
のむらパターソン和孝:
皆さま、こんにちは。ご紹介いただきました、のむらパターソン和孝。今回の参議院選挙、北海道選挙区、れいわ新選組公認候補、のむらパターソン和孝でございます。以前、先輩に「のむら君、風は自分でつくるもの」と言われましたけれども、良い風、吹いてきました。というわけで今日は皆さんお集まりいただきまして誠にありがとうございます。2月頃からNPK北海道ツアーと題して北海道、さまざまな地域に入らせていただいて、本当に大きな町から小さな町まですべての町々を見させていただきました。そしてそういったところでの経済の状況、そして街中の空洞化、こういったものを本当に足で歩かせていただいて、そういったものから本当に多くのインスピレーションをいただいてきた次第です。れいわ新選組、今回の選挙の争点、よく減税なのか給付なのかって言われるんですけれども、れいわ新選組では両方と言っております。消費税の廃止。まずはこれによって使えるお金が一家庭あたり大体30万円くらい増えると試算されています。それくらい、30万円くらい消費税で毎年我々はお金を使ってるということですね。そしてこの30万円、当然、1円残らず貯金するぞという方はいないはずなんです。ですのでこれは皆さん当然、何かこれ地域で使っていく。例えば普段は「節約疲れ」なんていう言葉がありますけれども、例えばもやしと豆腐のレシピ。我が家のことなんですけれども。もやしと豆腐のレシピを駆使して料理をしてるような家庭の方いらっしゃるかもしれない。たまには、ちょっと牛肉いきましょうよと。もしくはですよ、壊れた家電、騙し騙し使ってる方いませんか? 我が家なんですけれども。そういった家庭でですね、例えばそろそろ買い換えようかだとか、皆さんがこうして消費税廃止分のお金が手元に残ってこれを使う先っていうのは地域ですよね。地域の経済にこの消費税の廃止分が回っていく。これによって地域の経済、札幌だけじゃないんです、これ。もう179ある北海道すべての地域経済にこうしたお金が回っていく。想像してみてください。今、本当にせき止められたダムのような状況です。お金が回ってないんですね。そういったところに本当にわずかかもしれない。だけれども、消費税廃止分のこの一家庭あたり30万円くらいのお金、これが回り出せば当然、地域の経済需要は感化されていきます。そしてこれによって何が起きるかというと、皆さん、99.7%が中小企業と言われるこの日本です。当然、そういったところに利益が、収益が上がっていけば、それは我々の給与、北海道民の給与として還元されていく。北海道っていうのは47都道府県ある中でも下から数えたほうが早いくらい平均給与が低い地域なんです。我々、実はそんなにお金稼げてないんです、全国と比べたら。ですけれども、もう夏は暑くなって冬は寒い。光熱費で出ていくお金だけでもばかにならないですよね、これね。これ全部に消費税がかかってると。そういった意味では、それをなくすことで我々が使えるお金を増やす。これまず真っ先にやらなきゃいけない政策です。

そして最後ですけれども、私、文化政策、これ特に力を入れております。今回、(北海道選挙区)12人出てますけど文化の話してる人、聞いたことないんですよね、私以外。北海道ってやっぱりこの文化、地域文化っていうのがすごく根強くあって、これっていうのは歴史文化だけじゃない。いろんな芸術文化、表現、文学、ダンス、いろんなことありますけれども、これをやってる方が本当に多い。この地域の北海道の文化、これをこれからも醸成していく。そこにしっかりと財源を充てていけるような自治体運営をさせていただくためにも積極財政の考え方に基づいて、より能動的な財政出動、これをやっていく必要があると思っています。端折りました。のむらパターソン和孝です。北海道はのむら、これがキーワードとなっています。ですので皆さん、北海道はのむら、北海道はのむらと、ぜひ周りでも繰り返して支持を拡げてください。メディアさんが言うようにれいわの支持がどうのこうのっていう話ありますけれども、私が活動してる感覚では全くございません。昨年度と比べて70%増しの感覚を得ています。本当にいろんな地域で歓迎されてるし、本当にここに対する期待がものすごく高くなってる。だから皆さん信じてください、自分を。そしてれいわが掲げてきた政策、そして私が訴えてる政策、これを信じて共に歩んで参りましょう。ありがとうございました。

