
沖園リエ:
皆さん、こんにちは。福岡県のれいわ新選組沖園リエです。お集まりいただきました皆さん、本当にありがとうございます。私は福岡パレスチナの会というパレスチナのFree Palestine、パレスチナの解放を目指す、そういうグループに所属をしております。でも、今、れいわ新選組に公認を受けてやりたいこと、それは暮らしを、皆さまの経済の暮らしを底上げすることなんです。そして私は就職氷河期世代、あの山本党首と同じ歳なんです。私と同年代の同級生、上級生、それから後輩、いろんな人が10年単位で就職氷河期世代で非正規雇用を選ばざるを得なかった人が大勢います。そして、そのたくさんの非正規雇用は仕方なく正社員になれず、自分の仕事先がなく、アルバイト、パート、そして契約社員、派遣社員、期間工、そんないろいろな名前の非正規雇用として働かざるを得ませんでした。たくさんの人がその道を仕方なく選んだんです。でも皆さん、よく考えてください。私たちの世代って、すごく人口が多いんです。団塊ジュニア世代。もうね、人数が多いなんてグラフを見れば一目瞭然なんですよ。小学生でも人数が多いのはわかっています。でも国は、政府は何もしてくれませんでした。私たちが就職できないことを知っていて、新規一括採用、それ新卒採用ってすごく入り口が狭いんです。18歳、20歳、22歳で、そこで入社できなかった多くの人たちはもう二度と正社員のレールに戻るのができない、もしくはものすごく困難なことでした。私もそうやって非正規雇用を20年続けていました。そしてそれがずーっと尾を引き、今の景気の停滞、そして少子化、いろんなことに繋がっています。で、子どもが進学したくても進学できない、したくてもできない、「親ガチャ」なんていう悲しい言葉も生まれました。
皆さん、私はこの国には私の尊厳が守られていない、国に利用されている、私は被害者だっていう風に思いました。簡単で使い捨ての利く、そして安い賃金、そんな使い捨ての労働者として、私はこの国に利用されたんだって思いました。皆さん、私はもう利用されたくありません。私は人間の尊厳を取り戻したいと思います。人間を使い捨ての安い道具として使うような国、政治にもう私は許すことができない。もう私が代わってこの国を良くするしかない、この国の政治を良くするしかないと考えています。男女平等、まだまだこの日本では実現できていません。国会議員の女性と男性の数を半数に、会社員の男性と女性の役職者の数を半数にしなければ、男女平等社会はやって参りません。皆さん、私、沖園リエ、れいわ新選組の沖園リエ、叶えてみせます。皆さんが望む社会を、私の人権を、そして皆さんの人権と人間の尊厳を取り戻すための政治を私が取り戻して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。沖園リエでございます。福岡県の「沖園リエ」、どうぞよろしくお願いいたします。

奥田ふみよ:
福岡の主権者の皆さん、この国の最高権力者の皆さん、こんばんは。私は皆さんと同じ福岡県民、糸島に住んどります、奥田ふみよ。3人の子どものお母さんで、3年前までピアノの先生をしてました。普通の市民ですよ。もやしがね、もう58円にもなってしまって本当に食べ盛りの子ども毎月20キロ、コメがいるけん、もうしんどくてしょうがないっていう普通の市民ですが、私は最高権力者です。皆さん一人ひとり、おひとりおひとり、みんなこの国の主権者ですよ。ご存じですよね。あのね、私が選挙活動を始めていると主権者の皆さんっていう、このセリフに「主権者って何ですか?」って聞いてくる大人の方が少なくないんです。それくらい日本の教育は主権者教育がなっとらん。この国の最高権力者は国会で居眠りしてる人たちじゃない、私たちなんだよって、私たちなんだよっていうことを学校が教えてくれました? おかしいことにはおかしいだろって声を上げていいんだよって、たとえ先生であっても、その先生が変なことを言ったらおかしいこと言ったら、それっておかしくないですかって先生に抗議していいんだよって言われました? 皆さん、学校の中で。学校はね、この日本社会の闇なんですよ。私は学校の中の主権者教育、まったくなっていない主権者教育を立て直さないと消費税すら廃止にできないっていう風に痛感しています。だってみんな諦めるんやもん。何でそんなにすぐ諦めてしょうがないって言って、増税されてもお金払うの? それは学校教育がおかしいことにおかしいよって声を上げていいっていう教育になっていないからです。皆さん、ほら、人権問題の校則、ブラック校則ってわかりますよね? 前髪が眉毛にかかったら校則違反で教室入れないとか、反省文、書かされるとか。下手したら停学にさせるとか。規律を守れ、ルールを守れって、そのルールがおかしいけん、おかしいやろって言ってる、その制度に対して、コテンパンにのすんですよ。反省文を書かさせるんです。ごめんなさい、校則違反してごめんなさいって。おかしいでしょ? これが日本の腐ったカギカッコつきの教育。ここをなんとかテコ入れしないと、私たちは諦め癖がついておかしいことにも黙って従ってしまう。こういう日本社会を変えたいんです。両輪でれいわ新選組で「消費税廃止」を訴えながら、私、奥田ふみよは、この福岡から「おかしいことには、おかしいだろう」って声を上げる仲間を増やしたいんです。それが少しずつ全国にも広がっているんです。この主権者教育を立て直すっていうこと。最初はね、そんなことできるわけないし、子どもたちの人権守る暇があったら減税の政策述べろよって、よく叩かれてました。今も結構叩かれてますよ。でもね、両輪なんです。教育を変えれば社会が変わります。だってね、消費税って皆さん、何のために払ってるか考えたことありました? 今まで。もう決まりやけん、しょうがない、いわゆるルールやけん、しょうがないやろって、これ校則とリンクしてますよ。思考放棄しちゃダメなんです。自分の頭で考えて疑うことを前向きにする。前向きに疑うんですよ。国家権力に委ねちゃダメ。プロの政治家さんがなんとかやってくれるんやろうって私もね、思い込まされてて。税金さえ払ってれば、いざとなればなんとかなるんやろ、なんとか助けてくれるんやろって思い込まされていたけど、結局、彼らは何のプロだった? 詐欺師のプロじゃないですか。私たちはね、もっと怒らないと。これ以上、市民からカネ巻き上げるな、今すぐカネ返せの政策が、れいわ新選組一丁目一番地の「消費税廃止」です。金持ちのための政治はもうこりごり。私たちは今の政治から縛られ過ぎ、税金取られ過ぎ、いい加減にしろと。れいわ新選組、この沖園リエ、福岡県は沖園リエ。そして奥田ふみよに、その怒りをですね、ぜひ結集してください。みんなで腐れ政治、大掃除してやりましょう。みんなで笑って暮らしましょう。そして子どもを守りましょう。ありがとうございます。

沖園リエ:
