
西郷みなこ:
皆さん、こんにちは。選挙、楽しんでますか? やり直しです。選挙、楽しんでますか? ありがとうございます。私、私、西郷みなこは今回、れいわ新選組から立候補した京都府の候補者です。私、すべての候補者の中で一番、選挙を楽しんでいる自信があります。だって選挙って究極の世直しじゃないですか。楽しいに決まってますよ。自民党を政権から引きずり下ろす。楽しいに決まってますよ。毎日、私は京都府内、駆け巡りながら、もう見てください、皆さん、この顔。ポスターと全く違う人相になってしまいました。もう、このね、タスキをつけて握手にいっても皆さん、本人だと信じてくださらない。顔の色があまりにも違うから。それくらい焼けました。それくらい走って参りました。それくらい握手して参りました。西郷みなこです。今回の選挙はもう今までのものとは違いますよ。もしかしたら政権交代が起こるかもしれない、そんな大事な選挙です。でも政権交代、起こったってあんな野党が集まっても何にもできないって思いませんか? だかられいわを増やさなきゃいけないんです。今までれいわがどれだけ国会の論戦を引っ張ってきたか、ここにおられる皆さんなら十分ご存じだと思います。確かにれいわはまだ小さいです。でも小さいながらも鋭い論戦で国会を引っ張ってきた。国会を変えてきた。私はその姿を見て、れいわに入りたい、そう思いました。

私は3人の子どもを育てるシングルマザーです。3人の子どもを育てるシングルマザーが国政選挙にチャレンジするのは日本で初ではないか、日本の歴史で初ではないか、そう言われています。確かに子どもを育てながらの選挙戦、大変です。朝、お弁当つくって子どもを送り出してやっと自分が選挙戦行ったのに、家に帰って来たら夜、「あ、ママ、ごめん、お弁当忘れた」とか言われるんですよ。そんな毎日、やりながら生活をして選挙をやっている。私、これがすごく大事だと思うんです。だって今、国会で居眠りしている政治家、スーパー行ったことありますか? カップラーメン買ったことありますか? コメ買ったことありますか? 子ども育てたことありますか? ないでしょ。そんな人が国会で居眠りをしている。私はその人たちを引きずり下ろしたい、そう思っています。私は3人の子どもを育てるだけでなく京都大学で教育学の研究もして参りました。専門はニューディール政策の中でどのように技術が扱われていったか、そのことを研究して参りました。積極財政です。積極財政というのは皆さんの可能性に投資するということです。人間、老いも若きも必ず可能性があります。その可能性を捨てないのが、私、このれいわ新選組の積極財政だと思います。この選挙戦、あちこちの政党が選挙目的にめちゃくちゃなことを言い始めています。一番、整合性のある政策を唱えているの、どこですか? 私はれいわ新選組だと思います。誰もが生きててよかったと思える社会をつくる。私はこの言葉が大好きです。3人の子どもを産みました。私の体から出てきて、もう全員違う個性を持っている、大切な、大切な子どもたちです。その子どもたちがこれから出ていく社会がこれじゃダメなんですよ。この自民党が牛耳っている日本に子どもを送り出すことができない、その思いで今回、立候補を決意いたしました。どうか皆さま、京都選挙区は私、「西郷みなこ」、「西郷みなこ」とお書きいただきますようお願い申し上げます。もう一度言います。京都選挙区は?
聴衆:
西郷みなこ。
西郷みなこ:
ありがとうございます。広めてください。西郷みなこからの訴えでした。

山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。まずは皆さんにお願い。先ほどマイクを握っていたこちら、西郷みなこ。京都にお住まいの皆さんには、ぜひ西郷みなこを国会に送っていただきたい。選挙区、京都府にお住まいの皆さん、どうか西郷みなこ、西郷みなこにお力を貸してください。よろしくお願いいたします。そしてもう1枚、比例の投票用紙があります。全国どこからでもひらがな3文字、どの投票所からでもひらがな3文字、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。どうぞよろしくお願いいたします。