山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。ただ今、マイクを握らせていただきました、のむらパターソン、ぜひここ北海道から、れいわ新選組1議席、皆さんの声をしっかりと聞いて、そして北海道の農政をしっかり守っていく、のむらパターソン和孝、どうかあなたの力で1議席、のむら、のむらパターソンにください。ぜひ国会に押し上げてください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。北海道選挙区は、「のむらパターソン和孝」。そして「れいわ」、比例は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。北海道の皆さんは景気良いんですか?(笑)圧倒的に「悪い」声、「悪い」としか返ってこない。そんなことないでしょう。絶好調って人、どれくらいいらっしゃいます? いんですよ、絶好調の人がいても。いらっしゃらない? もしくは手挙げんの面倒くさい? どっちかですね。全国どこ回っても景気悪いんですよ。国民の6割が生活苦しいそうです。厚生労働省曰く、国民の6割が生活苦しい。それだけじゃなく、2024年、中小零細(企業)バタバタ潰れてるんですよ。1万件以上倒産してます。で、過去最高に倒産していますという業種、この業種が少なくとも28業種にまで拡がってる。これかなりヤバい状態ですよ。このままいったら本当にとんでもない不況来るよ。この状況に対して政治は一体何をやるのか? 先日、150日間開かれていた国会が閉じました。答え出たんです。自民党、「2万円配ります」。それで足りるわけないじゃないですか。野党第一党、何っつってた、あれ? 「物価高からあなたを守り抜く」というスローガンのもとに、消費税を1年間だけ食品のみ下げるって。寝言は寝てから言ってもらっていいですか? 全く頼りにならんわって話なんですよ。ちゃんと国民見てほしい。この国の状況をちゃんとわかってほしいって話なんですね。じゃあ今、何をやるべきですかっつったら、物価高だけに矮小化するなってことなんですよ。みんな苦しんだのは物価高、もちろんそうなんだけど、苦しみの原因はそれだけですか? 違います。日本という国は先進国の中でただ1つ、30年、30年にわたる経済不況が続く国なんです。そこにコロナが来た。コロナから立ち直る前に物価高にまでなっている。つまりは三重苦なんですよ。この三重苦から国民を救い、そしてこの国の屋台骨である中小零細企業をいかに守っていくかっていう、大胆な政策が打たれなければいけないのに、「2万円差し上げます」「1年だけ減税です」。本当に寝言は寝てから言え、どころか、もうずっと眠っておいてくれって話なんです。入れ替えさせてくれ、国会をって話なんですよ。じゃあ今、何が必要ですか? 国の経済立て直す必要があるんですよ。じゃあ、どういうことをやっていくんですかっつったら、これもう経済の基本のキ、日本の経済は何でつくられていますか?ということをはっきりと政治が理解しなきゃいけないんです。
日本の経済、何でつくられてます? 個人消費なんですよ。この国のGDP見たときに54. 3%が個人消費なんです。つまりこの国の景気を良くするも悪くするも、一番大きなエンジンは個人消費。つまりはあなたが使うお金なんですよ。あなたが使えるお金が去年よりも今年、先月よりも今月増えていく。みんなの使えるお金が増えていけば景気は上がっていく。一方でその逆となれば、景気は悪くなっていく。悪くなっていってる方向に30年続いている国が、この日本なんですよ。30年、みんなが使えるお金がどんどん減ってる。どれくらい減ってるか? 所得で見たらわかる。所得の中央値。高い所得から低い所得まで全部並べる。全部並べたうちの真ん中、所得の中央値。27年間、日本は不景気が続いてて、この所得の中央値が145万円も下がってんですよ。そんな国、他にあるんですか? ございません。じゃあ今、30年に及ぶ長期の経済不況、そこにコロナがやって来て、そして物価高。6割の国民が苦しみ、バタバタと中小(企業)が潰れているのを止めるためには何が必要ですか? みんなの使えるお金を増やすしかないんですよ。「勝手にやってください、皆さん。個人でどんどんお金使ってね。民間もっと頑張って」。それじゃどうにもならないんです。国の出番なんですよ。政府がやらなきゃダメなんですよ。一人ひとりの購買力を上げていくために軍資金を先に渡すってこと。まずは分配をして、そして成長に繋げていくっていう方法が一番話早いんですね。じゃあ、どんなやり方がある? 減税。