【文字起こし&動画】山本太郎代表×石井よしひと(宮城選挙区 公認候補)×伊勢崎賢治(全国比例 公認候補) 2025年7月15日 仙台駅西口

投稿日:2025年07月15日(火)

石井よしひと:
皆さん、こんばんは。こんばんは。れいわ新選組、宮城選挙区から立候補しております、石井よしひとと申します。どうぞ皆さま、よろしくお願いいたします。ちょうど6年前ですね。私がこのペデストリアンデッキでちょうどこの上、この上で6年前に代表山本太郎と初めて出会うことができました。まさか6年後の今、私がここで皆さまと一緒にれいわ新選組の話をするとは思いもよらない人生の変貌ぶりでございます。私は住宅営業、32年やって参りました。そして住宅不動産に関わって40年。「住まいは権利!」として皆さまと交流を深めて参りました。この選挙中もね、いろんな人と出会います。みんなが口を揃えて言うんです。「苦しい、苦しい」って。本当にこの国の私たち国民の60%が今や、生活が苦しいと訴えてくれてます。母子家庭、父子家庭においては50%以上の方が貧困に苦しんでいる。こういった状態の中で、やはりやらなければいけないこと、それは経済の底上げです。経済の底上げをするということは、国民一人ひとりが豊かになるということです。まずれいわ新選組、そこから始めたいと思います。経済の3本の柱、まず1本目。これはもう6年前から、私がこの上で山本太郎と出会ってから、ずっとこの宮城県で、この仙台で言い続けてるセリフです。消費税はいらない。消費税はゼロでいい。消費税は廃止です。皆さまと一緒にやって参りたいと思います。どうぞお力をお貸しください。消費税がなくなれば、月々2万5000円、皆さまのお財布にお金が残ることになります。年間たった、たったと言っちゃいけないね、30万円、皆さまにお金が30万円残るということになるんです。消費税廃止は絶対にやらなければいけないと思います。これやれば美味しいものも食べられる。学費にも使えるでしょう。新しい塾に入れてあげることもできるでしょう。靴も買える、カバンも買える。たまに旅行に行ける人もいるでしょう。まずは消費税の廃止。そして、社会保険の減免です。毎月毎月2万も3万も皆さん払ってると思うんです。5万円払ってる人だとなんと120万円も年間払ってることになる。取り戻したい。皆さん、税金納め過ぎ、政府は税金取り過ぎ。今すぐ減税です。やって参りましょう。そして3つ目、給付です。皆さま、給付っていうと給付はバラ撒きだと言います。バラ撒きでも何でもない。皆さまが毎月毎月払っている税金、税金からほんのちょっとだけ返してもらうのが給付です。堂々と受け取っていただきたいと思います。消費税廃止、社会保険料の減免、そして今すぐ給付です。皆さま、お力を貸していただきたいと思います。れいわ新選組、宮城から立候補させていただいております。石井よしひと、石井よしひとと申します。どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。


山本太郎:
れいわ新選組代表の山本太郎と申します。大きな音で失礼をいたします。ただ今、私の前にマイクを握っていた宮城県、そしてその選挙区で石井よしひと、石井よしひと。どうか皆さん、お力を貸してください。石井さん、上、のぼってきて。皆さんの暮らしがわかってる人をどうか国会の中に押し上げてほしい。国会議員なんて事実上、これ、貴族と変わりませんよ。皆さんの生活感、全然わかってない。そういう皆さんの暮らしをわかっている、泥水をすすって生きてきた石井よしひと。どうか、ここ宮城の顔にしてください。宮城県選挙区、ぜひ石井よしひと、石井よしひとでよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

石井よしひと:
よろしくお願いいたします。石井よしひとです。力貸してください。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
そして全国どこの投票所からでも比例は「れいわ」、比例は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。さぁ、それではれいわ新選組代表山本太郎、皆さまに訴えをさせていただきます。まず、仙台は景気が良いんですかね? 悪い。そんなことないでしょ。景気良いんでしょ、本当は。そんなに。そうですか。今日ねぇ、北海道行ってきたんですよ。で、その前の日はもう群馬、長野とかいろんなところ回ってきました。で、選挙期間中だけじゃなくて、全国いろんなとこ回ってるんですけど、景気が良いなんて話、聞いたことないです。それもそのはず。厚生労働省の調べでは国民の6割、国民の6割が「生活が苦しい」と言います。それだけじゃない。2024年、中小企業の倒産件数、これ1万件以上なんです。そして過去最高の倒産件数をマークしましたっていう業種、これ少なくとも28業種ある。バタバタ潰れてるんですよ。6割の国民が苦しい、そして中小零細、バタバタ潰れまくってる。この状況で国会、何してるんでしょうか? 答え出ましたよ。政府自民党、「2万円配ります」。そんなもんで足りるはずないだろって。そして野党第一党、「1年間だけ食料品のみ消費税減税します」って。それでなんとかできますか? 皆さん。1年間の減税でも月々の負担軽減5300円程度。この程度の金で、この物価高、乗り切れるわけない。そして問題は物価高だけじゃないんですよ。確かに物価高は苦しい。けれども物価高だけで皆さんが苦しんでるわけじゃない。日本という国は先進国でただ1つ、30年、30年経済不況が続く国なんです。30年の経済不況の中にコロナがやって来た。コロナから立ち直る前に物価高になっている。つまりは三重苦。この三重苦から国民をいかに救い、そしてこの国の屋台骨、中小零細を潰れないように支えていくか、どうして国会で一向に議論されないんですか? 国会の中もマスコミもみんな物価高っていうことに矮小化。これじゃあ、どうにもならないですよ。じゃあこんなとき、どうすればいいんですかね? 今、やらなきゃいけないこと、何ですか? 少なくともやらなきゃいけないことは、この国の経済を立て直すこと。だって国会で言ってるじゃないですか。この物価高を見合うような賃上げをしていくって。そしてこの日本にたくさんの投資が生まれるようにするって言ってる。でもちょっと待ってほしい。賃金上がる、投資呼び込む。気持ちはわかったけど、そうなるための政策が打たれてませんよ、何も。そのためには何が必要か? あなたの使えるお金を増やすしかないんです。一人ひとりの購買力を上げて、みんなの消費を喚起して、そのお金が回り回って誰かの所得に変わっていく。そういう循環を大きくしていく以外は、日本の経済は立ち直らない。当たり前のことです。経済政策の常識。なのに国会ではそういうことが話し合われない。

