴えてきました。私もその一員に加えさせていただき、自己責任論だとか、あるいは生産性という言葉のもとに、ちょっとしたことですぐに排除をされる、切り捨てられるこんな社会にピリオドを打ちたい、そんな思いで選挙に立候補しました。変えてみせます。どうかよろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組東京選挙区から立候補、山本ジョージ、山本ジョージと申します。障害者の話とか高齢者の話、自分には関係ないよね。そう思ってしまう方、ほとんどだと思うんです。でも本当にそうですか? 人は生きれば、そのうち高齢者。自分だけではなく自分の身内、自分の親、そのうち介護を受けることになる。もしくは、もう既に介護状態にあるかもしれない。全く他人事ではありません。今、この国で介護という網の目から漏れてしまう人々が結局、老老介護だったり身内というところで介護を始めてしまう。そして親の介護をするために仕事を辞める介護離職、その先で問題になってるのが介護殺人なんですよね。狭い家族だけの空間でずっと生活をしてたら、やっぱりその衝動を止められなくなってしまうこともあるんですよ。だから家族に丸投げの介護自体をやめていかないと、社会さらにむちゃくちゃになっちゃいますよ。国の責務です。家族で看ろ? 違うだろって。一人ひとりに責任を持つのが国の仕事だぜって。自己責任で生きろなんて冗談じゃない。自己責任という空気が拡がった上で、一人ひとりが痛みに耐えろと言われた小泉政権時代。そこから数十年経って、今、どうなってる? より社会は壊れてるんですよ。政治があるのに、自分の足で立て、周りでなんとかしろ、そんなふざけた話ありません。国の責務としての控除の拡大。これを最大限やっていくのがれいわ新選組の考え。
どうか、この国のオーナー、皆さんにお力をお借りしたい。あなたの将来の不安、それに寄り添うものが政治。政治とはあなたにとっての未来の保険。その保険を、この東京選挙区であなたにかけていただきたい。東京選挙区は山本ジョージ、山本ジョージ一択でお願いいたします。お力を貸してください。東京選挙区、山本ジョージ。とにかくですね、もうこの世のひどいものすべて見てきたっていう人ですよ。こういう人に、痛みのわかる人に国会議員になってもらいたい。国会議員なんて多くが貴族ですからね。その者たちに、この国に生きる人々の痛みはなかなかわかりづらい。コメがないときに、コメは買ったことない。カップラーメン1個いくらくらいすると思います? 500~600円かな? 的外れ。何代にもわたって世襲議員。政治をビジネスとしてファミリーで受け継いでいくようなもの。そんな者たちで膨れ上がった今の政治を変えていくためには、この国のオーナーに力を借りるしかない。この国のオーナー、この国の最高権力者は誰か? 総理大臣ではない。あんなものは雇われ店長。雇われ店長、今の人もそのうちクビ。この国の最高権力者はあなた。一方、50%が選挙のときに票を捨ててしまう。オーナーの50%が責任を放棄。そんな状況になれば、組織票や企業献金が強くなる。つまり、あなたにとって首の締まるような法律も次々に通ってしまう。この状況を変えるためにも、ぜひ国会の中で空気は読まない、そして寝ぼけた与党、野党に対してしっかりと目を覚まさせるような活動を続ける、れいわ新選組の拡大にお力を貸してください。東京選挙区は「山本ジョージ」、「山本ジョージ」。比例、全国どこからでも比例の投票用紙には「れいわ」とお書きください。よろしくお願いいたします。

改めまして、れいわ新選組山本太郎と申します。えっとですね、これから8時になったらマイクを切らなきゃいけないんです。そういうルールなんですね、選挙中は。で、一方的に何かしら皆さんに対して訴えをするだけでは、やはりこれちょっとバランスが悪いと思うので、皆さんから質問を受けたいなと思うんです。たまたま通りがかったような人たちにも発言をお願いしたいんです。直接、選挙中にその政党であったりとか、政治家に質問できる機会っていうのはなかなかないです。失敗したくないから、みんなあんまりそういうことやりたがらない。でもマイク回したいと思います。ただし、時間がないです。10分くらいしか取れないです。なので発言は30秒、30秒でお願いしたいんですけれども。どなたかマイク握りたい方いらっしゃいます? 30秒です、どうでしょう? じゃ、そちらの方、そちらの方です。
質問者:
いつもありがとうございます。今、ネットで聞いた話なんですけれども。特定枠の伊勢崎賢治さんは、僕は個人的に非常に期待してますが、伊勢崎さんが9条否定論者だという、デマとおぼしきものがありまして。私は9条の2項を否定されてるのは、今の違憲状態の平和安全法制であるとか、集団的自衛権行使容認であるとか、そのときに自衛官が命の危険に晒される、それを守るための法整備があまりにもないということで、9条2項に改定しろという意見だと思うんですけれども。9条否定論者ではないということを明確に言っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。ご質問いただきました。かなりマニアックな話なので、何を言ってるかさっぱりわからないって方々も、いらっしゃるかもしれません。伊勢崎さん直接、大丈夫ですか?