悪い物価高が収まるまでの給付金。他にも例えば社会保険料の減免。子ども手当上げるとか、やり方はいっぱいある。いっぱいあるのにやらずに「2万円差し上げます」「1年間だけ減税です」って、いい加減にしてくれ。まずこれを国会議員が理解してないんです、ほとんどが。「物価高に対しまして賃金が上がっていくような」とか、そんな念仏みたいなことを唱え続けている。これじゃまずいってこと。だから国会議員にまず教えなきゃいけないことは、お金ってどうやって社会に拡がるんですか?ってことを教えなきゃダメなんですよ。一応、簡単に言いますね。お金ってどうやって拡がっていきます? 社会に。例えばあなたが150円のりんごジュースを買います。りんごジュース150円でした。お店に払いました。そのお金どこに行きますか? 店員の給料になって終わり、そんなことないです。りんごジュースを作るためにりんごが作られているはず。農家にもお金が落ちる。りんごジュースを作るために農家から運ばれた工場、そこで働く人々にもお金が落ちる。そしてジュースになった。そのジュースを店舗まで運ぶ人、それぞれに途中で輸送するドライバーにもお金が落ちる。あなたの150円、どこまで社会に拡がるんですか? お金の波及効果ですよ。話戻ります。この国の経済立て直すためには、まず何をしなきゃいけないか? あなたの使えるお金を増やすしかないんですね。じゃあ、何をやりますかっつったら世界を見ればわかる。景気が悪くなりそうです、景気が悪くなりました。一丁目一番地、何やりますか? 消費税下げるんですよ。世界中に消費税、例えば付加価値税とか名前を変えて同じような税金は存在しています。世界では景気が悪くなる前に、まずは消費税下げるんです。どうして? あなたの消費が誰かの所得に回っていくから。景気悪いままにしてたらあなたの消費が減って、回り回って所得も減らしてしまうから。消費が減れば当然、投資も入ってこないし、消費が減れば事業者の売上も落ちてしまう。会社が傾いてしまう。人によってはクビにされたり賃金が下がってしまう。こういう悪循環を防ぐために、まず世界で最初にやられることは減税。消費にかかるペナルティ、これを緩めるってことなんですね。しかもあっという間にやりますよ。イギリス、7日で減税した。他には? マレーシア16日。アイルランド23日。ドイツ28日。あっという間に消費にかかる税を下げる。誰かの消費が回り回って誰かの所得になるっていう循環を守るんですよ。どうして日本やらない? 日本は全く逆。景気が悪い時に消費税上げ続けたんですよ。こんな国、存在してない。自殺行為だから。ただでさえ景気が悪くてお金が回らない状態なのに、そこにさらに消費に対しての罰金を上げるなんて、そんな狂った国は存在しない。そんなことをやれば国民が弱る。国民が弱れば、国が衰退する。これ、国防の問題ですよ。安全保障の話ですよ。だから真っ先に消費税は減税される。日本は過去に景気が悪い30年の中で、何回消費税上げてきました? 消費税上げるたびにどれだけ日本の経済弱りました?
個人消費をもとに簡単にお話ししますね。例えば皆さん、覚えてらっしゃいます? 100年に一度の不況と呼ばれたリーマンショック。リーマンショック、100年に一度の不況ですよ。どれくらいの個人消費落ち込みました? 4. 1兆円。4. 1兆円、経済が落ち込んだ。個人消費が落ち込んだ。それが元の水準に戻るまでの期間は? 1年9ヶ月。消費税5%、どれだけ個人消費落ち込んだ? 7. 5兆円。元に戻るまでの期間は3年9ヶ月。そして消費税8%。どれくらい個人消費落ち込んだ? 10. 6兆円。5年経っても景気は戻らなかった。戻らなかったのに無理矢理10%に上げてしまった。結果どうなった? 18. 4兆円、個人消費落ち込んだ。4年経っても景気は戻らず、そこにコロナもやって来て大惨事ですよ。誰かの消費が、誰かの所得に回っていくっていう循環。景気が悪い時にはどの国も上げない、消費税を、真っ先に下げる時に日本だけ上げて、さらに国内を弱体化させてしまった。こんなイカれた政治やらしてたら、国に命取られますよ。だから変えなきゃダメなんですね。今、やるべきことは何か? 消費税の廃止です。消費税を廃止することによって、平均的な世帯では年間使えるお金が30万円増える。30万円増えたとしたら、あなた何に使いますか? 人によっては旅行に行く人もいる。もう1回北海道行こうかな? 美味しいもの食べに行こう。そんな人も出てくるでしょう。人によっては生活する上で必要な物も手に入れられてない。