外国見てみて。外国。海外を見てみれば、景気が悪くなるときにまず最初にやることがあります。外国ではどんなことしてますか? 日本と同じように消費税、あるんですよ。外国にも。名前は変わります。付加価値税とか。景気が悪くなりそうだ、景気が悪くなった。そんなときにまずやることは消費税の減税なんですよ。むちゃくちゃすごいスピードでやりますよ。あっという間にやる。イギリス7日。マレーシア16日。アイルランド23日。ドイツ28日。あっという間に減税する。どうしてですか? みんなの消費が落ち込めば、回り回って誰かの所得も落ちていく。消費が落ちれば投資は入らない。消費が落ちれば事業者、売り上げ落とす。事業者、売り上げ落ちるならば従業員の給料を減らす。他にも、会社が倒れてしまえばその会社がその地域で回していたお金も途絶える。そして従業員給料もなくなって、それぞれの地域で物を買うっていう活動ができなくなる。景気が悪くなる。消費が落ち込む。それによる悪循環を止めるために世界中で行われることは、消費に対するペナルティ、消費に対する罰金をまず下げるっていうのが一丁目一番地なんですよ。一方、日本はどうですか? 一方、日本。景気が悪いときに、わざわざ消費税を上げてる国なんですよ。消費税5%に上げた。その後どうなった? 日本は本格的不況になった。アジアの通貨危機も相まってさらなる不況。その後30年、まさに失われた30年。経済衰退30年は先進国で日本だけ。その間にさらに8%、さらに10%に上げていったんですよ、この国は。どうしてそんなことをすんの? 全くの経済オンチ。でも経済オンチじゃないんです。目的があるからそれをやるんです。一体、何の目的でしょうか? 組織票と企業献金。組織票と企業献金が欲しいために、景気が悪いときにでも無理やり消費税を上げて一部の人たちにプラスになるように働いてきた。それが日本の政治なんです。

つまりは何が言いたいか? 消費税なんてあなたのためにある税金じゃない。消費税なんてあなたの社会保障の一部にしか使われてない。消費税が上がり続けた30年は大企業に対して減税をし続けた30年。その結果どうなったかって? 30年、社会保障のために、社会保障のために、と言われて払い続けた消費税。結果どうなりましたか? 社会保障は充実なんてしてません。悪くしかなってない。この状況の中で30年を振り返ってみれば、消費税収の約61%が大企業、減税の穴埋めに使われていたと言える。皆さんが消費税払う意味あるんですか? あなたが払った消費税はほんの一部しかあなたに返ってこない。その多くは違うところにお金が流れてる。一部の人たちが、より減税されるように、皆さんがその埋め立てを手伝ってるだけの話。それを組織票と企業献金、落選したときの就職先の斡旋、さまざまなことで魂、売り飛ばしてきた、そんな政治家たちが国民を犠牲にしてまで自分の議員バッジを守ってきたっていう、その30年なんですよ。冗談じゃない。消費税のおかげでこの国、どれだけ弱った? もちろん、その他にも理由はあるけれども所得、みんな減らしてますよ。誰かの消費が誰かの所得に回る循環をブレーキかけ続けた。結果どうなったか? 全体的に所得は落ちていっている。所得の中央値、所得の真ん中を見てみれば、高い所得、低い所得、全部並べた真ん中が27年間、不況の日本の中で145万円下がってるんですよ。そんな国ある? 存在しない。日本だけ。あまりにもイカれた政治の振る舞いによってこの国の人々は多くが厳しい状態に追い込まれた。中小零細、税負担むちゃくちゃ重いですよ。特に消費税は赤字でも払わなきゃならない。借り入れしてでも払う。そんな状況で耐えられなくなったところはバタバタ潰れていってる。

この先も、これ続けるんですか? やめましょうよ。消費税をやめればこの国の屋台骨、中小零細企業は救われる。この国の9割、企業、9割以上、中小零細。中小零細が雇ってくれてる労働者、7割。この国のまさに屋台骨を守るためにも消費税はやめるべき。そしてあなたの財布にも年間、平均的な世帯で30万円、新たに使えるお金となる。30万円あったら皆さん、何に使いますか? 30万円、想像してみてください。30万あるんやったら旅行に行こっかな、そんな人もいるでしょう。それが国内旅行であるならば国内でお金が回る。必要なものを今でさえ買えてない。だったら買ってください。あなたが少しでも買えば、その消費は回り回って誰かの所得に。ずっと憧れてた、でもずっと諦めてたあれを買いたい。買ってください。あなたの消費が回り回って誰かの所得に。失われた30年とは、消費が失われた30年。失われた30年とは、投資が失われた30年。失われた需要を喚起していく。日本の経済を立て直していくためには、まずはあなたの使えるお金を増やしていく。まずはその一丁目一番地、消費税廃止で始めませんか? お力貸してください。れいわ新選組にその先頭に立たせてください。よろしくお願いします。ありがとうございます。消費税廃止、それによって1つ言い忘れてたことがあります。今、あなたの財布に優しい、中小企業を立て直すために必要、それだけじゃないです。将来的にみんなの賃金上がっていくってことが数字で表れてます。試算、計量シミュレーションをしたのは私じゃありません。参議院です。参議院、参議院の調査室のシミュレーションによると、消費税をやめた7年後、7年後には、1人当たり賃金が年間で36万円近く上がるっていう数字が出てる。つまりはひと月に直せば3万円近く、1人当たり賃金上がっていく。そんなわけないって思われた方、そんなわけあるんですよ。逆に言えば成長するはずだったこの国を、上がるはずだった賃金を上がらないように、成長しないようにブレーキをかけ続けてきたのが消費税ですから。消費税をやめた瞬間、当然、あなたの使えるお金は増え、少しでも必要な物を買えば、それが回り回って誰かの所得に。その循環が7年間広がっていけば、1人当たり賃金、年間で36万円近く上がる。この参議院の試算は当然の結果とも言えます。どうかその先頭に。れいわ新選組、全国どこからでも、比例は「れいわ」、比例は「れいわ」でお力を貸してください。よろしくお願いします。「山本さんね、熱心にお話されてんの聞かせてもらいましたよ。言ってること、ま、たぶん合ってるかもしれないけれども、あなたたち、そもそも数が少ないでしょう? それでどうやって(消費税)廃止にするんですか?」そう言われる方いらっしゃいます。ご心配なく。国会ちゃんと見てください。山本太郎が1人で2019年に旗揚げしたのがれいわ新選組。2019年に旗揚げ、バックに宗教なし、バックに団体なし。この国を憂う一人ひとりが横に拡げてくださって、6年の間に14人の国会議員を生み出した。2019年、旗揚げしたときにチラシをつくりました。一丁目一番地、消費税の廃止、私たちのやるべき政策を書いて国会の中に持ち込んだんですよ。自民党からいろんな党の知り合いの人たちに、「先生見てください、ご意見ください」、配ったんですよ。ご意見いただきました。多くの方々がこうおっしゃってた。「馬鹿だな、おまえ。国民が30年、自動的に払うようになったこの消費税を今さら減税してもらえるとも思わない。それどころか廃止なんて夢物語だってみんな思うに決まってんだろ。誰が支持するんだよ、お前らのことを」って。「山本太郎、終わったね」そう言われたんです。そこから6年。笑われようが何しようが国会の中でしつこくしつこく、この国を立て直すために、30年失ったという期間を40年にしないためには、まずは徹底した消費の喚起で全国津々浦々にお金を回す必要がある。国民一人ひとりの購買力を上げていきながら、そうすれば自然と投資は入ってくる。この失われた需要を取り戻していくってこと、これが一丁目一番地だって言い続けたんですよ。国会の中と外と、力合わせて揺らし続けたんですよ。答え出ました。この選挙、自民党以外公約、マニフェストを見ていただくと、全部、消費税減税に態度を変えてるんですよ、どの党も。つまりは何か? 数が少ないって関係ない。他党に対して政策の変更っていうものも動かしていけるっていう証拠じゃないですか? 力貸してほしい。数が少ないんじゃない。やる気の問題、突破力の問題。力を貸してほしい。れいわ新選組、そのような形でこの先、廃止以外は無理なんて言うつもりはない。野党の中で減税という話が出てくるんだったら、国民の利益になるんだったらもちろん乗る。けれども消費税廃止の旗は決して諦めない。長い物に巻かれない。決して諦めない。徹底的に皆さんにプラスになることを誇りを持ってやっていく。そんな集団を皆さんどうか育ててください。一緒に変えていきましょう。れいわ新選組です。ありがとうございます。