改めまして、こんばんは。「こんばんは」じゃない、もう、まだ早い。こんにちは。れいわ新選組代表山本太郎と申します。訴えをさせていただきます。景気良いですか、京都? 京都に旅行に来られてる方はちょっと景気が良いんですか? でも全国見てみて、かなり景気悪いんですよ。みんな生活しんどいって言ってる。どれくらいの国民が生活苦しいか。厚生労働省の調べでは6割。6割の国民が「生活苦しい」と言ってます。ずいぶん多いですね。それだけじゃない。2024年、バタバタ潰れてます、中小零細企業が。2024年度、2024年合わせて28業種。28業種にわたって過去最高の倒産件数をバタバタ行ってます。何が言いたいか? 国民の6割が苦しんでいる、そして中小零細バタバタ潰れていってる。このまま推移したらどうなるか? かなりヤバい不況がやってくるって、政治が考えなきゃダメなんですよ。じゃあ、政治がそれ考えてますか? 150日間、150日間、開かれてたのが、先の国会です。それまでに答え出たようです。自民党何しますか? 「 2万円お金配ります」。それっぽっちで足りるわけないじゃないですか。野党第一党、何しますか? 食品だけ1年間消費税減税。負担軽減、月にしていくら? 5300円。それでは物価高さえどうにもならない。物価高で苦しんでいる。これは確かなこと。でも物価高だけで苦しんでいるわけじゃない。日本という国は世界の中でただ1つ、先進国の中でたった1つ。30年ですよ、皆さん。30年、不況が続く国なんです。経済不況が30年、そこにコロナが来て立ち直る前に物価高です。この三重苦から国民をどう救うか? バタバタ潰れないように中小企業どうやって支えるか? その答えが「2万円の給付」に「1年間だけ減税」? ごめんなさい。寝言は寝てから言ってほしい。もっと国民を見ろ。もっとこの国に生きる人々をちゃんと見てくれ。れいわ新選組は消費税を廃止にしたいんです。お力貸していただけないですか、消費税の廃止。無理無理無理無理、消費税なんて廃止にできるわけないでしょって思われたあなたに聞いてほしい。どうして消費税廃止にできないんですか? 多くの方々は社会保障に必要だから無理、そう思われる。それって本当ですか? 残念ながら事実と異なります。毎日のようにあなたから搾り取られる消費税、そのうちの一部しか社会保障に回されていません。この30年、振り返ってみれば、消費税収のうち約61%が大企業減税の穴埋めに使われていたと言える。つまりあなたが払った消費税はあなたに返ってくるものではない。一部だけしか返ってこない。誰に返ってんの? 組織票、企業献金。議員バッジをつける、そのためにお世話になった方々へのご恩返しで30年、消費税は3%から10%まで上げられてしまった。これによってこの国どうなりましたか? リーマンショック覚えてます? 100年に一度、100年に一度の不況と呼ばれるリーマンショック。リーマンショックで経済どれくらい落ち込んだ? 個人消費、マイナス4.1兆円。そこから元の景気に戻るまで1年9ヶ月。じゃあ消費税で見ていきましょう。消費税5%増税、個人消費7.5兆円落ち込んだ。そこから元の景気に戻るまで3年9ヶ月。リーマンショック超えてますよ。消費税8%、個人消費どれだけ落ち込んだ? マイナス10.6兆円。そこから景気が戻るまで何年かかった? 5年かかっても景気は戻らなかった。なのに消費税をさらに10%に上げてしまった。上げたことによって、消費税10%でどれだけ経済落ち込んだ? 個人消費がマイナス18.4兆円落ち込んだ。4年経っても景気は戻らず、コロナまで合わさって大惨事ですよ。