人によってはずっと憧れてたけど諦めてた物を買う。全部貯金するわけにはいかないけど、ちょっとでも出してくれれば、誰かの消費は誰かの所得に変わっていく。お金を循環させていく。全国津々浦々にお金を回していく。30年失われた消費と、30年失われた投資と、30年失われたこの需要を取り戻すってことを今から始めないと、失われた30年は40年になること確定ですよ。それ絶対止めなきゃダメなんです。そのためにも消費税は廃止。「ちょっと真剣に話聞いて損しました」、そういう人もいるかもしれない。「消費税の廃止なんてできるわけないのに。できもしないこと言ってる、この人」、そう思われた方に特に聞いてもらいたい。どうして消費税廃止にできないんですか? 「社会保障がむちゃくちゃになってしまう。消費税がなくなってしまえば社会保障がむちゃくちゃになる」、そう思ってません? テレビ・新聞ではそういうことしか言わないから、皆さんもそう思っちゃってますよね。テレビ・新聞は消費税についての事実関係はあまり皆さんに知らせませんよ。どうしてかって? 軽減税率の対象だから、新聞なんて。消費税に関して飴玉もらってんですよ。そういう者たちが消費税について「これは悪い」なんか言ったら、自分たち飴玉もらえなくなるじゃないですか。テレビはどうですか? テレビの株主、見てみてくださいよ。一番の株、持ってんの誰? 新聞社ですよ。利害一致してるんですね。

話戻ります。消費税は残念ながらあなたの社会保障には、その中の一部しか使われていない。あなたが消費をするたびに、取引があるたびに搾り取られている、毎日のように搾り取られてる消費税は、その中の一部しか社会保障に回ってません。じゃあ何のために取ってるかって? 大企業に減税する穴埋めのために取られてるんすよ。これまでの30年、消費税は上がり続けてます。その結果、社会保障は良くなったんですか? 充実してますか? 逆。悪くしかなってない。30年、消費税が上がり続けて得をし続けてるのは大企業なんですよ。大企業の大減税なんですよ。消費税が上がるたびに彼らはこの30年、下げ続けてもらった。この30年、振り返ってみれば消費税収の約61%が大企業減税の穴埋めに使われていたと言える。この話で消費税、今後払う必要あると思う人どれくらいいらっしゃいます? 大企業関係者くらいでしょ? それ以外の人たち意味ないですよ。払った税金の一部しか返ってこず、その多くは関係ないところに流れてるんだったら、払う意味なんてないじゃないか? その通りですよ。じゃあ、どうしてそんな仕組みになるかっつったら、むちゃくちゃシンプルなんです。組織票と企業献金。自分に議員バッジをつけてもらうために、彼らが一番望むことを提供し続けてきた30年なんです。税金、彼らにとっては一番の、これは払いたくないものですよね。「俺たちの税負担がデカ過ぎる。だからみんなから薄く広く取れ」。3%から始まって、今や10%。この状況をさらにこっから消費税上げさせていきながら、自分たちは減税。そういうことを続けていくんですよ。意味不明ですよ、そんなの。物を売ってんでしょう? 大企業だって。商売してるんでしょ? だったら内需をこれだけ弱らせるってことは自殺行為じゃないですか。でも彼らは海外にも出て行けるからって。冗談じゃない。この国に生きてる国民は何があったとしてもこの国で生き続けなきゃダメなんですよ。そうであるならば、大企業や資本家が儲ける、それもいいでしょう。でも国民のほうがくたばるような状況になっちゃったら話にならない。少なくとも持続可能な社会をつくるために、そういった税金の取り方はやめにするべきだ。これ、私、言ってること間違ってます? いかがでしょう。減税しましょうよ。消費税やめにしましょうよ。年間で30万円、あなたが使えるお金が増える。月にして2万5000円。今の物価高、これ2万5000円あったら心強い。いいコメも食べられる。そんな話ですよ。ね? で、あなたの財布だけに優しいのか? 違います。一番助かるのはこの国に9割以上存在する中小零細、地域企業ですよ。彼らが一番消費税重たい、しんどい。「税金払えずに申し訳ございません」、税の滞納。税の滞納のうちの54. 8%、これ消費税の滞納です。滞納してんのは中小零細、地域企業。赤字でも払わなきゃならない。借り入れしてでも払わなきゃならない。非常に重い負担。これを支払うためにも今、もう倒れるかどうかって人たちいっぱいいると思う。