皆さん、こんにちは。沖園リエと申します。福岡県から立候補をしました、沖園リエと申します。皆さん、ちょっと皆さんにお尋ねしたいことがあります。今回の参院選、13の政党から13人の立候補者が出ております。この福岡で、まず2つの公開討論会が開かれました。1つは青年会議所主催、もうひとつは福岡の高校生、大学生が主催したユースによる公開討論会です。13政党のうち、6政党〜9政党の人たちが集まり、それぞれ2回の公開討論会に出席をいたしました。そこで主催者側が用意したさまざまな質問に回答する際に、とある党が日本人ファーストが行き過ぎた外国人を排斥するような差別的発言を繰り返していました。れいわ新選組は差別を許しません。外国人の排斥を許しません。皆さん、今、この日本は間違っています。今、経済状況が大変苦しい状況にあります。そんな中、弱い人が攻撃されるんです。弱い集団、弱いコミュニティ、そして例えば性別、少数派、そういった人たちをいじめて自分の憂さを晴らす人たちが絶対に出てくるんです。例えば戦争が始まるきっかけになった第二次世界大戦、例えばユダヤ人を排斥したドイツ人。そのときはドイツの経済状況が非常に苦しく国民は不況に苦しんでいました。そんなときにユダヤ人のせいにしたんです。そしてユダヤ人排斥、もうホロコーストに繋がっていったんです。今、この国は、この国の経済状況に不満を持ち外国人に対して不平不満をぶつけるグループがいます。そういう政党が今回の参院選に出馬しています。皆さん、どうぞ他の党、見極めてください。本当に人権を守り、私たちの暮らしを守るのは日本人ファーストなんじゃないんです。多様性を認め協調して、そして仲良くしていかなきゃいけないんです。日本人ファーストってしていたら外国にいるたくさんの日本人が今度はいじめられますよ。想像してください。海外に留学している日本人が、あなたが日本人だからダメだ、あなたは日本人だから出ていけ、それって日本人いじめじゃないですか。それをここで、この国で私たちが許してはいけません。皆さん、本当に見極めてください。れいわ新選組は人権を守り差別を許さない平和な党です。どうぞ皆さん、れいわ新選組、応援よろしくお願いいたします。
イスラエルが今、ガザの人々を攻撃しています。よくわかっているように、イスラエルの人はガザの人を獣だって言ってるんです。今、行われているのは排斥主義、外国人差別の極端な動きがイスラエルに起こっています。中東のアラブの人たちを獣扱いし、人間扱いせず、兵士たちは殺しても心が痛まないようにマインドコントロールされています。私はそれを許すわけにはいきません。皆さん、声を上げましょう。皆さんの力、皆さんの声が私には必要です。そして私1人では何もできません。いいですか? 私が求める社会は、この国に住むすべての人が取りこぼされない、そして誰もがこの国に住んで良かったと思える、そんな福祉が整った制度をつくりたいんです。あなたが子どもでも、女性でも、男性でも、高齢者でも、障害を持つ人であっても、どんな立場のどんな人でも福祉がきちんと整備され、セーフティーネットが充実し、そして、「大丈夫、何があっても心配しないでいいよ」って。たとえ病気になっても、たとえ職業を失くしても、就職が見つからなくても、衣食住がちゃんと約束されて暮らせる。皆さんが死ぬまで安心してこの国に暮らせる、そんな国を私はつくって参ります。れいわ新選組の沖園リエでございます。どうぞよろしくお願いいたします。沖園リエです。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

山本太郎:
れいわ新選組と申します。沖園さん、そのままで。れいわ新選組代表山本太郎、これからですね、訴えをさせていただきます。私の前にマイクを握ってくれていたのが、福岡県民の皆さん、この人に票を集めてください。福岡選挙区は沖園、沖園リエまでよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。沖園さん、また後ほど。ありがとうございます。改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。あまりにもひどい世の中じゃないですか。物価が高くてひど過ぎるっていうことを、それはもちろんのこと、これ、厚生労働省の調べによると、6割、6割の国民が生活苦しいという状況なんですよ。6割の国民が生活苦しいのに、国会議員、その声に応えてますかね? それだけじゃない。2024年、中小零細企業、バタバタと潰れています。その数、1万件を超える。そればかりでなく、過去最高の倒産件数をマークしているのは、28業種。何が潰れてると思います? 農業潰れてるんです。酪農潰れてるんです。病院、診療所、歯医者が潰れてるんです。高齢者の老人ホーム、訪問介護、子どもたちの居場所 学童、バタバタと、生活していく上で必要、事実上のインフラのようなものまで潰れていってる、過去最高に。
もう一度言います。6割の国民が生活苦しい。そして中小零細企業、バタバタと潰れている、過去最高レベルに。この状況において、150日間開かれていた、こないだまでの国会、どんな答えが出ましたか? 政府、2万円配ります。野党第一党、食料品のみ1年間だけ消費税減税。月々にすれば5300円お得。ごめんなさい。控えめに言っても奴ら狂ってます。それでなんとかできるわけないだろうってことですよ。人々の暮らしを見てくれ。中小零細の状況を見てくれ。この状況を考えたときに、国民の皆さんに訴えたいことは、物価高だけ、物価高だけの対策では、もう失われた30年は40年になってしまうってことを、みんなでこれを国会にいる人間たちに大きな声で言わなきゃいけないんですね。つまりは何か? 苦しんでいるのは物価高だけじゃない。日本という国は先進国の中でただ1つ、30年、30年経済不況が続く国なんです。30年の経済不況の中にコロナがやって来た。そしてコロナから立ち直る前に物価高まで加わった。つまりは三重苦。この三重苦から、日本という国に生きる人々を救い、そして事業が活動、継続、しっかりとできるように、中小零細を支えるっていう政策を一刻も早く、これ実現させなきゃダメなんですね。居眠りしてない議員まで、事実上居眠りしてるのと一緒ですよ、今や。たたき起こしましょう。そのためにも、れいわ新選組にぜひ議席を増やさせてください。全国どこからでも比例の投票用紙、比例の投票用紙には、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。よろしくお願いいたします。