伊勢崎賢治:
はい。今、僕の書いたものを勉強していただいてるみたいで、ありがとうございます。今、おっしゃられる通りです。はい。僕は条文としての9条と、9条に込められた、つまり世界大戦の後ですね、精神、ありますよね。全人類が平和を希求していたわけです、あの時にね。その中で生まれたのが9条と思ってまして。そりゃあですね、それすべての戦力を、特に9条っていうのはね、英語原文でみると面白いです。かなり日本語訳と距離があるんですよ、実は。ご存じのようにね。英語ではね、すべての陸海空、その他の戦力を放棄するとは書いてないんですよ。英語では陸、海、空、すべてのウォーポテンシャル(war potential)、つまり戦争に繋がる潜在能力はすべて捨てるっていう風に書いてあるわけで。それが英語原文なんですよね。だからこういう、こういう不備も実はあるんです、厳密に言うとですね。でも精神は、精神は2度と、2度と、2度と戦争を繰り返しちゃいけない。それと2度と、2度と、2度とっていうのが、どのくらいかかるか人類がわからないけども、軍隊、軍備がなくなったらいいですよね。それは。それはですね、そういう精神が込められたものと僕は理解しております。それは大事にするべきだと思ってます。でもしかし法として、果たして政治を規制する、こういうのを規範能力って言うんですけれども、条文に規範能力、我々を、政治家を規制する、コントロールする規範能力があるかというと、やはりちょっとやっぱり穴だらけのことがあるなっていう意味で、一時期、特に2項だけは、9条の精神をもっと9条にするために、少しだけいじったほうがいいんじゃないかっていう発言をしたこともありました。でも今は違います、今は。それを頭に置きつつも今、世界情勢が、これ自民党が言っているような振りではなく、ウクライナ戦争、ガザのジェノサイド。人類は世界大戦後、初めて、初めて新たな国際規範をどう構築するかというチャレンジにいるわけです。この時期にあって、その条文読むと幼稚かもしれないけど、とにかく戦争を一切しない。軍隊を持たない。こんな愚直な憲法が1つの国くらいあってもよろしいと思いますですね。だから今は絶対変えるべきではない。変えるべきではないですね。でもおっしゃる通り、やっぱり法律ですから、穴はありますですね。それが果たしてこれから危ない政治家を、政治家をね、縛り続ける能力があるかどうか。それは政治に関わってますけれども。いつか9条をもっと9条にするために、9条を進歩させる時が来る。でも今じゃありません。はい。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組と申します。選挙期間中ですけれども皆さんからご質問を受けてお話をしています。憲法9条に関して、変える必要があるというような部分に関してどう考えるのかというお話をいただきました。憲法というのは、その1つの条文だけで物事決められません。他の条文と見ながら、これは合憲なのかどうかってことを考えていく。日本において9条そのまま読めば、自衛隊や、こういったさまざまな防衛装備っていうのはこれは違憲になってしまいますよ、9条そのまま読めば。けれども一方、それだけじゃダメだから13条、幸福追求権というところと両方見た上でどう考えるか。結果、合憲であるってことを国会の中で解釈し続けたってことです。ただし2015年のときに安保法制というものが出てきました。個別的自衛権しか認められてないのに集団的自衛権を認めることになった。つまりは何か? 日本が専守防衛という立場から、海外から攻撃されたときには反撃をしてもいい。それが専守防衛ですよね? 基本ですよね。