選挙といえば、8時になったらマイクオフなんですね。8時になっちゃったらマイク切らなきゃダメなんです。で、普段、選挙じゃないときも全国回り続けてこういうことやってるんです。美しい音楽を奏でていただいた、その傍らで、山本がおしゃべりをしながら皆さんにマイクを回していく。政治のことについて友達の間、家庭、会社、いろんなとこでなかなかしゃべれないですよね。みんなの前で堂々としゃべろうよって。もっともっと政治の話をしていく必要がある。だって、この国のオーナーは皆さんだから。オーナーが会社のことについてしゃべらないなんてあり得ないでしょ? だから全国のいろんな場所に行って、あなたもしゃべってみてよって、どんどん言ってってこと言ってるんです。なので、今日も時間がおそらく20分程度しか取れないんですけれども、皆さんにマイク回していきたいと思います。30秒。30秒でマイクを握っていただける方、山本に質問をぶつけてくださる方、あなたのご意見をくださる方にマイクを回していきながら、山本がそれに対して答えていく。そのようなことを、選挙中ですがやらせていただきたいと思います。このあと、あなたにマイクを握っていただきたい。よろしくお願いします。れいわ新選組山本太郎です。はぁ、もう、ようしゃべるおっさん、仙台来ましたよ。ほんまにびっくりするわ、自分でもしゃべり過ぎて。ね? 本当はね、消費税のことしかしゃべってないな、こいつって、呆れた方もいらっしゃるかもしれないですけど、いっぱいあるんですよ、政策。この国に必要なものはいっぱいある。けど全部言ったらみんな終電間に合わない。だからごめんなさい、一丁目一番地の消費税廃止のみ言いました。逆に言えば、皆さん、ご質問の中で、これについてはどうなの?みたいなことも聞いていただけると、私たちの政策触れていただくことができるかなと思います。その中でもカバーしきれないものは、どうかホームページなどご覧いただけると幸いです、よろしくお願いします。先ほど言いました、30秒であなた、マイク握って何か聞いてもらえませんか? そういうことを進めていきたいと思います。どなたかご発言されたい方いらっしゃいますか? 通りすがりのあなたでいいんですよ。どうでしょう? いかがでしょう? お話されたい方いらっしゃいますか? じゃあ、そちらの眼鏡の男性行きましょうか。

質問者:
こんばんは。自分から質問があるんですけども。今回の参院選、宮城県から出馬している自民党の石川候補に関してなんですけども、彼の公約の中にガソリン暫定税率の廃止というのがあって。それって前の国会で自民公明連立与党、あと他の野党も含めて潰されたはずなんですけども、この辺どうなってるのか、お願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎と申します。皆さんからのご質問にお答えをするということをやっております。ご質問いただいた方、ありがとうございます。ガソリン、高いですよね。ま、おそらく電車をご利用されてる皆さんなので、ということではないんですけれど、やっぱり地方都市ということになっていくと、東京のように網目のように何かしら交通網が、ね、整備されてるわけじゃないので、どうしても一家に1台どころか1人1台っていう地域もあるくらいですよ。そこにおいてガソリン価格が上がるっていうのは本当に死活問題。それだけじゃなくて輸送業など営まれている方も大変な思いしてる。それは回り回って消費者の負担となっていくこともあるでしょう。このガソリン価格を下げるっていうのは当然のことだと思います。私たちれいわ新選組は「ガソリン税ゼロ」ということを言っています。一方で、今、言われたトリガーってやつですね、ガソリンの暫定税率廃止っていうこと。まぁ、今よりも値段は安くなるということは歓迎すべきことだし、さっさとやらなきゃダメなんです。で、その法案が出されたのいつ頃ですか?ってことなんです。これはね、野党が固まって出した法案なんですよね。ガソリン安くしろ。これについて審議しろ。答えを出せっていうことで出してきたのは、前の国会が閉まるギリギリなんですよ。それで通るわけないやん。みんな困ってんの、ずっと前から知ってるくせに、前の選挙の公約でもそれ掲げてたんじゃないの? いろんな党が。ガソリン安くするって。なのに前の国会終わる寸前でそんなもん出してきて成立するはずないんですよ。だから自民党も申し訳ないけど万死に値する。とっとと自分たちでそのガソリンの暫定税率、これを廃止するっていうことをやってこなかったっていう自民党も万死に値するが、国会の最終盤、閉まる寸前になって提出してきたっていう野党も本当に万死に値する。私はそう思ってます。