改めまして、こんばんは。れいわ新選組代表山本太郎と申します。れいわ新選組、じゃあ、今の状況で何をやるっていうんですか? そこについてお話ししていきたいと思います。景気悪いって言いました。30年です。そこにコロナです。そこに物価高です。この状況で国を立て直すというならば、何をやらなきゃいけないか? 経済を第一に立て直さなきゃダメです。では、経済を立て直すためには何をすればいいのか? それは経済とはどうやってできてるかっていうところを見ていかなきゃダメなんです。この国の経済、何でできてますか? GDPを見てみれば、この国の経済の54.3%は個人消費。つまりはあなたが使うお金でつくられているのがこの国の景気、この国の経済。そうであるならば、答えは簡単。まずは消費を喚起すること。つまりはあなたの使えるお金を増やす。まず、それなくして前には進めないんですね。じゃあ、去年よりも今年、あなたの使えるお金を増やすこと。先月よりも今月、あなたが使えるお金を増やすこと。先週よりも今週、あなたの使えるお金を増やすこと。そうすることによって何が起きますか? あなたが物を買うという消費、そこで払われるお金、このお金は回り回って誰かの給料になるんです。所得になるんです。誰かの消費は誰かの所得。つまり、消費が増えないことには所得は増えない。消費が落ち込めば所得も落ち込む。当たり前の循環です。この国は30年不況、つまり消費が30年落ち続けている。所得も30年落ち続けている。諸外国と比べてみて。先進国と比べてみれば一発。実質賃金、つまりは物価などを反映させない賃金で見てみたら、この30年間、諸外国、先進国はみんな実質賃金上がりっぱなし。国が成長し、そして一人ひとりの所得も上がり、物価も上がっている。一方、日本30年どうなってますか? 実質賃金下がりっぱなし。全体的に所得が減っていってるんです。じゃあ、どれくらい所得が減った? 所得の中央値で見てみましょうか。所得の中央値って何? 一番高い所得、一番低い所得、全部並べた真ん中。27年間不況、そういった日本の中で、この所得の真ん中が145万円下がってるんですよ。そんな国、世界にどこにあるんですか? 日本だけ。日本最高、日本素晴らしい。一体何見て言ってるんですか? 日本の経済は世界でも最低。ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた国はもう遠く遥か向こうですよ。今の日本は残念ながら、極東の島国は転落国家になってしまった。ここから日本をやり直しましょうよ。ここから日本をやり直すためには、れいわ新選組の政策が必要です。今からその話をします。れいわ新選組代表山本太郎と申します。
まずは徹底的に消費を喚起。あなたの消費が誰かの所得に回っていくという循環を大きくしていく。その一丁目一番地は消費税廃止です。「そんなの無理に決まってるでしょう。何か言うてくれるかなと思って一生懸命聞いてたけどがっかりしました」って方、引き続き聞いてください、もう少しだけ。消費税廃止、どうしてあなたは無理だと思いましたか? 「だって、消費税の廃止といえば、社会保障はどうなっちゃうんですか?」そういう心配をされた方々が数多いと思う。騙されちゃダメですよ、テレビ・新聞に。あなたが今日も搾り取られた消費税は、その中の一部しか社会保障に回っていない。消費税が上がるたびに、法人税は下げられ続けた、30年も。この30年振り返ってみれば何が言えるか。消費税収のうち約61%が大企業減税の穴埋めに使われていたと言える。あなたの社会保障のためと言われながら30年、搾り取られまくった消費税、その結果として社会保障は充実しましたか? してない。悪くしかなってない。それもそのはず。一部しか使ってないんだから。あなたの元には帰ってこないんだから。そう考えるならば、この消費税、これ以上続けることを許しますか? 私は許せない。ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれたこの国を極東の転落国家にしてしまったA級戦犯のひとつ、この消費税をやめることで、徹底した消費の喚起をはかる。そして消費税をやめることによって、一番助かるのは誰か? 中小零細、地域企業ですよ。税金払えなくて申し訳ございません。税の滞納、税の滞納のうちの54. 8%を占めるのが消費税の滞納。払えてないの誰? 中小零細、地域企業ですよ。赤字でも払わなきゃダメ。借り入れしてでも払わなきゃダメ。こんな状況の中でギリギリでなんとか持ちこたえている。そして持ちこたえられないところはバタバタと今、潰れてる、過去最高に。
今こそ消費税をやめて、この日本の屋台骨、日本に存在する企業の9割以上が中小零細、地域企業。日本国内で働く人々7割を抱えているのが中小零細、地域企業。ここに対して息を吹き返すような政策が必要。その一丁目一番地が消費税の廃止です。皆さん、そう思いませんか? 中小零細を救うだけじゃなく、あなたのお財布にも優しい。消費税をやめることであなたが使えるようになるお金は平均的な世帯で年間30万円。月に直せば2万5000円。今の物価高に2万5000円必要じゃないですか? 立憲民主党が言っている、1年間食品だけ消費税ゼロは残念ながら月々5300円。ごめん、ガキの使いじゃないんですよ。ね。必要なんです、2万5000円。そうすればうまいコメも買える。今、必要。あなたのお財布に。そして日本を支える屋台骨、中小零細、地域企業を支えるためにも必要。消費税廃止。そしてもう1つ、将来的にあなたの賃金を上げていくのが消費税だということを簡単にお話しします。

れいわ新選組山本太郎と申します。試算されました。何の試算か? 消費税をやめた場合、1人当たり賃金が将来的にどれくらい上がるのか下がるのか試算してもらいました。試算をしたのは誰か? 参議院です。参議院の調査室。その結果、消費税をやめれば7年後には1人当たりの賃金、年間で35万円以上上がることが明らかになった。つまりは、ひと月に直せば3万円届かないくらいの賃上げ、7年後にやってくることになる。これ必要じゃないですか? 手取りを増やす、そう言っている政党がある。でもその手取り増えるのは誰ですか? 給与所得者のみ。それはいいことだけど、今、緊急時ですよ。30年の不況、コロナに物価高。ここに対して日本を立て直す、そう考えたら給与所得者だけお金が増えてもしょうがない。働いてても働いてなくても、みんなの使えるお金を増やしていくっていう政策を打たなければ、失われた30年は40年になる。日本を立て直そう。その入り口として消費税廃止。消費税廃止。どうかやらせてください。れいわ新選組に。
「山本さん。もしもし? テンション高くお話しされましたけれども、気持ちはわかります。でも、あなたたち数が少ないよね。消費税廃止なんて無理じゃないですか?」。最後にこれだけお話しします。ごめんなさい。国会の中をちゃんとウォッチしてほしい。2019年、山本太郎1人で旗揚げしたのがれいわ新選組。バックに宗教なし。バックに経済団体なし。一人ひとり、将来この国を憂う者、不安に思う者、さまざまな人たちが横に拡げて6年間の間に14議席にまでなった。この6年の間、何してた? 国会の中では旗揚げしたとき、2019年には消費税減税、「げ」の字もなかったですよ。消費税廃止? そんな話はもう都市伝説でしたよ。そんな中、れいわ新選組が旗を揚げ、揺らし続けた。しつこく、しつこく。6年の間、国会の中、外、諦めずに、消費税は廃止。なぜならば、言い続けた、揺らし続けた結果どうなりましたか? 6年経った今回の選挙。各党の公約、マニフェスト見てみてください。自民党以外、すべての政党が消費税減税に寄せてるじゃないですか。風穴は開くんですよ。小さくても。それが大きくなった。今や世論調査で7割を超える人たちが消費税の減税、もしくは廃止を望んでいる。風は吹くのを待ってちゃダメなんですよ。自分たちで風を吹かしにいかすんですよ。力を貸してほしい。これはチャンス。この勢いに乗って、絶対にぶれない、長い物に巻かれない、れいわ新選組の議席を増やしてください。あなたの力で。比例、全国どこの投票所からでも「れいわ」、全国どこの投票所からでも比例の投票用紙は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。