一方でこの集団的自衛権というのは、アメリカがどっかと喧嘩し始めたときに助太刀に入れるっていう、全く趣旨の違うものなんですよ。これは完全に憲法違反なはずです。なのでそれをできるようにするためには憲法を変えるっていう手続きが必要。国民投票までする必要があったのに、それを数の力で端折(はしょ)って無理やり解釈変更だけで前に進めたのが自民党なんですよ。これによってどうなったかっつったらアメリカの二軍としての自衛隊をさらに活用していけるっていう幅が広がっちゃった。ある意味ではその9条というところにもこれは穴はあると言えるところだと思います。9条と13条というところで話がとどまってるとね、今後、あのような詐欺的行為が必ず行われないという約束は何もない。そう考えるならば、やはり国民が監視する必要がある。あの集団的自衛権の議論のときにも国民の多くは怒って、そしてそれを行動に移したか?というと、なかなかそれを知る人も多くなかった。逆に言えばその次の選挙でそれに対してしっかりとジャッジしたかっつったらそうでもなかった。すぐに忘れた。そういうことを考えるならば、非常にセンシティブな問題ではあるけれども、今ある憲法は変えさせない。なぜならば、彼らの中には緊急事態条項であったりとかさまざまなひどい内容の、私たちの人権を奪ってしまえるようなことまでこの憲法の中にビルトインしようとしてるから。それは絶対に体を張って止めなければならない。そういう考えです。れいわ新選組代表山本太郎。比例の投票用紙には「れいわ」、「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください。さぁ、いかがでしょうか。どなたかご質問いただける方いらっしゃいますか? じゃ、あちら、手挙げてる、スマイルマークのTシャツの方行きましょうか。
質問者:
税金をYouTubeショートとかで結構、山本さんの動画見るんですけど。消費税をなくすために、もしかしたらもう言ってることあるかもしれないんですけど。僕、あんま、山本さんの動画くらいしか拝見しないので。消費税とかのどうやって減らしていくみたいな具体的な政策、教えてほしいです。
山本太郎:
ありがとうございます。消費税やめるのに26兆円のお金がいると。この26兆円のお金をどうしますかっつったときに、やり方2つありますってことです。別の人から取りますっていうやり方と、国債発行でやりますっていう2つのやり方。じゃ、別の人から取りますっていうときにはどういう方法でやるかっつったら、むちゃくちゃ儲かってるところからもらうってことです。じゃ、むちゃくちゃ儲かってる人って誰ですかっつったら、ここ数年、毎年、過去最高益をあげているような大企業中心にもらう。プラスこの国には大金持ちが世界で2番目に多い国なんですよ。富裕層、超富裕層は、この2年間の間に105兆円も新たな資産を増やしている。例えばそういうところの所得税の取り方だったりとか、例えばですけれどもそういった金融の所得という部分において、大儲けした人たちから多くもらうっていうこと。そういうような仕組みにしたら、消費税分は財源が捻出される。でもそういった税制改革を行うのには一定時間が必要になるでしょ? 時間が要るからごめんなさい、その間は減税、消費税の廃止はいたしませんってことになったら、国内の人々、もたないんですよ。今すぐでもやらなきゃいけないのに、税制改正を行なってからっつったら国民死にますよ。中小企業潰れますよ。だからすぐにでも国債発行で行う。そうすることによって、消費税をやめればどうなるかっつったら当然、景気が良くなっちゃうんですね。つまり何かっつったら、その消費税をやめることによって景気が良くなった分、税収が増える。当然ですよね。