この国の雇用の7割を握ってる人たちが倒れそうになっているっていう状況を、今、底上げしていかずしてこの国をどうやって守るんですか? この国の宝、この国の屋台骨、中小零細を息吹き返してもらう、元気にする。あなたの財布にも優しい。そしてもう1つ。消費税を廃止した場合に将来的なあなたの賃金も上がります。こういう試算があるんです。私が試算したわけじゃないですよ。参議院の調査室の試算によると消費税を廃止した7年後には1人当たり賃金は36万円近く上がる。月に直したら3万円いかないくらいだけれども賃金は上がる。不思議な話じゃない。今でさえ何かしら買うときに10%取られてる。それが無くなったらどうなる? 消費への負荷、消費へのペナルティ、消費への罰金がなくなるということは消費のブレーキを解除すること。一人ひとりが使えるお金が増えて、今、必要な物を少しでも買うならばその消費は回り回って誰かの所得に変わっていく。そんな循環が7年間拡大していった結果、1人当たり賃金は7年後、36万円近く上がる。月に直して3万円近く。これやるべきじゃないですか? やらせてくださいよ。その先頭に立たせてください。れいわ新選組と申します。

「まぁ、話はわかったけど、れいわ新選組って数が少ないんだよね。それで一体どうやって消費税廃止なんかできるって言うんですか?」そういうこと言う方いらっしゃいます。国会の中、ちゃんと見てますか? 2019年、山本太郎1人で旗揚げしたれいわ新選組。バックに宗教もない。バックに企業もない。この国の未来を憂う一人ひとりが横に拡げてくださって、今や14人の国会議員になりました。2019年。旗揚げしたときにチラシをつくった。一丁目一番地、消費税は廃止と書かれた政策のチラシ。国会の中に持ち込んで、自民党だったり各党の顔見知りの人たちに、ご意見くださいって配ったんです。返ってきた答え。「馬鹿なんじゃないか、おまえ。30年も国民が当たり前に払うようになった消費税を、今さら減税してもらえるってどれくらいの人たちが思うんだ? 廃止? そんなものは夢物語だって。みんな取り合わないに決まってんだろ。山本太郎、終わったな」そう言われたんです。でも、笑われようが何されようが国会の中でしつこく、この国を30年の不況を40年にしないためにも、一人ひとりの購買力を上げるためにも、誰かの消費が誰かの所得に変わっていくっていう循環で消費を喚起し、投資を喚起し、需要を底上げしていく。全国津々浦々にお金を回していくカンフル剤、第一歩として、消費税は廃止にするしかない。これまで大企業など一部の人たちに大きく恩恵があったこの消費税。一方で国民生活はかなりしんどい状態になって、逆に言ったら日本の産業も空洞化、加速することになっちゃった。これを立て直すためには消費税廃止が必要なんだって、6年間言い続けて揺らし続けた。結果が出ました。この選挙。自民党以外すべての政党、消費税減税に態度を変えてますよ。マニフェスト見てみてください、公約見てみてください。数が少ないからやれないんじゃない。風穴は開けてその穴は広がる。他の政党の政策にまで変更っていうところの圧力を国会の中と国会の外と力合わせてやってきたんですよ。
でね、お気を付けください。選挙のときだけ消費税減税、そんなことを言い出す政党あります。例えば国民民主党、例えば維新。具体的に言いますね。去年の10月衆議院選挙がありました。その選挙では彼らは消費税減税と言っていた。一方で議席を得た去年の10月以降、今年の予算時期、予算いっぱい議論した3月の終わりまでの間に、政府に対して消費税減税を求めたかどうかっていうことを国会図書館と調査室に調べてもらいました。結果、国会の質疑でそれぞれ1回ずつ、消費税を求める、減税を求めるような雰囲気のやりとりをした。これだけです。マニフェストで約束してたんちゃうの? 公約で約束したん違うの? 中に入ったら関係ないことやってんの? それとは。これだけの国民が苦しんでる。6割の国民が苦しみ、1万件以上の中小(企業)がバタバタと潰れ、この先もおそらくさらに潰れていくっていう状況にあるのに。少なくとも先の選挙で、多くの政党が消費税減税に触れたならば、そこをまとめていくってことを野党第一党、やれるはずですよね? 立憲民主党、やれるはずなんですよ。でもそれさえやってこなかったんです。予算時期。これ一番、野党側が力を持つんですね。3月の年度内に法律を通す、予算案を通す。そのために年度内に通したいんだったらこれを呑め、それができるんですよ。野党第一党がまとめりゃよかったんだけど、残念ながらさっさと予算は通過させたんです。そして4月の終わり。