個人消費が落ち込むとは、つまりは何か? 個人消費が落ち込めば、所得も落ち込みます。考えてみて。あなたが物を買ってくれるという行為、消費。例えば、あなたがりんごジュースを買うとする。150円。その150円は、社会にどう拡がりますか? 買ったお店で止まる? そんなわけない。買ったお店の店員の給料の一部になるだけじゃなく、りんごジュースの元となったりんご、それを育てた農家。それを運ぶトラックドライバー。そしてりんごジュースを作っている工場。その労働者にもお金が分配され、そしてジュースが出来上がった後、店舗まで運ぶトラックドライバーの給料にもなっていく。あなたの150円、どこまで旅する? これがお金の社会への広がり方。波及の仕方。何兆円も何十兆円も、消費税によって個人消費が落ち込むということは、あなたの消費が誰かの所得に回っていくっていう循環をどんどん壊してったんです。先進国でただ1つ、30年不況が続くこの国の原因、A級戦犯の1つが消費税なんです。消費税はやめるべき。消費税をやめれば、あなたの使えるお金、平均的な世帯、年間で30万円。1年で30万円、あなたは手元に置いておける。30万円、あなたが年間で使えるお金が増えるとするならば、一体、何やりますか? 今でさえ足りていない。今でさえ必要な物は買えていない。必要な物を手に入れる。あなたが何か物を買えば、回り回って誰かの所得に変わっていく。人によっては旅行に行く人もいるかもしれない。「京都よかったな。もう一回行こうかな」そういうことにもなる。国内旅行であるならば国内にお金が回っていく。人為的に議員バッジと組織票をもらい続けるためには、たとえ不況になろうとも、国民を犠牲にしようとも、このような消費税をいつまでも取り続け増税し続けるのが今の政治のシステム。こんなものを原因に、国民の貧困は拡大しました。国民の6人に1人が貧困。高齢者5人に1人が貧困。それが今の日本。一人暮らし女性4人に1人が貧困。一人暮らし女性高齢者、2人に1人が貧困。ひとり親家庭、2つに1つが貧困。一方で自民党議員は数千万円もの裏金。大企業のみ過去最高益。この12年間、大企業が溜め込んだ新たなキャッシュは139兆円。富裕層、超富裕層合わせて大金持ち、この国は世界で2番目に大金持ちが多い国。たった2年間、直近の2年間で、この大金持ちが新たに手に入れた資産いくら? 105兆円。持つ者はさらに持ち、多くの者たちの貧困は広がっていく。これで日本の未来どうなるかわかるでしょう。あなたが希望を持てない、将来に不安しかない? その考えは的中する以外ないんですよ。これは未来を変えるしかない。政治によって壊された社会は、政治によって取り戻すしかない。その鍵握ってんの誰? 誰の力で変えられる? あなたなんですよ。この国の最高権力者、あなたなんですよ。この国の株主、この国のオーナー、あなたなんですよ。総理大臣なんて雇われ店長。あんなものはもうすぐクビ。あんなものって今の人のことね。失礼だって? いやいや、もっと国民に対して失礼や、そんなもんは。話戻りますよ。何が言いたいか? 変えられるんですよ。何よりも変えるしかないんですよ。力貸してほしい。ここ京都からも変えられる。そして全国からも変えられる。そのためには、京都にお住まいの皆さんには西郷みなこ、西郷みなこ。3人の子どもを育てながら立候補? むちゃくちゃ大変よ。でもやらなきゃしょうがないんですよ。子どもたちの未来かかってるからね。京都にお住まいの皆さん、どうか選挙区は西郷みなこ、西郷みなこにお力を貸してください。そして比例、全国の投票所から、どこからでも、ひらがな3文字「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。

あなたの消費、あなたがお金を使えば回り回って誰かの給料になるって言いました。消費税をやめれば年間で30万円、使えるお金が増える。月に直せば2万5000円。あなたの財布に優しい、それだけじゃないんです、消費税の廃止は。一番助かるのは誰か? 中小零細企業、地域企業なんですよ。中小零細、地域企業って何ですか? 日本という国の中にある企業、その9割以上を占めるのが中小零細、地域企業。日本という国において労働者、働く人々、7割を雇用しているのが中小零細、地域企業。この中小零細が一番苦しんでるのが消費税なんです。赤字だったら法人税は払わなくていい。でも消費税は何があっても払わなくてはならない。借り入れしてでも払い続けてる。もう無理。それを何回も越えてきている中小零細、いっぱいいるんですよ。考えてみてほしい。あなたの町の中小企業たった1つ倒れるだけで何が起こる? その企業がこれまでその地域で回してきたお金が途絶える。そして従業員。給料もらってた人たちが解雇される、クビになる、仕事を失う。それによって給料を使って、それぞれの地域で回してたお金が途絶える。たったひとつの企業が潰れるだけでも、それぞれの地域で大きな影響が出る。2024年、1万件以上の中小零細が潰れていっている。その幅はもう28業種を超えてる。このまま行ったらもっと行きますよ。これを止めるためにもこの国の宝、この国の屋台骨、中小零細、地域企業を守るためにも消費税は廃止。税金を納められません。税の滞納、この税の滞納の54.8%が消費税の滞納。払えてないのは中小零細。どうか皆さん、救ってください。どうか皆さん、力を合わせましょう。消費税の廃止、できます。やります。やらせてください。れいわ新選組でございます。