税収が増えるっていうことにならなきゃ話にならないわけだから。景気回復をさせた上で税収を増やして、税収を増やせばその部分に関しては国債発行の量を減らしたりできる。そういう形でやっていきたいということを言っています。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問いただいています。ごめんなさい。時間がないから、10秒で質問できる方いらっしゃいます? 10秒でなんて無理だよ。そんなことないよ。「憲法改正どう思ってる?」「消費税の財源どうする?」。今、言ってんの5秒くらいで言えてますからね。はい。いかがでしょうか? じゃあその方、行きましょうか。

質問者:
れいわと参政党の政策の大きな違いを教えてください。
山本太郎:
それはね、政策見たら一発で違うってわかりますよ。全然、似て非なるものです。はい。全く違うもの。ごめんね。れいわ新選組が目指したい社会っていうのは何かっつったら、日本人であるっていうことだけを誇りに思うっていうことではあまりにも寂しいんですよ。拠って立つものが自分のルーツしかないのかって。そうじゃない。日本っていう国はものすごく可能性のある国なんですね。日本は1995年、世界経済の中で17. 2%の経済を握っていました。どうしてですか? 日本のものづくり、これ世界最高峰だったんですよ。それに加えて、日本の国民の勤勉性だったりとか。とにかく一番金が動いている、そんな大きな国だった。それが今、どうなってますか? 4%ですよ。大きく落ち込んだ。その原因は何? 国内を食い潰したんですよ。大きな企業だったり資本が国内の労働者を安く使えるようにしたりとか、他にも税金、自分たちが払いたくないからみんなに払わせるようにしたりとかして、国民一人ひとりの力を奪ってきたっていうような、これまでがあるんです。結果どうなりましたか? 今の日本はジャパン・アズ・ナンバーワン、世界のトップに近かったところから、今やもう極東の転落国家の入り口に入ってます。あまりにも悔しいじゃないか。一方で私たちはそういうような状況において、もう一度、日本をやり直すためには何よりも経済力、経済力を高めていくしかない。経済力を高めていくためにはその国の基礎である国民の購買力、物を買う力。誰かの消費が誰かの所得にわたっていく、拡大していくっていう循環を大きくしていくために、個人や民間の努力ではなくて国が軍資金をまず渡す。減税、社会保険料減免。他にも悪い物価高が収まるまでの現金給付。あなたの消費が誰かの所得に回っていくっていう循環をまず大きくしていく。その主軸としては国債発行は躊躇なく行なっていく。どうしてか? 国民の6割が苦しんでるからだよ。中小企業がバタバタ潰れてるからだよ。そこにおいて、こちらの税金をひっぺがしましてこちらに流し込みます、そんなことやってたらいつまでたってもできない。当然です。小さいパイを奪い合うようなことをやっちゃいけない。どの国も通貨発行権を持っている国。当然、通貨の自主、それを持っている国。日本だったら円、アメリカだったらドル。ね。イギリスだったらポンド。そういった自分たちの国の通貨を持っている国々はお金が必要なときには増やせるんですよ。そこに流し込んでいかないと日本経済、このままじゃヤバくなるって話です。はい。ごめんなさいね。参政党との違いは何ですか?っていうことですけれども、公約見てみたらわかるんじゃないかな。あの、全く違うものだと思います。ご自身の目で見ていただくしかありません。ありがとうございます。さぁ、次の方どうぞ。
質問者:
単純な質問なんですけど、若い世代の人たちが選挙に行くようにするにはどういったことが必要だと思いますか?