この選挙の手前に来て、「物価高からあなたを守り抜く」と言い出した。で、「1年間だけ減税」って言い出した。気をつけてください。選挙の時に嘘をつく。選挙の手前で張り切ったふりをする。そんな政党、山ほどあります。でも皆さんにはそれぞれ支持政党があるだろうから、投票の自由はもちろんなんですけれども、選挙で約束したことは絶対に支持者としてやらせてください。それぞれに支持政党があっていい。当然のことです。でもその政党に票を投じる限りは、この国の経済を立て直すためにも、そしてこの中小零細の倒産の連鎖を止めるためにも、消費税(減税)約束したところは必ず守らせるように監視をして、お尻叩いてほしいんですね。
で、れいわ新選組、私たち消費税廃止は絶対にぶれません。もちろんその手前で、消費税減税的な話し合いがあるんだったらそこには乗りますよ。だって、国民がそれで助かるんだったらやるべき。それさえもやらずに途中で放置し続ける、そんな政党がある。皆さん、今、私が「1回ずつしか国会の中でやってなかったよ」とか、そういうことを初めて知りましたよね。国会の中がどうなってるかってことはよっぽどマニアじゃないと知らないんですよ。「あの政党がこう約束してたのに、全然やってないよ」、そういう情報も含めて、私は皆さんにバラしながら、チクりながら、この消費税の廃止、消費税の減税に向けてしっかりと国会の中、揺らしていきますので。私たちれいわ新選組に消費税廃止に向けて、その先頭に立たせてください。消費税廃止の番犬、炭鉱のカナリア、れいわ新選組。どうか比例は「れいわ」、比例は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いいたします。そして、北海道選挙区はこの人、のむらパターソン和孝。北海道選挙区、のむらパターソン、のむらパターソン。そして比例は「れいわ」、ひらがな3文字「れいわ」で、どうかよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

ありがとうございます。この後なんですけれども、もしちょっとだけ皆さん、お時間大丈夫って方いらっしゃったら、山本太郎とのむらパターソン、その間に挟まっていただいて写真を一緒に撮ってもらえないですか? スリーショット写真。「そんな写真撮って一体何か良いことあるんですか?」、そういうこと聞く人いるんですけど、特に良いことないです。今日という日の思い出です。ぜひ冷やかしでも結構です、撮って帰ってください。で、撮っていただいた方は、その撮っていただいた写真、ネット上にあげるとか自由にやってください。で、コメントを入れたいって方、入れちゃってください。そのコメントの内容、山本太郎やれいわ新選組にとってマイナスのイメージが拡がるようなコメントでも歓迎します。自由にやってください。狙いは何か? 日本の中で政治の話、花が咲く、ほとんど聞いたことがないです。居酒屋、喫茶店、家庭、職場、仲間内、そんなところで政治の話で盛り上がってますみたいなことをあんまり聞かない。そんな国、なかなか変えようがないですよ。一人ひとりがこの国のオーナー。あなたこそがこの国の最高権力者。そのあなたが、この国について語らないなんてあり得ない。みんなでどんどん物を言っていこう。そういうような空気づくり、そういうことを第一歩、あなたに踏み込んでいただくためにも、私たちにとってマイナスの意見であったとしても歓迎したいと思います。じゃんじゃんやってください。よろしくお願いいたします。この後、山本太郎とのむらパターソン、この2人の間に挟まっていただいてスリーショット写真撮影会。一体誰が得をするかわからないという企画をやって参ります。
その前にインフォメーションです。あなたのおうちに壁はないでしょうか? お友達のおうちの壁、お借りできないでしょうか? そういう方いらっしゃいましたら、ぜひお持ち帰りください。壁の持ち主が貼っても良いよって言ってくださる、許可があるところであるならば、どこでも貼れます。貼ってください。居酒屋のトイレとかでも結構でございます。どこでも場所は選びません。壁の持ち主がOKと言えば問題ございません。ちなみになんですけども。(どこで渡せるかな? どこで渡すの?)今、配ってくれています。ありがとうございます。ボランティアの皆さんが。今、皆さんにですねポスターを配ってくださっています。テレビ・新聞、あんまり私たちのこと好きじゃないみたいで、そりゃそうですね。さっきね、「消費税の軽減税率が」って、言ってるやつあんまり好きになれませんよね。