でね、野党側、衆議院では、これは与党側よりも数が多いわけですよ。だからかなり揺らせるわけです、自民党、公明党を。一番、野党側が揺らす力が、揺さぶる力が強くなるのはいつですかっつったら、これ予算の時期なんですよ。予算ってむちゃくちゃ大事ですよね? 1年の予算を決めるときですと。大体その年の1月の終わりから3月の終わりまで議論を続ける。衆議院から始まって参議院まで。で、与党側、自民党側が考えること、政府が考えることは、3月いっぱいまでの年度内に成立させたいってことを考えるんですよ、政府は。一方で野党側は「年度内に成立させたいんやったら、お前ら、これ呑めよ」って言えるんですよ。で、「呑まないんだったら、予算は年度内に成立させないからな」っていう風に脅しをかけられる。過去の国会でも与野党の対決のときにはそういう形で、一番遅いときで3月いっぱいじゃなくて6月まで引っ張ったものもあるくらいなんですよ。それを考えたとしたら、国民が大変な思いをしてるときに、これは最大限、ガソリン、そして消費税の減税くらいは勝ち取るくらいの野党多数で揺らしていくってことは本当はやらなきゃダメだったんですよ。でも、それさえもやってないんですよ。むちゃくちゃですね、これ。「参議院(選挙)で争点にする」って、おい、そんなものを待てるかよって。今すぐ下げてほしいんだよって人たち多数じゃないですか。常に政争の具にされ続けている。国民生活そっちのけ。国民のために仕事しろよ。公約にも挙げてたんだから。本当に怒りでいっぱいです。消費税にしてもそう。

例えば、国民民主党、維新、これらの政党は消費税減税を前の衆議院選挙、去年10月行われた衆議院選挙のときに公約で挙げてるんですよ。消費税減税。じゃあ、前の選挙で議席が増えました。そして、今年の3月の終わり、予算の審議が終わるまでの間に維新および国民民主党が消費税減税を国会の中で政府に対して何回求めてるだろうか?ってことを国会図書館および(参議院)調査室で調べました。答え出ました。1回ずつ。何が言いたいか? 選挙のときだけぶら下げる人参、そういうものを平気でやるんですよ、政治っていう世界は。立憲民主党、見てみてよ。何つってたっけ? あれ。「物価高からあなたを守り抜く」っつって。予算の時期にそんなことを減税も求めず、それを勝ち取ろうともせず、4月の終わりになって選挙近づいてから「物価高からあなたを守り抜く」って。お前、物価高で苦しんでるの、4月の終わりに気づいたんか?って話ですよ。あり得ない。れいわ新選組が存在する意義というものに関しては先ほど申し上げました。国会の中で死に絶えていた消費税というものの議論にもう一度、すべての政党、自民党以外に公約に持っていかせるという活動をしてきた。それだけじゃない。今、私がお伝えした各党が選挙で約束したことさえも、事実上、国会の中ではほとんど指一本動かそうとしていないという状況は、多くの方々が知り得ないですよね。何が言いたいか。れいわの支持じゃなくてもいいから、自分の投票した政党くらいは、ちゃんと面倒みてください。お尻叩いてください。約束したことをやれ、国民を救え、と支持者の1人として、そういった政党に活を入れていただきたい。そういうことです。中で起こっていることを外でわかりやすく説明する、そして国民の皆さんと一緒に揺らしていく、変えていくってことを、れいわ新選組は仕事としてやっていく。そういうことでございます。ガソリンとっとと下げるなんて当たり前ですよ。当然のことです。選挙の争点なんかにしやがって、そういう話だと思います。すいません。ありがとうございます。十分ではないですけど、そんなところです。さぁ、いかがでしょうか。れいわ新選組山本太郎に直接ご質問いただく。じゃ、そちらのマスクの方、行きましょうか。



質問者:
はい。ありがとうございます。自分は大学を中退した経験があるんですが、学費はタダっていうのは現実になってほしいです。中退した理由はいろいろあるんですが、学生時代に親がものすごいお金をかけているっていうことがプレッシャーになって、卒業しなきゃいけないと思って、精神的にヤバいことになったので、学費がタダの世の中になってほしいと思っています。以上です。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎、皆さんからのご質問に受け答えしているところでございます。ご質問いただいた方、ありがとうございます。大学ね、入ったけど、もう途中で苦しくなって途中で辞めちゃったってことですね。またどっかのタイミングで自分が望んだときに、それをまた学び直しできたりとか、そこに学費がかからなかったり。そもそも教育に負担をかけるっていうことは、当然、今みたいな社会になっちゃうわけです。何か? 本人とその家族に負担がかかっちゃうっていう教育システム。高等教育、大学、大学院、こういったところに行くためには、大学生の2人に1人が奨学金を借りなきゃいけない。そのうちの7割近くは利息がつく。そういうものを借りなきゃいけない。国がやってるサラ金じゃないかよって話です。で、一方で、少子化が問題だっつってる。子どもが少なくなって大変だっつってる。だったら、教育に負担をかけるべきじゃないんですよ、個人やその家庭に。当たり前のことですよね。子どもを、子どもをつくりました。家族をつくりました。そこからお金かかる一番大きな部分の1つが教育なんじゃないですか? それを考えたときに、そこが無償であるということで、どれだけの負担が軽減される?  軽減された分をもっと違うものにお金を使えたりするわけでしょ? やっていくべきなんです。これはヨーロッパ、ヨーロッパの中で、少子化というものがけっこう拡大していっているっていうところで、是正策、少子化を是正するっていうときに取られた政策、これ3つあるんですよ。1つ、教育に本人またはその家族に負担をかけない教育無償化。2つ目、公的な住宅、安い家賃で住める家。3つ目、所得が少ない人に対しては給付を出す。この3つです。この国で1つでもあるかな? ないですよ。結局、社会に出るときに借金背負ったまま、最初にもらえる給料は少ない。その中からも返さなきゃいけない。それどころか、自分が借金背負ってて、自分の好きな人も借金背負ってる、そんな2人が結婚って話になるか?  どちらかが借金背負ってるだけでもハードル上がっちゃいますよ。実家暮らしで子作りに励みます、そんなことできます? 無理ですよ。どんな立場であろうと、望めば自分の部屋が持てる、家が持てる。これに関しては、公的住宅を拡充するしかない。当たり前のことですね。これは若い人たちだけじゃなくて、高齢者になって、耐震性が少し十分ではないので、家を取り壊します。そう言われることもある。80代になって、新しい家を探さなきゃいけなくなった。けれども80代になって家探すったって断られますよ。究極、何かって?  あなた1人で亡くなりますよね。そういう話で入れる家なんてない。終の住処だと思ってた家が、そこから出て行かなきゃいけなくて、そこから1年、2年かけながら家を探しまくる。どんな仕打ちよ。「住まいは権利!」なんですよ。何があっても失わない家があるっていうだけで大きいんですよ。