山本太郎:
自分で気付くしかない。自分で気付くしかない。いつまで食い物にされるんだ?って。気付くしかない。それ以上でも以下でもない。自民党みたいにお金配るわけにいかないですよね、選挙行ってくださいって。でも大体どの大人も選挙がどうの政治がどうのって偉そうなこと言ってるけど、若いときには興味なかった。そんな人、多いはずです。私がその先頭。無関心ナンバーワンが私だった。でも気付いてしまったからには、もう自分で動こうと思った。自分の生活は安定してた。やりたいこともあった。でもそんなことで時間をずっと使ってきたときに気付いたんですよ、この国ってこんなひどいことになってんですか?って。だったら今、自分のやっている芸能界、役者って仕事を横に置いて、この国を立て直すってことをまずやらなきゃいけないなって思って踏み出したんです。仕事がないから芸能界から政治に行ったわけじゃない。逆に言えば、今、もらっている給料は芸能界時代の給料よりも低いです。だけど金がもらえるかもらえないかの話じゃないんですよ。この国の未来って全員に直結してるじゃないですか。そしてこの国に生きる人々が安定した経済の中、健康に生きられなければ、エンターテイメントなんて最初に滅びるんですよ。それを考えたときにこれをやるしかないと思った。話戻ると、若い人たちが政治に興味を持つにはどうしたらいいですか? そういう話だけれども、気付くしかない。その気付きを与えられるのは周りにいる人たちかもしれない。自分の得意分野だけその人に押し付けるようなことをすれば、政治から遠のくかもしれない。だから逆に若い人たちに何かしら語りかけてくださるんだったら、その人が抱えている問題、それに関わるような話から始める。まずその人の政治的テーマの扉を開くっていうところから拡げていっていただきたいなっていう風に思います。すいません。ありがとうございます。さぁ、次の方どうぞ。
質問者:
シャッフルやー。
山本太郎:
大丈夫ですか。大丈夫ですか。何ですか?
質問者:
シャッフルやー。
山本太郎:
ああ、シャッフルや。シャッフルや。ありがとうございます。何のことかさっぱりわからへんかった。もうあまりにも何かもう、嫌なことが溜まり過ぎて叫びたかったのかなっていう。その表現の自由っていうのは認めなきゃいけないなって自分の中でこうエネルギーを抑えながら今、あなたの言葉を聞いてましたけれども。今、言っていただいた言葉を何回か分解してわかりました。れいわ新選組山本太郎は昔、芸能界にいましていろんな作品に出してもらいました。『カイジ』という映画の中で私が詐欺師役をやったときに、「シャッフルや」と叫んだことをあなたは今、ご発言なさった。この腐りきった国会をシャッフルやー。お力貸してください。よろしくお願いいたします。さぁ、というわけで、れいわ新選組。もうひと方いらっしゃる。はい。直接ご質問していただく方、先ほど手を挙げて当てましたので、もうひと方、ご発言いただきます。どうぞ。
質問者:
少子高齢化の中で技能実習生に頼らないで、日本国民だけで介護を担っていくにはどういう政策をとりますか?
山本太郎:
非常に難しい問題ですね。介護とか農業とかって、この国には絶対欠くことのできない仕事なんですよ。でもそこに対して外国人労働者を安使いした。大量に入れてきた。奴隷労働をしてきたのが実習生制度です。これって許せない話ですね。どうしてかって言ったら、外国から安い値段で働くためにこの国に来た人たちには、あなたの国にはこんな技術ありませんよね? どうぞ学んで持って帰ってくださいっていう建て前。でも蓋を開けてみたら、安く使える奴隷労働としてずっと使ってきたんですよ。で、結果どうなりましたか?ってことですけれども。日本の農家でさえもコメ作り時給10円。介護従事者、介護の人たちも全産業平均で100万円近く低い給料。命預かる大切な仕事なのに。離職率も高い。ただ、現場の、この人たちのためにやらなきゃっていう思いだけで今、なんとか繋がってる業界なんですよ。今、言ったような、この国に絶対欠くことができないような産業。そう考えたときに、そこに大量に、大量に労働力移転が起こるようなことを国はやっていかなきゃいけない。じゃあ介護ではどうするんですか?ってことですけれども、ここに対して毎月10万円。毎月10万円の給料をアップする。これ年間でやったらいくら? 3兆円ですよ。3兆円なのにどうしてサッサとやらないんだよ。どうしてやらないの? 「財源はどうするんだ」っつってるんですよ。一方で60兆円もの軍拡にはポンと金を出す。3兆円の、介護労働者に対して当たり前の賃金を払うときには「財源はどうするんだ」なんですよ。狂ってますよ、こんな国。