はぁ。よう喋った。もう汗だくですよ、皆さん。人生でこんなに喋ることあります? 私も初めて。この仕事に就いてからです。もう伝えたいこといっぱいあり過ぎてね。こいつ消費税のことしか言ってないなって思われた方、全部言おうか? 全部言うたら、たぶんもう終電なくなりますよ。すいません。なので今日は一丁目一番地である、れいわ新選組の政策、消費税のことのみイチオシでお話ししましたけれども、他にもさまざまな政策がございます。ぜひご興味持っていただける方は、ホームページのほうをご覧いただければと思います。選挙っていうのはルールがございまして、マイクが使える時間というのが決められております。夜8時、夜8時になったら、このマイクのスイッチを落とさなければなりません。つまりは、今、何時? 7時21分。残るところもう40分切ってしまっている。38分くらいになってしまってるんですね、残すところ。この38分をどのようなやりとりをしていくかっていう風に考えました。皆さんからご質問を受けて、それに対してお答えをするということにも時間を割きたいと思います。おそらくどの政党も選挙期間中、それやりたくないと思うんです。どうしてか? ボロ出したくないから。答えられなかったりしても、かっこ悪いし。どっちかっつったら、リスクしかないですよね。それがどうしたって話なんですよ。皆さんの声を聞いて、私たちの考え方を知ってもらい、そして知らなかったことは、ぜひこの先、勉強さしてもらいますというようなやりとりが、今、政治に一番必要だと思ってるんですね。なのでこの後、皆さんにマイクを回したいと思います。で、8時10分前には重要なお知らせをしなければならないので、その分は担保させてもらいます。時間を。なので時間的にいうと、おそらく15分から20分くらい、そのやりとりという部分に時間を使わせていただけたらと思います。時間制限がかなりタイトになっているので、皆さんがマイクを握ったときに30秒、30秒で質問を終わってください。それに対して山本も極力短くお答えするように努力いたします。通りすがりのあなた、マイクを握って直接、国政政党党首に質問していただけないですか? 気軽にいかがでしょう? どうでしょう? いいんですよ、何でも。どうでしょう。どうですか? そちら帽子振りまわしてる人。
質問者:
ありがとうございます。今月2人ほど、れいわ支持者に変えていただきました。はい。憲法改正についてです。J党とか、S党とかの人たちが国民主権じゃない憲法に変えたいと言っておられますけど、どう思われますか? 以上です。ありがとうございました。
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組を元々支持してくださってる方にマイクが当たりました。ありがとうございます。この時間はですね、全然、アンチでも手を挙げてくれて結構なんですよ。で、たまたま、そんなことわかってなかったけど、なんか手挙げてみたって方でもいいんです。れいわ新選組の支持者の中でいろいろやりとりすることも大事ですけれども、それ以上に大切なのが通りすがりのあなたにマイクを握ってもらうことですから。まずご質問いただいた方、ありがとうございます。憲法改正について。憲法って皆さん、どんな存在かわかります? 私はね、学校で習ったけどすっかり忘れてました。学校で習ったけど政治家になるまでほとんど忘れてた。だってどうでもいいと思ってたから。学校の授業も面白くなかったし。でも私が政治に興味が向いた30代後半で目が覚めたんですよ。これむちゃくちゃ大事なこと書いてあるやんって。つまりは何かっていうと憲法って、この国のルールの親玉なんですよ。ルールの親玉。ピラミッドでいう頂点なんですね。ルールの王様で、その下が外国との約束ですね。さまざまな協定だったりとかそういうもの。で、一番下が法律なんですよ。法律って何かっつったら、皆さん申し訳ないけど縛らしてもらうよ、一定ね。みんな自由にやりだしたらきりがないから、一定ルールで縛らせてもらいます、法律で。皆さんは法律に縛られます。一方で憲法、このルールの王様に縛られるのは誰かっつったら権力者の側なんですよ。権力者に対して、自由にさせないためにいろんな枷(かせ)をはめてるわけですね。その憲法を権力者側から変えたいと言ってきたときには、これ要注意なんですよ。当たり前です。
例えばですけど、泥棒が窃盗罪を緩めてくれとか、詐欺師が詐欺罪を緩めてくれって言うくらいの、私たちは緊張感を持たなきゃダメなんです。権力者が変えたいと言ってくることに関しては。で、話戻ります。憲法改正についてどう思いますか?ってことですけれども、今、議論されているような憲法改正っていうものは絶対にやっちゃいけない。憲法改正自体は、これは宗教の経典でも何でもないわけだから、当然、議論したりとか、必要があれば改正していくってことは私は否定しません。一方でこれまで自民党や国民民主党や維新やその他の人たちが言っている憲法改正っていうのは、ものすごく筋悪なんです。中身は何かっていうと、議員任期の延長。下手をすれば永遠の国会議員でいられるかもしれないような状況もつくられるかもしれない。その大もとになるものは何かっつったら、緊急事態条項なんですよ。緊急事態条項とは何かっつったら、「今から緊急事態です」、総理大臣がそのように宣言すれば緊急事態にされてしまう。三権分立、権力をそれぞれ分けてたのに、そのすべてを1つにしてしまえるんです。逆に言えばこれ、とんでもない者が国のトップに立って、その緊急事態条項をいろいろ使いながら、この国をコントロールしようと思ったら、この国壊れてしまう可能性もあるってことですね。そこまでの自由度、白紙委任という形を権力側に渡しちゃダメなんですよ。そういった意味で、今ある、議論されているような緊急事態条項だったりっていうところに対しては、当然、これは受け入れられない。