コロナのとき覚えてますか? 多くの人たちが職を失った。まずは誰から失った?  非正規から失った、派遣から失った。もういらないと言われた瞬間から、会社の寮を出なきゃいけなくなった。なけなしの金と全財産を持って、ターミナル駅をうろうろしたりとか、あのときに新宿だったり、いろんなところ人で溢れてましたよ。一目でわかった。あまりにも不自然な大荷物。10代後半から80代まで彷徨ってましたよ。声掛けました。当時は議員バッジついてなかったんですよ。落ちちゃってね。で、なんとか福祉に繋ぐってことを時間あるときに駅行ってやってたんですけれど、断られるんですよ。「生活保護? 受けたくない」。最後のセーフティーネットでさえも悪いイメージがまとわりつくような、マスコミの報道だったり国会での扱い。最後の1本、蜘蛛の糸さえも自分で断る。「大丈夫、仕事、次すぐ見つかる。コロナが終われば」って言い続けてた。そんな80歳のお父さん、今、何してんねやろう? 自分の持ってる所持金1万円で、路上で、80超えて。そのお金尽きたらあの人どうするんだろう。死ぬしかないのかな。奪うしかないのかな。世の中が正常化したとしても、あの人が先に雇ってもらえることなんてないですよ。あまりにもひどい社会の中で、「もうこんな世の中終わってしまえばいいのにな。自分なんてもう消えてしまいたいわ」、そんな人たちいっぱいいます。年間で2万人くらい自分で命絶ってしまう。戦争も紛争も起こってないのにね。こんな国狂ってますよ。こんな国にしたの誰ですか? こんな国にしたのは政治ですよ。何でも政治のせいにするなって? 違う。この国で生きてる限りは政治でつくられたルールに従うしかない。あなたにとって首が締まるようなルールでさえも日々つくられてる。一部の者だけ優遇。それ以外は底が抜けるような貧困の拡大。国民の6人に1人が貧困。高齢者の5人に1人が貧困。一人暮らし女性、4人に1人が貧困。一人暮らし高齢者女性、2人に1人が貧困。ひとり親家庭、2つに1つが貧困。一方でこの国の富裕層、超富裕層は世界で2番目に多い。この2年間で溜め込んだ新たな資産は105兆円を超える? 大企業は右肩上がり。この12年で溜め込んだキャッシュは139兆円? 勘弁してくれよ。こんな地獄で生きてたくないよってことですよ。だから変えようなんですよ。それを変えられるの誰かっつったら皆さんしかいない。それだけのこと。この国のオーナーあなただから。あなたがいなきゃ変えられないんだよ。政治? 変わるわけない。社会? 変わるわけない。その大人の諦めの連続で社会はここまで壊されてきた。遅ればせながら40手前で気づいたんですよ。社会がこんなに壊れてるって。若い人たちに本当に申し訳ないと思ってる。だからやろうって決めたんですよ。どうか力持たせてもらえないですか。この力を大きくしていくことで、突破できるもの必ずありますよ。まず、何があっても心配するな、そういう国をつくりたい。そんな国なんてつくれるはずがない。そう思いますか? やったことないじゃないですか、そんなこと。じゃあやってみようよ。やるしかないよ、だって。力貸してください。れいわ新選組と申します。国の貧困、子どもの貧困なんてとっとと終わらせられるんですよ。こども家庭庁なんてつくらなくても。当然でしょう。子ども食堂っていうのができた。2016年のときには全国に300件。300カ所。それが2024年どうなりました? 1万件超えてます。たった9年の間に34倍? 子どもの貧困に対して民間の善意に甘えている。こんな狂った国はいずれ滅びますよ。でも滅ぼすわけいかないでしょう。この地獄の中で生きていくよりかは、この地獄を変えようぜって。ここまで壊したのは政治だったら、その逆をつくっていこう。みんなの力で。あなたがその鍵を握ってる。皆さんがその鍵を握ってる。あなたの手の中にこれが握られてる。握り潰さないで。捨てないで。捨てるくらいだったられいわにください。力発揮します。ありがとうございます。れいわ新選組と申します。さぁ、参りましょう。ありがとうございます。じゃあですね、そちらの、エンポリオアルマーニ的なTシャツ着てる人。両手挙げてるあなたね。

質問者:
ありがとうございます。今度の選挙で自民党が過半数割れして、そしてれいわが7議席以上獲得した場合、れいわ、どのくらい有利になりますか? 教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎と申します。皆さんからのご質問に答えております。ありがとうございます。7議席を目指しますってことをずっと言ってるんです、この選挙で。でも、現実考えてみたら私たちの7議席、これはかなりハードルが高いんです。自分たちの実力、ここを大きく超えたところに目標を定めました。どうしてかって? 7を目指さなきゃ5も取れない、7を目指さなきゃ6も取れない、当然のことです。目標設定は高く。で、結果としてどれくらい取れるか?っていうのは、蓋を開けてみるまでわからない。私たち宗教団体とか、私たち経済団体とか、いろんな会社だったり労働組合に支えられてるわけじゃないから、元々の票がどれくらいあるか?ってことはわからないんですよね。だから蓋を開けてみるまでわからない。最後の最後まで皆さんに「横に拡げてください、拡大してください」と、お願いするしかない。一方で、れいわがもしもこの選挙で議席を増やしたならば、何ができるか?ってことですね。まず、国会の中での発言権が強まります。例えばですけど、総理大臣が入る質問というものに対して1日の行程表みたいなものを見てみれば、大きな政党からものすごい時間もらえるんですよ。例えば立憲民主党が80分の質問時間のときには、私たち、10分とか。予算(委員会)の期間、2ヶ月くらいあって、毎日80分とか90分とか、政府に対して揺らし続けられるんだったら、これ、1年で転覆させられますよ。政権なんて。当然でしょう。10分しかないんだもん。でもその時間は延びる。それだけじゃない。国会でのさまざま、本会議での登壇だったりとか、いろんなところにも私たちの活動は拡げられる。何が言いたいか? れいわ新選組がどんな発言をし、何を求めているのかってことは、多くの方々はそう、知らない。それが多くの方々に知っていただけるっていう入り口に入るってことだと思います。衆議院は増やしてもらいました、9議席。そして参議院と合わせて14議席なんですけどね。衆議院ではかなり大きく活動ができるようになってきたけれども、参議院がまだまだ力が弱かったんですよ。だからこの選挙で、衆参のバランスをとらせていただいて、政府に対して、そして政治に対して、しっかりとこれは揺らしていく力を強めさせていただくという以外ないと思ってます。ありがとうございます。一発でね。一発でいいところまでいければいいですけど、そんな甘いもんじゃないからステップ・バイ・ステップ。今度の選挙で確実に議席を増やしていくってことが何よりも大事だと思っています。さぁ、他いかがでしょうか。どうでしょう、どうでしょう。ありがとうございます。じゃあ、そちらのあなた行きましょうか。