国がどうして介護の処遇改善を本気でやらないかっつったら、私のような言い方ではないけど、こういう趣旨のことを言っているんです。介護の処遇を良くしてしまったら、そこに人が集まってしまうから他の産業に人が足らなくなるじゃないかって話にしている。ふざけるんじゃないってことですよ。今の高齢者たち、私の親世代、これが旅立った後にも私たち、ロストジェネレーション世代、氷河期世代が高齢者になっていくんですよ。そう考えるならば、この仕事は国で支える仕事にするしかない。そして一方、農業の話。農業に関して言えば、これは本当に赤字になりながらなんとか継続してくれてる。でも、今の農業を考えたら農業従事者70%以上が高齢者なんですよ。5年後に日本の農業はあるの? 10年後に日本の農業はあるの? 今のままじゃ、ない。じゃあどうすれば良い? 作ったものもコスト払えないくらいの赤字になって、自分たちが背負わなきゃいけない? そんな感じの農家に対する支援を大々的にしなきゃいけないんですよ。農業が強い国っていうのは、これはある意味、国防として農業を捉えてるんですね。国を滅ぼすのにミサイルはいらない。食べ物を止めればいいだけ。まさに日本に当てはまる。それを考えるんだったらどうするか? アメリカ見てみて。アメリカの農業予算、どれくらい? アメリカの農業予算を1人当たりの農業従事者に当てはめてみたら、大体1人当たりの農業従事者、アメリカ2000万円以上。日本は95万円。圧倒的差じゃない? アメリカは農務省の予算の7割を使って低所得、貧困家庭に対してクーポンを配る。それによって食べ物を手に入れてもらうんですよ。その額いくらくらい? 20兆円を超える。それ、何のためにやってるんですか? 低所得、貧困家庭を支えるだけじゃなくて、大元の生産者を損をしないようにしっかりと儲けてもらうためにそれをやってるんですよ。そんな状態になったらどうなるかって? 儲かる仕事だったらやりたいな。農業にも労働力移転が起こる。介護にも労働力移転が起こる。そういう形にしていかなきゃいけない。話戻ると、外国人労働者とは元々、自分の祖国で自分の祖国のために繁栄のために力を尽くす。そういう使命や力がある人たちを日本国内で安使いするために引っ張ってきてるだけの話ですよ。そんな移民政策、クソくらえなんですね。よその国の労働力を奪ってくるな。そしてこの国内において大切な、大切な産業を疎かにするな。この社会は今で終わるわけじゃない。この先ずっと続いていく。持続可能な形で国家戦略を立てられるようなものが必要なんです。れいわ新選組、この国を立て直すためにあなたと一緒に日本をやり直したい。どうか、お力を貸してください。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」。そして東京選挙区は「山本ジョージ」、「山本ジョージ」にお力を貸してください。よろしくお願いいたします。
山本ジョージ:
福祉事業所に対しては、給料アップ、そのお金を出さないどころか、事業所に対する基本報酬をどんどんどんどん下げている。障害者の就業のための施設も採算性を求めて赤字のところには助成金をカットしていく。どんどんどんどん潰れていきますよ。居場所をなくした人たちが命を失っている。まさにこの選挙は、命を軽く見てる今の政治、これにピリオドを打つ。そして、私どもは今回の選挙、生きるための戦い、その選挙戦、臨んでおります。どうかよろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。今のあなたのラッキーはいつまで続くだろうか。この国は1つの船。この国の経済は1つの船。あなたが大丈夫でも他の人たちが沈んでいけばその船自体が沈む。あなたの大丈夫は続けることができない。そう考えたほうがいい。