憲法変えたいというなら、今の憲法を守らなきゃダメなんですよ、大前提として。守られてるかな? 憲法25条。健康で文化的、最低限の暮らし、みんな送れてますか? 送れてないよ。送れてる人もいるかもしれない。でも国民の6人に1人が貧困ですよ。高齢者5人に1人、貧困ですよ。一人暮らし女性4人に1人が貧困ですよ。高齢者女性一人暮らし、2人に1人が貧困。ひとり親家庭、2つに1つが貧困。憲法25条なんて守られてませんよ。憲法13条どうですか? 幸福追求権、個人として尊重される。そのような憲法があるにもかかわらず、どうしてこの国に老老介護が普通になってるんですか? どうして介護離職が普通なんですか? その中でどうして介護殺人が起こるんですか? さまざま必要なことに対して国がちゃんと手当てせず、逆に言えば、介護職に対して給料上げてしまえば、他の産業に人手が足らなくなるからわざと上げてない。そんなイカれた奴らが憲法を変えたい? 冗談じゃない。今ある憲法をしっかり守ったあとだろう、お前たちの主張をするのは。そう考えているのがれいわ新選組です。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問いただいております。30秒でご意見いただける方いらっしゃいますか? どなたでも結構です。どうでしょう? どうでしょう? じゃあ、そちらで携帯電話を持ってる人。

質問者:
ありがとうございます。代表、総理大臣になったときのですね、内閣、どなたを、防衛大臣は伊勢崎さんだと思うんですけども、構想的にありますか? よろしくお願いします。
山本太郎:
ありがとうございます。14人の国会議員のグループで、あなたが総理大臣になったときにどんなメンツを揃えますか?って言われて、おそらく興味のない方々は何をとち狂ったこと言い合っとんねんという話になるかもしれませんけど、ごめんなさい。国会議員になってるのに、どうして総理目指さないの? 意味不明ですよ。あなたが国会議員になってやりたいと思うことは、誰かが代わりにやってくれることだらけなんですか? そうであるならば誰かを支える、自分じゃなくて違う人を支えてそれを実現しますっていうんだったらわかる。でも国会議員になる限りは自分のやりたいことがいろいろあるはずだから、今、私が考えるようなことを代わりにやれるような肝っ玉のでかい、そんな人間、誰もいないんですよ。だから自分でやるしかないと思ってる。そういった意味で、たとえ14人の国会議員のグループであったとしても、私は総理を目指すと公言しています。ありがとうございます。ちなみに、もしもそのような内閣のメンツ、どういう人たちを揃えますか?っていうことですけれども、具体的になかなか難しいな。でも一般の方々からの私は採用ってものを結構多くしていくかもしれません。
国会議員の中から必ず選ぶというわけではなくて、その中の多くは民間人、そういう人たちを登用する可能性が高いです。特に財務大臣であったりとか。他にも例えばですけれども災害担当大臣であったりとか、そういうところですね。で、その中の1つ、外務と防衛は私、両方一緒でもいいんじゃないかなと思ってます。その方が、この方です。民間から。伊勢崎賢治さん。先ほどですね、冒頭、私が登場する前にもマイクを握ってくださった伊勢崎賢治さん。その方のお話ほとんど聞けてない方が多いんじゃないかなと思います。たまたま通りがかった人たちね。どんな人ですか?ってことなんですけれども、東京外語大学の名誉教授であられます。でも、この方がやってきたエグいこと、凄いことっていうのは世界中の戦争を終わらせてきたんですよ。紛争、戦争を直接現場行って武器を置こうじゃないか。丸腰ですよ。武器を置け、そして国を立て直そうじゃないかっていう交渉をしてきた。むちゃくちゃのタフ・ネゴシエーターなんですよ。国連代表として日本政府代表としても行ってきた、そういう方なんですね。シエラレオネだったりとか、他にもアフガンだったりで。そんな人、国会議員にいる? 申し訳ないですけれども国会の中で防衛の話してもスカスカなんですよ。申し訳ない。国会での防衛、この安全保障の話っていうのは幼稚園レベルと言っても過言ではない。そこに本物を持ち込もうとしてるんです。それが伊勢崎賢治でございます。ありがとうございます。今ですね、私が話してたのは、政府、もしもですね、山本内閣ができたときにメンツはどういう人にしますかっつったんで、外交と防衛っていう部分で伊勢崎さん1人で兼務していただきたいっていう話をしようとしたんですけれども、それって可能ですかね?
伊勢崎賢治:
まずですね、僕は今回の政治家になる、もしなれたらですね、僕、すべて任務と捉えてるんですよ。ミッション。『ミッション:インポッシブル』のミッションですね。つまり、あれやれ、何々をこの期間でやる。つまり、太郎さんに与えられた期間でこれだけのことをやる。それで任務完了って、僕はもう出る。若い人に。だから、もし山本太郎さんが総理になったときに、何年先かわかりませんけど。僕、生きてないんじゃないかな?(笑)
山本太郎:
もう、イタコ連れてくるしかないな、もう。「大臣、大臣」言うて。(笑)
伊勢崎賢治:
そのときにまた新たな任務を与えていただければ。はい。僕は任務で動く人間なんで。はい。

山本太郎:
今の国会議員の中には、決してそんなことをやってきたことがないというのは、本当に実務家なんですよ。だって考えてみてくださいよ。戦争やってるとこに入って行って武器を置かせるって、かなりの交渉力がないと無理な話です。そういったことをいくつも重ねてきたっていう。戦争って何ですか? 紛争って何ですか? それを止めるってどういうことですか?ということをわかってる人にしか、私は安全保障っていうものをこの国の中で、ちゃんと形づくっていけないんじゃないかな、そう思ってます。相手の心理、ね? そういうものもわかった上でさまざまこの国をどうしていくのか、どう守っていくのかってことを議論できるっていうのは、今の薄っぺらの国会にこういった本物を送り込むしかない。れいわ新選組の比例の中で、皆さんにさまざまれいわ新選組に投票いただきますよね。比例は「れいわ」。その票が多くなれば多くなるほど、まず最初に1抜けするのが伊勢崎賢治なんです。特定枠です。特定枠なんです。このきな臭くなったアジア、世界というところにおいて、何よりもこういった人材、国益に資する人材を、まずは国会に送り込む必要がある。そういう考えで、私たちれいわ新選組は伊勢崎賢治を特定枠といたしました。どうかどうか皆さんお力を貸してください。横に拡げてください。比例は「れいわ」、比例は「れいわ」に。ありがとうございます。伊勢崎さん、またよろしくお願いします。
さぁ、続きましてですね、ごめんなさい、山本がしゃべり過ぎてね、30秒でお話ししてくださいってことを言いました。10秒でお話できる方いるんですか? 10秒なんて無理だよって方もいらっしゃいます。でも10秒って意外と長いんだよってことを適当にやってみますね。「消費税やめるって言ってますね、財源どうするんですか?」7秒くらい。こんな感じです。ご挨拶いりません。単刀直入に質問に行っていただけますと10秒以内に収まると思います。10秒でお話しいただける方いらっしゃいますか? どうでしょうか? じゃ、そちらで何かしら黄色い物を振っている方、行きましょうか。
質問者:
はい。子ども、2~3人欲しいんですけど、少子化についてどう対策をしていただけますか?