質問者:
山本さんって以前、芸能界にいたと思うんですけど。なんか芸能界と政界ってちょっと似てる部分がちょっと個人的にはあると思って。不祥事を起こしたら責任を取って辞めるっていうのが個人的にはちょっと納得できないというか、そうやって逃げてるだけだなって思う気がするんですけど、その辺、代表はどう思ってるのか、ちょっと聞きたいなと思ってます。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎、皆さんからのご質問にお答えをしております。ご質問いただいた方、ありがとうございます。芸能界と政界は似てるんじゃないか?という、その中で、不祥事があったときに辞めるみたいな責任の取り方は逆に無責任なんじゃないの?ってことですよね。でもその不祥事って呼ばれるものが何なのか?ってことですよ。だからそれによってかなり幅広い話なので、一概には言えないとしか言いようがない。一方でじゃあ何かしら、とんでもないことをやらかしたのに辞めずにずっと居続けるっていうのこれまでずっとあるわけですよね。いろんな不祥事あった。国民の財産である国有財産を、嫁の友達が学校経営者やから、タダ同然で差し上げた。でもこれでも辞めませんでしたよ。安倍さんね。結局、公文書の改ざんとかいろんなことがやられたわけですよ。結局、最終的には公務員の方、自死されましたよ。それと引き換えに財務省に借りがあるから、消費税は予定通り上げちゃった、みたいなね。国民犠牲にしてまででも自分の身を守るってことが普通にあるから、逆に言ったら潔く辞めてくれたほうがいいんじゃないですか。私はそう思います。はい。そんなところです。ありがとうございます。さぁ、いかがでしょうか? そちらの帽子を被ったあなた行きましょうか。

質問者:
ありがとうございます。消費税廃止後の税収補填案について、直近は国債を発行するとして、家族から消費税がなくなったら足りない分はどうするの?と聞かれ、自分の勉強不足が原因で具体的な説明をできずに困ってしまいました。各補填策で、減収分とその補填分が何となくわかるような説明っていただけますでしょうか。

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎と申します。皆さんからのご質問にお答えをしております。質問いただいた方、ありがとうございます。消費税やめたいんですよ。で、消費税はやめられるって説明しました。なぜならば、消費税収の約61%が大企業減税の穴埋めに使われていると言えるという状況であるから。消費税とは、あなたに社会保障として返ってくるものではない。一部は返ってくるけど、その多くはそういうことになってないってことです。そもそも消費税がつくられたときに、そういう約束ですから。直間比率の是正だから当たり前なんですね。消費税が上がるたび、法人税は下げられる。この通りに30年、動いてます。だからこっから先、社会保障のために必要ですって言われて消費税はこのまま行くと上げられますよ。たぶん日本経済、もっとボロボロなるけど。上げられるけれども一方で、大企業などは減税してもらえるっていうことは、もうこれはもうお約束なんです。これやめなきゃダメだよって、そういう話でした。

一方で財源どうするんですか?っていう話ですね。財源に関して考え方、2つあります。2種類やらなきゃダメです。何かと言うと、1つはまず、むちゃくちゃ儲かってるところから、ちゃんと税金もらえるようにしなきゃいけない。例えばだけれども、過去最高益をずっと続けている大企業。むちゃくちゃ絶好調に儲かってますっていう人だったりとか。他にも例えば1億円の壁みたいな話もあるわけですよね。金融所得、そういったもので大儲けしてますって人たちに関しては、当然、これを所得税としていただきます。総合課税みたいな感じ。こういう形に税制を変える必要があります。大企業などに対して法人税の累進税化。儲かってれば儲かってるほどパーセンテージは上がり、儲かってないときにはパーセンテージ下がって、全く儲かってないときには払わなくていい。そういう形だったり、金融所得課税みたいな形も強めていくということで、26兆円はそれでペイできます。ペイはできるんだけれども、それを待ってたらいつまで経っても減税できないでしょう。ごめんなさいね、今、税を改正するのに時間がかかっております、減税はそれまでお待ちください。今、6割の国民が苦しんでいる。中小零細(企業)バタバタ潰れてるっていう中で減税する。いつするんですか? 「すいません、税制改正を行なってからです。なので皆さんには1年、いや、ごめんなさい、それ以上かかるかもしれないので待っててね。お楽しみに」なんて言えませんよ。その間に国民死にますわ。中小企業倒れますわ。じゃあ何をしなきゃいけないんですか?ってことなんですけれど、当然、その間に国債発行でとっとと減税するんですよ。消費税やめるんですよ。消費税やめることで何が起きますかっつったら、景気が良くなる以外ないんです。つまり何か? 税収は増える。当たり前です。みんなの消費が増えて、投資も増えて、税収も増えていく。当然のことです。そうなるならば、新たな税収が生まれていくということになるんだから、その翌々年、翌年、次に国債発行、そこの部分に関しては減らしていくことだって可能なわけですよね。そういうやり方をやっていく必要がある。