国民の6割が苦しんでいる国。そこで手を打たない国。中小企業が1万件潰れている国。それでも減税すら前に進めない国。こんな国はもう既に政府とも呼べず、そしてそんなものは政治とも呼べない。今、目の前にある私たちの政治のようなものに見えるものは、はっきり言ったらただの強盗、私はギャングだと思っている。この者たちから国を取り戻させてほしい。そしてもう一度やり直したい、あなたと。れいわ新選組でございます。そして軍事産業、右肩上がり。バリバリ儲かってんですよ。戦争にならず緊張が生まれるだけでも金儲けができるのが軍事産業。ウクライナ、そしてロシア、この戦いが終わらない理由は何? ロシアにも責任はあるかもしれない。その一方で大きな戦争をやめない理由がアメリカの中にずっとあるからですよ。これはアメリカ国務省のバイデン政権時代のトップが言ってた言葉。ウクライナに投資される90%の軍事投資、これはアメリカの武器に変わってる。アメリカ国内にとってもウクライナにとっても双方Win-Winだって話をしてるんですよ。戦争とは何ですか? 戦争とはどちらが正義かはっきりさせるようなものじゃない。それだけじゃない。戦争とは1つのビジネスなんですよ。それをこの東アジアにまで持ち込ませない。そのためには徹底した外交、そして戦いを終わらせる、そのノウハウを持ったそんな実務家に国会に行っていただく必要がある。れいわ新選組の伊勢崎賢治、最後に一言お願いします。
伊勢崎賢治:
はい。伊勢崎です。よろしくお願いします。ちょっと言い忘れましたけれども、自衛隊の教員をやってるっていうことをちょっと詳しくご説明します。ここ山手線で目黒っていう駅、その近くにですね、統合幕僚学校っていうのがあるんです。統合幕僚学校。で、これはですね、自衛隊の陸海空の精鋭たちを教える高級課程、そこで僕、18年間教えてるんです。来月また教えます。で、今日言ったようなこと、つまり、日本は上の人間が責任、法的な責任を問われない仕組みなんです。戦争犯罪とかジェノサイドっていうのは、実際やった人間じゃなくてそれを命令した人間が一番臭い飯を食うべきなんです。これは軍隊でも同じです。上官責任ですよね。自衛隊には実はこれがないんです。この考え方がないんです、実は。これを自衛隊の幹部のOBたちと一緒にやってきて、政治家で言うと山本太郎さん。で、実は自民党の中でも今の防衛大臣と首相の2人も入って、これはなんとかしなきゃならない。で、一番この問題に鋭い感覚を示してくれたのが山本太郎さんなんです。だから僕は、僕は彼に人生を預けます。れいわ新選組をよろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。世界中の紛争を終わらせてきた武装解除の達人、伊勢崎賢治でございました。れいわ新選組と申します。皆さんにお願いします。比例の投票用紙は全国どこからでも「れいわ」とお書きいただけます。よろしくお願いいたします。そしてお帰りの際にぜひ皆さんにこちらの封筒を持って帰ってもらいたい。ピンクの封筒と白い封筒。ごめんなさい、先に謝っておきます。こちらの封筒の中には現金は入っておりません。自民党でなくてごめんなさい。自民党だったらね、現金入ってるかもしれないのに。で、これ何かと申しますと、公職選挙法、選挙のルールに則って使って良いとされているツールでございます。ピンクの封筒は、それが意味するところは、東京都内にあなたのお友達いらっしゃいませんか?という意味合い。そして白いほうの封筒は、全国にお友達、いらっしゃいませんか?ということ。何が言いたいかってことですけれど、あなたの1票から2票3票と拡がっていくというような形をつくれるためのツールでもあるんです。どうか、あなたのお友達を紹介してください。封筒の中身を開けるとはがきが入っております。はがきをひっくり返すと、宛名宛先が空欄になってます。あなたのお友達の連絡先を書いて、一言、あなたからのメッセージを添えた上で、もう一度、封筒に戻して郵便投函していただきたいということです。非常にルールが厳しい、そういうツールになっておりますので、詳しくはこちらの説明書きをご覧ください。私たちのような小さな政党が大きな政党とガチで正面喧嘩していく、そのためにはあなたの1票を横に拡げていくという力が必要になってきます。