山本太郎:
れいわ新選組山本太郎と申します。ご質問いただいた方、ありがとうございます。少子化って問題なんですか? 問題なんですよね。だって少子化がこの国の安定的な成長というものを支えるんだ、というようなことは政府からもいくらも言われてるわけですね。少子化っていうのは、やっぱり国を持続的に繋げていくということを考えるならば、やっぱり少子化にすべきではなかったというのは絶対だと思います。一方で少子化になってしまった国々に対して、そういった国々はどういう是正方法を用いているかっていうことなんですけれども、大きく分けて3つです。1つ、教育は無償化にすること。教育に本人とその家族に負担をかけないっていうこと。この国どうなってますか? 本人の責任にされている。借金背負わなきゃダメ。大学生の2人に1人が奨学金。そのうちの7割は利息。国がやっているサラ金(奨学金)から借りる。むちゃくちゃですよ。借金を背負っているっていうだけでも結婚っていうところが遠のく。本人とパートナー両方とも借金背負ってたらほぼ無理ですよ、そんなの。まずは教育を無償化にする。それだけじゃない。この奨学金の借金を背負った人たちをチャラにするっていうこと、重要です。いくらでできるかっつったら10兆円、ワンショットでいけるんです。1回10兆円ワンショットを払えば590万人の人生変えられるんですよ。負担を取り除けるんですよ。それって必要なことでしょ? だって、未来への先行投資。成熟した国にしていくためには学問を深めた若い人たちが大勢いる国にしていくっていうのが理想的なところなんですけれど、この国は借金漬けにした。そう考えるんだったら、当然、少子化にもなっていくよね。そう考えた場合に、間違った政策によって生み出された被害者は救済するべきです。なので、そういうことを言っています。で、大学院まで教育は無償化にする必要がある。それは大体5兆円でできる。「そんなこと、お前、財源どっから持ってくるんだ」って言われますけど心配しなくていい。60兆円分の軍拡はすぐに決まるのに5兆円の教育無償化に金、出さないなんておかしいでしょう? そうでしょう? やるべきですよ、金がないわけじゃない、金はある、やれる、そういう話です。で、2つ目。2つ目は、公共の住宅、公的住宅を拡げるっていうことです。家賃の安い公的住宅です。実家で子づくりできますか? 親がいるところで励めますか? 難しいですよね。どんな状況であったとしても、いくつになったとしても、若い人から高齢者まで自分の家はちゃんと確保できます。公的な住宅がその人の所得によって。所得がないときには家賃は取りません。所得があるときにはその中の一部、安い家賃で住めるっていう形にしていく、公的住宅を拡げていく。で、3つ目。所得が少ない人に対しては給付をする。給付をする。今、言った3つ。少子化を是正するために必要なことは、1、教育の無償化。2、公的住宅の拡大。3、所得が少ない人に給付をしていくという3つでヨーロッパの少子化と言われた国々は是正していったと言われます。はい。なのでこの国はやる必要があります。そう思ってます。
で、それとは別に、少子化だから経済成長ができない。日本の失われた30年は、人口が減っていったからこのような状況になったんだっていうのはデマですからね。それは騙されないでください。日本の少子化、合計特殊出生率、1.5未満という状態なんですね。これ、何て呼ばれるか? 超少子化って呼ばれます。この超少子化という状態にある他の国。先進国。例えばOECDで言うんだったら7カ国、7つの国が日本と同じように長期間、超少子化の状態で苦しんでいます。じゃあどの国も日本みたいに経済落ち込んで大変な思いしてんのかっつったら違うんですよ。何かっつったら、2024年の実質GDP成長率で見たら、日本を上回っている国は先ほど言った7カ国の中でオーストリアを除く6カ国全部、日本より成長してるんですよ。言ってる意味わかりますか? 少子化だから経済がうまくいかないなんてただの言い訳。どの国も経済成長さしてってるんです、日本よりも。実質GDPの成長率、日本を上回っている。その理由は何かって? 減税してるんですよ。社会保障充実してるんですよ。公務員など、国が直接的、間接的に給料を上げられるような分野の給料賃上げ、行なっているんです。それによって何が起こるか? 一人ひとりの購買力が高まる。内需が強くなる。そういうことやってってんですよ。国の言い訳として「少子化が原因でね、日本はこんなに経済がダメになってしまったけれども」嘘言うな、なんです。それはもう世界が証明してる。少子化対策は少子化対策と一方でしておきながら、この少子化の状態でありながらも経済成長はしっかりさせていく。これは両輪で必要だと思ってます。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問いただいてます。10秒、10秒でご質問いただける方、他にいらっしゃいますか? どうでしょう。どうでしょうか。どうでしょう、あ、若い方いらっしゃった、学生さん。じゃ、あなたにマイクを渡そうか。手挙げといて。
質問者:
山本さんはTPPに反対されていたんですが、今の日本だけではできないこともあるんで、良い国際関係は維持しますか?
山本太郎:
ありがとうございます。今、おいくつですか?
質問者:
15です。
山本太郎:
15歳。すごいっすね。15歳でTPPの話してますよ。皆さん、TPPってご存じですか? 野党時代の自民党、野党時代の自民党がTPPには絶対入るなって言ってました。理由は何か? 日本の主権が奪われると言い続けてました。一方で自民党が政権を握った途端にその話は前に進みました。つまりはTPPに、これは話し合いをするだけじゃなくてTPPに加入するってことですね。TPPって何ですか? これは環太平洋の国々で、ヒト・カネ・モノを自由に移動させようっていう協定なんですよ。で、つまり何かっつったら、最終的には関税はゼロにしていくっていう話なんです。これまずいですよ、そんなことやっちゃったら。当たり前です。国の産業を守るっていうことをしないと、より安く作れるところに持っていかれちゃうんですよ。例えば農業。よその国のほうが安く作れるから、日本の農業はもっと少なくなったりとか、潰れてもいいと思ってる人がいたとしたら大間違い。何かのタイミングで外国から食べ物が入ってこなくなることもありますよ。入りづらくなることもあるし。だってコロナのあと、物価が上がったのは何でしたか? エネルギーと食料ですよ。それを考えたとしたら国の安全保障を考えたときに、食べ物という物に対しても、これは関税の引き下げをゼロに向かってやっていくっていうような協定は絶対にやっちゃいけない。自由な貿易って言いますけど、もう既に十分自由な貿易なんですよ。それを上回るようなメガ協定みたいなことはやっていくべきではない。私たちはそういう考え方です。

一方で、今、彼がお話をしてくださった、そういった協定に反対していたけれども山本太郎自身は、世界とうまい付き合いをやっていくのかってことですね。それはもう絶対にやっていかなければなりません。当然、一番うまい付き合いをやっていかなきゃいけないのは、近所付き合いなんですよ。近所付き合い。近所付き合い、全然うまいことやれてないんです、日本。外交さえやってない。例えばですけれども北朝鮮から飛翔体、ミサイル、他にも衛星、ロケット、いろんな物が飛ばされてきてるって話がありますけれども、日本政府、どう対応してますか? 「遺憾です」、そういう言葉を言ってる。じゃあ、そのあとは? 直接、物は言えてません。中国経由で抗議してます。そんな感じなんです。そんなことやってて、どうやって拉致被害者奪還すんの? 直接の窓口もないの? そして一方で中国ともしっかりと話し合い、腹を割って話し合いなんてしたことがないでしょう。一番近くにある国々と、コミュニケーション取れないという状態でずっときてる。どうしてかっつったら、アメリカは超えられませんよね。そういうことなんですよ。アメリカ様。この国の、ある意味で植民地的立場の日本は、宗主国アメリカを超えられない。だからそういう外交を熱心にするってことが難しい状態になっちゃってるってことですね。近場であるほどこれは、さまざまなやりとりが必要。どうしてかって言うと、ひとつ間違えれば戦争になったり、紛争になったりする可能性があるから。だからやらなきゃいけないことは何ですか? この東アジア、例えばですけれどもロシアとか北朝鮮とか中国とか、日本も含めてさまざまな国が定期的に集まって、エネルギー問題や軍事問題や、いろんな問題を協議し合うっていう場をつくっていくべきなんですよね。そういう場でやりとりをし続けることによって、何か一歩間違えて戦争になるというようなことさえも、これ止めなきゃダメなんです。中国に舐められてたまるか、みたいな人たちがいます。でも現実を見てください。スーパーコンピュータ富岳が試算したところによると、日本と中国の間に、戦争ではない緊張、戦争は起こっていないが緊張が少し高まったとします。そのときに、たった2ヶ月、1.4兆円の部品が中国から日本に入ってこなくなっただけで、日本はどれだけの損失生まれますか? 生産額53兆円が失われます。1.4兆円の部品が2ヶ月入らないだけで53兆円の生産額が失われる。つまりはそこで、物をつくってた企業、労働者どうなりますか? つくられた物を販売しにいく、その人たちどうなりますか? 輸送する人はどうなる? 53兆円で済む話じゃない。桁が変わる。つまりは緊張が高まるだけで人が死ぬんですよ、戦争にならずとも。だからやらなきゃいけないことは何ですか? これまでやってこなかったこと。それは徹底的な外交。徹底的な平和外交で経済を、より強くしていく、それが何よりの日本の武器なんですよ。そういう将来を目指しながら外交していくっていうのが私たちの考え方です。ありがとうございます。あと1名行きましょうか。どなたか、どうでしょう? 学生アピールですね、あなた。参考書的なものを挙げてくれてる、じゃあ若い人に。選挙権なさそうですね。選挙権ありますか?