で、そもそもなんですけれど皆さん、政府の借金は自分の借金だって思わされてますよね。テレビ・新聞に騙されて。テレビ・新聞もはっきりわかってないんですよ。世界広しと言えども、自国通貨、自分の国の通貨を持つ国々、先進国はじめ。日本だったら円を持ってますよね。アメリカだったらドルを持ってる。イギリスだったらポンドを持ってる。このような自分たちの通貨を持つ国々で、借金をみんなの税金で返してますって国、どこにあるんですか? 国の借金を、税金を集めて返してますって国があったら教えてください。そんな国ありませんよ。どの国も税金でなんてお金は返しません。借り換えなんです。期限が来たら借り換え。期限が来たら借り換え。事実上のこれは永久債なんです、どの国も。だからどの国も借金、政府の借金っていうのは、ずっと増え続けてる。日本もそう。他の国もそう。どうしてかって? 国の借金って、みんなの借金じゃないからですよ。国が赤字ということは、じゃあ誰が黒字で持ってるんですか? 国が赤字、そしてそれ以外のみんなも赤字なんてあり得ません。そんな馬鹿な話聞いたことある? 国が赤字であるなら、誰が黒字持ってんですか? 民間ですよ。国の借金、政府の債務が増えていくたびに、もう一方で増えていっているもの、黒字として増えていってるのは民間とか家計の資産なんですよ。つまり、政府の借金、国債発行、一体どういう意味なんですか?って言ったら、社会に対してお金を供給している行為なんですよ。政府が社会に対してお金を供給する行為、それが政府の債務と呼ばれるもの。ギリシャはどうなんだ?って人います。全く違います。ギリシャは自国通貨持ってません。自国の通貨を捨てた上で、ユーロに入りました。そして、ユーロの発行する権限はヨーロッパ中央銀行でしょ? ギリシャのためだけにお金を新しくつくるなんてしません。一方、日本は違います。全然、仕組みが違うことを、同じような仕組みと思わせて皆さんを騙し続けてる。あり得ない話ですよ。30年不況の国の中で、どんどん、どんどん供給能力が壊れていく。これが進んでいけば、さらに社会に、これ影響、ダメージ大きいわけです。そんなときに国がお金を供給していくって当たり前のことでしょ? 足りないんですよ。コロナのときも112兆円、国はお金出してますよ。どうなりました? 名目GDP、500兆円台から600兆円台まで上がりましたよ。社会にお金が回ったって証拠でしょう。一方で2025年、国がどれだけの政府債務を増やしたか。29兆円ポッキリ。これで国なんて立て直せるかよ。よりひどくなってるじゃないか。国民6割が生活苦しくて、1万件以上の中小が潰れてて、この後さらに社会が破壊されていく状態ですよ。28業種、潰れてるって言いました。過去最高に。何が潰れてる? 病院潰れてます。診療所潰れてます。歯医者潰れてます。農業潰れてます。酪農家潰れてます。高齢者老人ホーム潰れてます。訪問介護潰れてます。子どもたちの居場所、学童潰れてます。この社会で生きていく上で絶対に欠くことができない、事実上のインフラ的なものまで潰れてってる。30年の不況、そこにコロナ、そして物価高、事実上、政府は放置状態。一部の者たちだけに金が集まるような状況で、その30年の間、国民から搾り取り続けてばっかりじゃないですか。当然、貧困は拡大するに決まってる。この状況を抜け出すためには投資しなきゃダメなんです。投資をしなきゃリターンも生まれない。当たり前のことでしょ? 世界中がやってる。世界中がお金を入れて、そして景気を底上げして、しっかり経済回してる。だから諸外国、先進国では時給2000円以上、当たり前ですよ。一方で実質賃金下がりっぱなし、日本だけじゃないですか。いつまで騙されるんだって。

「今、必要なものは、将来世代に負の遺産を残さない」、そんなこと言ってる人いる。とんでもない。今、この社会がそのまま推移していって、さらに悪い状態でバトンタッチするのが一番の負の遺産なんですよ。今を支えずして、未来なんてない。この状況をとっとと終わらせよう。そのためには徹底した政府支出。政府が金を出した、その伸び率、それを見ていけば、政府が金を出した、投資をした国々はみんな経済成長してるんです。当たり前です。どの国でも。1年の予算は過去最高。そして政府債務も過去最高。政府の借金とは、社会にお金を供給する行為。無限にはできないよ。悪いインフレになるまでやっちゃいけない。けれども今、日本はやらなきゃまずいんですよ。徹底的にやっていこう。世界の当たり前ですよ、これ。世界で当たり前に行われてることを日本でもやる。失われた30年を40年、50年にする、そういうことはやっちゃいけない。不況で人は死ぬ。それを止めなきゃダメなんです。力貸してほしい。今、大丈夫と言っているあなた、自分には問題がないと思っているあなた、あなたの大丈夫、いつまで大丈夫? 社会は1つの船、経済は1つの船。周りの人たちがどんどん、どんどんしんどくなっていったら、今、あなたが得られるものさえも将来得られるかどうかなんてわからない。全体的に底上げをしていく。世界経済の中でトップだった、トップ近くだった日本、あるんですよ。勤勉な国民性、それによって支えられた経済、それによって世界の17. 2%。それだけの経済を誇ってたのが日本。やれるよ。当たり前。その力をもう一度取り戻したい。そのために産業空洞化してきた日本の中で、これは製造業を国内回帰させていく。そして政府が日本国内でつくられたものをどんどん買っていく、政府調達で。そうすれば何ができるかって? 新しいコンテンツ、新しいサービスの幅が広がる。それだけじゃない。サプライチェーンの強化に繋がる。それだけじゃない。安定した雇用、そして賃金が高いという仕事を多く生み出すことができる。今、私が言ってることは勝手に思いついたわけじゃない。バイデン政権からアメリカがやってきたこと。それによって死にかけてた製造業が蘇ったってこと。1年間で87兆円出してる。毎年。直近2024年では113兆円も出してる。強い国にするためには国がガンガン投資する以外ない。その投資の元は何だっつったら国債発行。通貨発行。それは社会にお金を回すために国が通貨を供給しているだけの行為。もちろん悪いインフレにならない程度にやらなきゃいけないけれども、日本は30年不況ですよ。コロナですよ。そして物価高ですよ。今こそやろうよ、大胆な経済政策。30年失われてきたのを40年にするわけいかない。あなたの力が必要です。れいわ新選組と申します。比例はれいわ、比例はれいわでお力を貸してください。皆さんのお住まいになっているここ仙台、宮城。私たちの候補者が立っています。ぜひご紹介させてください。宮城県選挙区、れいわ新選組石井よしひと。

石井よしひと:
皆さん、ぜひ石井よしひと、石井よしひとに1票、よろしくお願いいたします。横に縦にお拡げください。よろしくお願いします。

山本太郎:
もう自民党議員みたいな挨拶するでしょ? 本当に。ね。元々はそっち系の支持者の方というか、支えてきた人だったんですけど、もう日本、立て直すのはれいわしかないということで、私たちと一緒に活動してくれることになりました。元々は建築をやってた。建築をやってたからわかるんですよね。昔の日本はみんなね、良い会社勤めて、で、一定のとこまで来たら車買ったりとか、当たり前にね、家建てられるっていう時代がずっとあった。でも今の若者、車なんて買えない。家なんて建てられない。景気良かった時代なんて知らないから。今こそ社会を変えるとき。そのためには一丁目一番地、経済政策なんですよ。経済が不安定ならば人権なんてない。当たり前のこと。だからしっかり人権守っていくためにも、まずは経済。あなたが来月を苦しまないで済むように、来年を不安に思わなくていいように、当たり前の生活、最低限の生活、できるような国にしていきましょうよ。力貸してください。それを宮城から始めていく。消費税廃止。年間で30万円、あなたの使えるお金を増やして、あなたの消費を誰かの賃金に変えていこう。石井よしひと。宮城県は石井よしひと。どうかお力を貸してください。ありがとうございます。