「一生懸命しゃべってはって、ねぇ、山本さん。気持ちはようわかりました。けれどもあなたたち数が少ないじゃないですか。無理なんじゃないですか?」そんなこと、よく言われます。国会の中、ちゃんと見てほしい。2019年、山本太郎一人で旗揚げしたのがれいわ新選組。バックに宗教がない、バックに大企業もない、いろんな団体もいない。私たちを支えているのは一人ひとり。一人ひとりが横に拡げて、6年の間に14人の国会議員を生み出すことになりました。一番最初2019年、チラシをつくったんです。一丁目一番地、消費税廃止を掲げて。自民党からいろんな党の人たちに「見てください、私たちの政策です」持ってった。結果、どうだったか? 笑われた。だって「国民が30年、当たり前に自動的に払うようになった消費税を、今さら減税してもらえるなんて思わないし、廃止なんて無理ってみんな思うだろ? 馬鹿なんじゃないか? 山本。終わったな」みんな笑いましたよ。でもそこから6年かけて、もう既に国会の中では死んでいた議論。消費税の減税や廃止について、この国を立て直すためには一人ひとりの購買力、この国を立て直すためにはとにかく消費を喚起、この国を立て直すためには失われた30年の需要を取り戻していく、基本の「き」だ。一丁目一番地は消費税廃止しかないってことを言い続けた。笑われようが何しようが揺らして揺らして揺らし続けた結果、この選挙、答え出てますよ。各党のマニフェスト、公約見てみてください。自民党以外、全部消費税減税に変わってる。そして新聞などの、皆さん、調査見てますか? 世論調査を見てみれば7割を超える人たちが消費税減税、もしくは消費税廃止してもらいたいって。いつまで待ってても風なんて吹きません。自分たちで風を起こしていくんですよ。もう来てますよ。もうひと押しふた押し、皆さんの力を貸していただきたい。決して長い物には巻かれない、諦めない。そして自分たちの言ったことは決して忘れない。こんな愚直にまでも、この国会の空気に抗おうとするれいわ新選組。今や国会の中で絶滅危惧種的な、そんな存在です。あなたの力で大きくしてください。現在14議席、さらに大きくして国会をさらに揺らして、みんなの手で消費税廃止、勝ち取りましょう。ありがとうございます。比例はれいわ。比例はれいわ。全国どこの投票所からでも比例は「れいわ」。そして京都にお住まいの皆さんは、みなこ。みなこ。西郷みなこ。比例はれいわ。京都はみなこ。どうか、どうかお力を貸してください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。ありがとうございます。

もうとっととこんな嫌な雰囲気、吹き飛ばしていきましょうよ。あまりにもなんか息苦しい社会じゃないですか? どうしてこんなことになっちゃったかって? 30年、不況が続いたら、そりゃ嫌な社会になりますよ。多くの方々の中にも余裕がない。そんな社会、これ以上続けて行くの、嫌です。政治によって壊された社会は政治によって変えていくしかない。当然のことです。それはできること。大人が諦めたら終わり。現在の日本は諦めた大人たちの積み重ねなんですね。諦めたくない。だって未来を続けていかなきゃいけないですもんね。「孫や子どもたちの世代に何かしら負担を残すな」、そんな言葉が聞かれます。でも待ってほしい。その未来を語る前に、今、大惨事になっている今を生きる人たち、ここをしっかりと底上げしていかなければ、将来世代はさらに悲惨な将来を迎えてしまう。手当てをするなら今、当たり前です。徹底的にやっていきましょう。その先頭にれいわ新選組に立たせてください。比例はれいわ。比例はれいわ。京都選挙区は西郷みなこ。ぜひお力を貸してください。ありがとうございました。ありがとうございました。





※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