質問者:
ないです。
山本太郎:
大歓迎です。しゃべってください。
質問者:
短絡的な思考かもしれないんですけど、消費税廃止したら、でかい消費をする資本家のほうが得をすると思うんですけど、それについてどう思われますか?
山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。ありがとうございます。全然、短絡的じゃないです。額面で見れば、当然、高い買い物をした人たちのほうが、消費税分はこれはプラスになりますよね。スーパーで1万円の買い物をしました。随分なお買い物ですけれどもそこで取られるのは1000円、消費税ね。一方でフェラーリを買いましたっていう買い物、そういう買い物をした金持ちは、消費税、これ、もっとたんまり、これ払わなくていいわけですよね? あなたはそのことを言っている? ありがとうございます。たしかに額面で見れば消費税、得しそうに見えるのは大金持ちのほうなんですけれど、問題はそこにはないんです。一番の問題は何かっていうと、人間は生きるために必ず何かを食べなきゃいけない、何かを飲まなきゃいけない。毎日のように消費をし続けるわけです。所得が低ければ低いほど、入ってきた収入は右から左ですね。つまり自分の所得の中で消費が占める割合が高ければ高いほど、消費税が重くのしかかるってことです。つまり消費税で一番しんどい思いしてるのは誰ですか?って考えると、やっぱり大金持ちではないんですね。そう考えるならば、この国の経済を停滞させてきたっていうのは、多くの人たちの消費にブレーキをかけてきたという部分に注目しなければならない。多くの方々が、よりお金を使えますっていう状況になっていく。それを非常に大きなパイで捉えて底上げしていく必要があるってことなんです。逆進性が強いと言われるような税金をそのままにして、金持ちが得するからっていうことでは、これはこの国を立て直すこと難しいんです。もしもどうしても、その金持ちに対しての消費税得してる感が許せないんだったら、物品税つくればいいだけ。高級品に対して課税を強めるっていうことだってできるはずです。
一方で、そういう細かいことをせずに、大きな資本を持っているとか大金持ちと言われる人に対してのパーセンテージを上げていくっていうやり方もあると思う。消費1つだけとってみれば、そういうような見え方もできるんですけれど、全体影響を考えたときに、一番この国を立て直すためには、これは消費税をやめるというのが私は最適解だという風に思ってます。ありがとうございます。れいわ新選組代表山本太郎と申します。皆さんからご質問をいただいてやりとりをさせていただきましたけれども、8時マイクオフというルールが選挙上あるもんですから、本当は普段こんなこと2時間も3時間も路上でやってるんですよ。全国回りながら。みんなでコミュニケーションしていかなきゃダメじゃないですか。家で会社で居酒屋で、いろんなところでみんなが政治の話をするのが当たり前の国にしたいんですよね。でもそんな国になってないんです、残念ながら。でもそれっておかしくない? この国のオーナーって誰ですか? この国の日本という会社の株主、誰ですか? 皆さんですよね。株主が会社のことについて語らない。そんな会社あるの? あり得ない。逆に言ったらこの日本国内では政治のことを話すやつは空気が読めないやつだとか、そういう扱いを受けてしまう。「スポーツと政治と宗教の話はしないほうがいいと思います」、そんな声も聞こえてくる。冗談じゃない。政治に対して何かしら言葉を出すことがNGとされるならば、この国は壊れていくしかないですよ。だってこの30年、そうなってるもん。誰でもいい。みんな政治についていろいろ物を言おうよって、当然のことじゃないですか。その空気を拡げていきたいんですね。そのためにも全国を回りながら、普段からこういう活動をしています。この選挙期間も含めて。時間短かったけど、ごめんなさいね、またやらせていただきたいと思います。

で、この会が終わったら、8時にマイクオフしたらですね、どうか山本太郎と皆さんツーショット、そういう写真を撮る時間を設けたいんです。で、できればネット上にあげられる人はあげてほしい。あげてコメントを入れて欲しいんですよ。コメントは私たちれいわや山本太郎にとってマイナスのコメントでも歓迎します。理由は簡単、さっき言ったこと。みんなで政治のこと何でも話せる世の中にするためにあなたも発信するってことを挑戦してみてください。世の中を変えていくのに、スピードを変えていく。あなたの投稿が世の中を変えていく、そのスピードを変えるきっかけになるかもしれない。そんな感じでみんなでどんどん物言っていきましょう。よろしくお願いいたします。
写真を撮る前にインフォメーション、短く。インフォメーションの前に1人紹介させてください。とんでもない人がいるんですよ。れいわの比例で立候補してます。子どもたち苦しんでます。先生たちも苦しんでます。34万人不登校になってる。それだけじゃない。先生は、これね、先生ってうつ病とか精神疾患で、もう7000人くらいが休職してるんですよ、1年間で。そんな世界になってる。もう学校現場、狂っちゃってんですよ。数万件に及ぶ相談をこの人1人で子どもたちや先生からの声を聞いて、教育委員会とかいろんなところ出向いて凸しに行ってるんです。変わった人でしょ? 日本の未来を守るためには子どもと先生守らなあかんっつって、そうやって活動してくれてる人です。それではお願いします。
奥田ふみよ:
はい。れいわ新選組全国比例で国会へ凸する予定の奥田ふみよです。私、数万件、そうやって1万件を超える子どもたちから連絡きていて、この選挙期間中もね、30分かけて自転車で来てくれたりとか、数名のね、高校生とかがこう、来てくれるんですよ。それで彼ら選挙権ないんです、みんな。でもね、そのそばを大量の選挙権を持ってる大人がドヤ顔で素通りしていくんですよ。で、その子たちが、「自分の親、選挙行ってる?」って。「行ってる」って言う子もいれば、「いや、行ってない」って。「何で行ってないの?」って聞いたら「面倒くさい」って。「『面倒くさい』って親が言います、どうすればいいでしょう?」って。今、ここでね、聞いてくださってる方は本当にこの政治にちゃんと自分が主権者という意識持って参加してる方なんですけど、そうじゃない、福岡はね、200万人も票捨てとるんですよ。だからね、私はここで今、足を止めて聞いてもらっている主権者ではなく、通り過ぎて「自分は政治に関係ねえ」と15年前の私だった、奥田ふみよだったような主権者の方に言いたい。「居眠り国会議員以上に、福岡の素通りする大人の皆さん、目を覚ませ」と愛を込めて私は訴えさせていただきます。みんなで笑って暮らそうよ。政治はみんなのためのものだよ。選挙はみんなのためのもの。それなのにそうなっていない。公職選挙法が貴族選挙で市民のためになってない。だから、奥田ふみよ、国会に凸させてください。ぜひこれは、何ですかね、言ってはいけませんでしたかね、ごめんなさい。私は全国比例で出てるので、いいんですか? これは。
山本太郎:
何を言おうとしてるんですか? どんな放送禁止用語を言おうとしてるんですか?