石井よしひと:
よろしくお願いします。よろしくお願いします。よろしくお願いします。

山本太郎:
さぁ、続きまして、れいわ新選組の比例。比例は全国どこの投票所からでも「れいわ」と書いていただけます。私たちの比例の候補者をご紹介します。どうぞ、伊勢崎賢治と申します。皆さん、武装解除、ご存じですか。紛争解決。アフガニスタンだったりとかシエラレオネだったりとか、戦ってるところに丸腰で入っていって、武器を置いてくれ、話し合いをしようじゃないかって、戦争をいくつも止めてきた男がこの人なんですよ。今の国会の中で、安全保障の議論なんて幼稚園レベル。本物を送り込みましょう。れいわ新選組でまず最初に国会議員になる特定枠。その人がこの方、伊勢崎賢治です。一言お願いします。

伊勢崎賢治:
どうも、伊勢崎です。僕はミッション、ミッションの世界で生きてきました。ミッションというのは、ここで戦争が起きているの。国連が、これをなんとかしろ、停戦させろと。そしてその停戦を定着させろ。そういうミッション、使命を国連が与えるんですね。そういうもので生きてきた人間であります。ミッション感覚ですね。で、僕は政治家になることが目的ではありません。ミッションを感覚でやります。つまり、つまり、山本代表を通じて、皆さんからいただいた、いただいた任期で、任期でミッションをやり遂げる。で、終わったら退陣します。はい。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
こんな潔い人いないでしょう? 死ぬまで国会議員でいるつもり、そういう人たちだらけですよ。しがみついてね。ミッションだと。今、きな臭くなっている日本を、アジアを、なんとか平和にしていこうじゃないか。当然のことですよ。平和がなきゃ経済なんてない。緊張が高まるだけでも経済は崩れます。皆さん、スーパーコンピュータ富岳、ご存じですか? スーパーコンピュータ富岳の試算によると、中国との間に戦争ではなく緊張が2ヶ月高まっただけで、中国から部品が入ってこなくなった。1.4兆円。1.4兆円の部品が日本国内に入ってこなくなっただけで、日本国内では53兆円の生産額が失われるという試算が出ました。つまりは何か? 緊張が高まっただけで、53兆円の物がつくれなくなるならば、それに関わる人たちは、会社は倒れるしかない。労働者も倒れるしかない。そしてつくるだけじゃなく、その先の販売、いろいろ関係する人たちを考えれば、被害額は桁違いになるんですよ。戦争なんて起こらなくても人は死ぬ。絶対にそんなことにならないように、東アジア、さまざまな国々が寄り合って、軍事、食料、さまざまなことをコンスタントに話し合う、そういった会議体をつくっていく。それがれいわ新選組の方針の1つでございます。戦争、それは外交の失敗。外交すらやってないんじゃないか? やっていきましょう。それを前に進めるのが紛争解決人、伊勢崎賢治でございます。どうかご期待を。お力を貸してください。比例はれいわ、比例はれいわでよろしくお願いをいたします。

さぁ、というわけで、この後なんですけれども、山本太郎、そして宮城選挙区の石井よしひと、そして紛争解決人、武装解除の達人、伊勢崎賢治。この3名の中にあなたが入っていただいて、フォーショット写真、記念写真をお帰りの際に撮ってってもらえないですか? 「そんな写真撮って誰が喜ぶんだよ」って、ま、喜ばれる方はどれくらいいるのかわかりません。特に得しないと思います。けれども、今日という日の思い出にぜひ写真を撮っていただいて、できる方はネット上にあげたり、できる方はそこにコメントを添えたりしていただければと思います。そのコメント、私たちれいわ新選組や山本太郎にとってマイナスのイメージが広がるようなコメントでも歓迎します。理由は何か? もっと政治の話ができる日本にしていこう。政治の話がタブーなんて国は変わりようがない。だからみんなでどんどん政治の話をしていく。あなたの発信によって周りにいる人たちが、「こういう発信していいんだ」「何か政治に言っていいんだ」「感じたことを話してもいいんだ」、そういうような感覚になってったら、社会が変わる速度も変化があるかもしれません。どうかお力を貸していただきたい。ぜひこの後、山本太郎、そしてれいわ新選組の選挙区、宮城選挙区石井よしひと、そして伊勢崎賢治と一緒に写真を撮って帰ってください。

まもなく1分半でマイクを切らなきゃならないので、インフォメーションさせてください。お願いします。皆さん、ポスターがあります。あなたのおうちに、もしくは友達の家、他にも友達の居酒屋のトイレ、どこでも結構です。壁の持ち主が許可をしてくれればどこでも貼れるポスターでございます。お持ち帰りいただいて、ぜひ1枚でも多く貼っていただきたいんです。テレビ・新聞から、私たちあまり好かれていないようです。余計なことを言い過ぎてますかね? ぜひ1枚、2枚、あなたの壁に貼っていただいて、れいわ新選組という存在を皆さんに紹介していただけるようなことになればいいなと思います。よろしくお願いをいたします。そしてチラシ。周りの人にちょっと紹介したいなと思ってる方は、このチラシお持ち帰りください。こちらのほうもお渡ししています。よろしくお願いいたします。そして最後に1つ。皆さん、れいわ新選組、小さな政党。で、大政党とガチンコでやり合ってる政党なんですけれども、選挙、莫大なお金かかってて、結構、今、カツカツです。皆さんの中で無理のない範囲で、ワンコインであっても何かしらご協力いただける方いらっしゃいましたら、ぜひお力を貸してください。今、申し上げましたポスター、そしてチラシ、そしてご寄附、そういったことに関しましてこちらでブースを出させていただいています。どうかこちらのほうにお立ち寄りいただければということです。ではこの後、山本太郎と伊勢崎賢治と石井よしひととの記念写真、始めて参りたいと思います。社会なんて変わるわけがない、政治なんて変えられるはずがないだろう、そう思い込んでいませんか? それで得するの誰ですか? 30年、国を食い物にしてきた者たちがさらに力を持つだけ。この国を変える力は、あなたの中にしかない。あなたがいなきゃ始まらない。あなたがいなきゃ成し得ないこと。力を貸してほしい。比例はれいわ。比例はれいわで。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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