どうかお力を貸してください。よろしくお願いいたします。そして、このあとですね、山本太郎、あ、違うわ。山本太郎、このあと、NHKの生放送があるので8時になったらすぐ行かなきゃいけないんですけど。東京選挙区山本ジョージとですね、伊勢崎賢治の間に挟まって記念写真撮っていただける方いらっしゃったら、ぜひ記念写真撮って帰ってください。そんな写真撮って誰、得するんですか? 誰も得しません。申し訳ない。今日という日の思い出に撮って帰っていただきたい。そしてネット上にアップするなどご自由にどうぞ。

そしてですね、写真を撮る前にですね、皆さんにインフォメーションさせてください。れいわ新選組、100%ボランティア選挙です。あなたのお時間のうち、30分でも1時間でもお時間ある方、れいわ新選組に何かしらボランティア活動でお時間貸していただけないですか。あちらのほうにボランティアの受け付けもございます。そして新宿西口にはボランティアセンター、西口の出口から1分でボランティアセンターを構えております。どうかあなたの少しでも空いてる時間があったら、お力を貸してください。よろしくお願いをいたします。そして皆さんの中で無理のない範囲でもしご寄附をしていただける方がいらっしゃったら、ぜひお力を貸してください。東京選挙区から山本ジョージを立候補させるのに入場料だけで300万円、比例の候補者1人立てるだけで600万円の入場料。入場料だけで24人分、1億円を超える状態です。今、私たちの財政、これは数千万円という状態になってしまいまして、この先さらに拡大することが非常に厳しい状態になって参りました。もし皆さんの中で無理なく、何かしら背中を押してくださる、そしてご寄附をくださる方いらっしゃったらワンコインでも助かります。ぜひよろしくお願いをいたします。大政党とガチで喧嘩するれいわ新選組、どうか応援していただきたい。
2019年、国会の中では消費税減税、「げ」の字もなかったんですよ。れいわ新選組が廃止を持ち込み、国会を揺らし、今、どうなってる? 今、この選挙で消費税減税にまでみんなが政策をシフトしてる。数が少なくてもできる。風穴は開けられる。穴は大きくできる。ここまで来れたのは皆さんの力。そして世論調査でも7割超えで、消費税は減税しろ、そして消費税を廃止しろ、の声が出てきている。実現しましょうよ。やりましょうよ。国会の中で一切忖度せず空気は読まない。皆さんのために突っ込んで参りますよ。大暴れさせてください。れいわ新選組と申します。東京選挙区は山本ジョージ、山本ジョージ、福祉の専門家、あなたの未来の不安を払拭するためには、その専門家を送り込み、そして福祉をつくり直すしかない。ジョージ、ジョージ、山本ジョージ。そして比例、全国どこからでも投票用紙にはひらがな3文字「れいわ」、「れいわ」とお書きいただけます。
今日はですね、本当に時間がない中、皆さん足を止めていただいてありがとうございます。この国のオーナーは誰? この国のオーナーはあなた。この国の最高権力者、誰? あなたですよ。総理大臣なんて雇われ店長に過ぎない。5人前、6人前の総理大臣、雇われ店長、顔と名前一致しますか? フルネームで言えますか? もう忘れてますよね。あなたこそがこの国の最高権力者、この国の株主。あなたの力をお借りしてこの国をもう一度やり直す、れいわ新選組でございます。どうかお力を貸してください。よろしくお願いをいたします。れいわ新選組、ポスターもございます。あなたのおうちの壁、友達のおうちの壁にも貼ってください。テレビ・新聞で扱いが悪い、れいわ新選組、嫌われております。あなたのおうちの壁で24時間、私たちを世間の人たちにぜひ知らせていただきたい。よろしくお願いします。ポスター、寄附、そしてボランティアの募集、そちらの机のほうで行なっております。どうかれいわ新選組、あなたの力でさらに大きくしてください。東京選挙区「山本ジョージ」、そして比例の投票用紙は「れいわ」、「れいわ」とお書きください。ありがとうございました。最高のバンドメンバーに拍手を。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。