奥田ふみよ:
いやいや。普段、普段、私は、比例は個人名でって言ってたんですけど、いいんですか? それを言っても。
山本太郎:
当たり前じゃないですか。選挙ですよ。
奥田ふみよ:
いえいえ。「比例はれいわ」ってね、本部こう言ってるから、言っていいのかな?って思っただけで。すいません、私はね、個人名で比例は「奥田ふみよ」って書いてくださいって毎日、言ってます。れいわの比例票にもなるし奥田が、より国会で凸しやすくなるので、ぜひ奥田を凸させてください。あなたの代わりに巻き上げられた税金を取り返しにいく。奥田ふみよとれいわ新選組を、ぜひご注目ください。1枚目は「沖園リエ」、2枚目は「奥田ふみよ」と書いてみんなで笑って暮らしましょう。ありがとうございます。

山本太郎:
そのままで。ありがとうございます。もう思い溢れてていろいろ言いたいみたいですけれど。普通のお母さんだったんですよ。で、おしゃべり会っていうね、全国でやってるようなところで、たまたま来てくれて、直接質問してくれて。そんなに熱烈にエネルギーを送りながら、何か力余ってるんだったら、もうあなたが議員になればいいじゃないですかってとこから始まってるんです。私ははっきり言ったら、この人が一番れいわの中で国会議員だったら化けるんじゃないかなと思ってんです。何でかっつったら空気一切読まないんですよ、この人。残り4分しかないのにもう延々喋ろうとして、本当に。これくらい空気読まないんです。何が言いたいかっつったら、国会ってぬるま湯なんですよ、仲良しクラブなんですよ。そこをぶっ壊しにいくくらい空気を読まないような人が行く必要があるんです。
奥田ふみよ:
そうだ。
山本太郎:
だから私は個人として東京に住んでるんで「山本ジョージ」と東京選挙区では書いて、比例は「奥田ふみよ」と書く予定です。はい。
奥田ふみよ:
イエーイ。
山本太郎:
こういうぶっ飛んだ人間を国会に持ち込まなきゃダメなんです。そう思ってます。ありがとうございます。
奥田ふみよ:
一緒に変えましょう。ありがとうございます。

山本太郎:
奥田ふみよでした。皆さんご存じとは思いますけれども、選挙区は福岡県にお住まいの方は選挙区は福岡県内。そこで立候補している1名の政治家を選ぶ。そこには「沖園リエ」「沖園リエ」と書いていただく。そして2枚目の投票用紙は比例。比例は個人名、そしてグループ名、両方書けるんですね。どちらでもいい。れいわのメンツの中で個性的な人いっぱい出てる、魅力的な人いっぱい出てる。だから個人名で書いてもいいし、わかんなくなったら「れいわ」とも書けるよ。そういうお話でした。はい。そして、ここ福岡からは沖園リエ、短めにお願いします。
沖園リエ:
はい。沖園リエです。皆さん、遅くまでお付き合いいただきましてありがとうございます。こんなきらびやかなイルミネーション。そして博多。福岡市ってビルがたくさん並んでて、都会に見えるじゃないですか。でもね、福岡市の子どもたち、6歳から15歳までの小学生、中学生って4人に1人が就学援助を受けながら学校に通ってるんです。これはどういうことかというと、4人に1人の家庭が非正規雇用の世帯なんです。皆さん、きらびやかに見える福岡市。でも貧困が進んでいる。日本でワースト2位。ぜひ貧困、防ぐ。ありがとうございます。皆さん、失礼いたしました。沖園リエです。れいわ新選組の沖園リエでございます。全国で私も活躍して参ります。空気を読まない、その2番目の沖園リエでございます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

山本太郎:
ありがとうございます。残り1分半しかないところで、もう話がまとまらなくて申し訳ない。思いが溢れております。ここ福岡から子どもの貧困をなくそう、子どもの貧困なんて政府が本気になれば、半年、1年でなくせるはず。一方で2016年、子ども食堂300件しかなかった。それが2024年には1万件を超えた。つまりは9年の間に34倍、子ども食堂が増えている。政治家、いい加減にしろよ。何やってんだ、仕事しろ。まずはここ福岡から変えていく。そして国会で変えていく。ぜひ力を貸していただきたいと思います。ここ福岡選挙区は「沖園リエ」、「沖園リエ」。そして比例は全国どこからでも「れいわ」、「れいわ」とお書きください。このあとれいわ新選組のメンバーと一緒に写真を撮って帰ってください。よろしくお願いします。そして封筒、お持ち帰りください。あなたの全国のお友達、福岡県内のお友達を紹介していただく。あなたの1票を2票3票と横に拡げるためのツール、公職選挙法で許されたツールです。ぜひ1人でも多くの方、この封筒をお持ち帰りいただきたいと思います。詳しくは説明、中に書かれております。そしてポスターもあります。ポスターあなたの家の壁に貼りませんか? それとも友達の家の壁に。ポスターの持ち主がOKしてくれればどこでも貼れます。ぜひお持ち帰りください。そして100%ボランティア選挙、れいわ新選組。ボランティア募集中。このあと登録してください。そしてご寄附のお願い。裏金もございません。なのでぜひあなたのワンコインでのご支援を。れいわ新選組。比例は「れいわ」。ありがとうございました。


※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。