「新聞紙が」みたいな話を言ってたら、なのであまり扱いが良くないんですね。はい。なので、皆さんのおうちの壁、もしも私たちのポスターが貼られてたら、あっ、こういう選択肢もあったよね、そういう風に思い出していただける、そういう方が増えると非常に助かります。ぜひ貼っていただけると私たちに大きな力となりますので、よろしくお願いをいたします。そして、インフォメーションもう1つ。れいわ新選組、100%のボランティア政党でございます。もし、あなたの大切なお時間の30分でも、もしもいただけるようでしたら、私たちれいわ新選組のボランティアとして、お力を貸していただけますと非常に助かります。よろしくお願いいたします。そしてですね、政治とカネの問題がありましたね。政治とカネの問題。あれ、どうしてそんなにお金かかんの?ってことなんですけれど、あれ、おそらく有権者っていうよりも、協力者とかにお金配ってるんですよね。いくらあっても足りませんね、それじゃあね。だから、数百万、数千万ってお金になっちゃう。もちろん、大臣とかいろんなポストをもらうためにも金で買うって話も聞きますよ。まっ、とにかく政治とカネは切っても切れないんだ。何に一番お金がかかるかっていったら、そういうことにお金がかかるんだろうと。で、私たち選挙っていう部分でもかなりお金がかかっちゃうんです。これ誰もがですね、例えばですけど、のむらパターソン。れいわ新選組の北海道選挙区の候補者、彼を1人擁立します、立候補させますっていったら、入場料だけで300万かかるんです。で、全国比例、比例区。比例区で立候補させます、1人を。ここにかかる費用、入場料だけで600万円。今回、24人の立候補者がいますので、入場料のみで1億円超えてます。他にも選挙カー、他にも選挙事務所。いろんなものを揃えていくと数億円が一気に吹き飛ぶ。そりゃ金かかるわな、そういう話なんです。で、私たち今、非常に大変な状況にあります。もし、皆さんの中で無理のない範囲で結構です。何かしらか、お力添えいただける方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。例えばですけれども、「ワンコインで応援したるぞ」 、そういう方いらっしゃいましたら大歓迎です。ぜひよろしくお願いいたします。ただし、無理はしないでください。こんなご時世よくわかっておりますので、よろしくお願いをいたします。いただいたものはですね、YouTube広告を増やすとか、他にも新聞に宣伝を増やすとか、そういうこともやっていけると思いますので、あなたの無理のない範囲でよろしくお願いをいたします。今、お話ししましたポスターの件、そしてご寄附の件、ボランティアの件、そちらのほうにスタッフがおりますので、お声掛けいただければと思います。さぁ、それではこれから山本太郎、そして北海道の候補者、のむらパターソン。その間に挟まれて、スリーショット写真を超高速で撮っていくという、一体、誰得? そういう企画をやって参ります。そちらに先頭と書かれたプラカードを持った者が現れました。その先頭と書かれたものの前に立ってくださった方から、順番に写真を撮って参ります。障害をお持ちの方、高齢の方、そして小さなお子様を連れた方、そして、時間的にもう会社に戻らなきゃいけない、時間的制限が非常に厳しい方などいらっしゃいましたら、スタッフまでお声掛けのほうよろしくお願いいたします。優先的に撮らせていただきます。で、時間がないんだよって方、勝手に取ってください。勝手に。コソコソ撮らなくていい、さっきからこそっと撮ってる人いたけども、そんなことしなくていい。堂々と撮ってください。ほぼ肖像権ないのが山本太郎です。自由にやっちゃってください。よろしくお願いをいたします。

社会なんて変えられるわけない、政治なんて変えられるわけない、そう多くの方々が考えているから、世の中は変わりようがない。変えられるんですよ。それを変える。その鍵を握っているのがあなたなんです。あなたがいなきゃ始まらない。あなたがいなきゃ変えられない。どうか、この国をもう一度やり直す。何があっても心配するな、そんな国を一緒につくっていきませんか。その先頭に、れいわ新選組を立たせてください。比例はれいわ。全国どこの投票所からでも、比例はれいわ。そして、ここ北海道選挙区では、れいわ新選組の自慢の候補者、のむらパターソン和孝。のむらパターソン和孝。パターソンという名前は、奥様がニュージーランドの方で複合姓ということで、のむらパターソン和孝、という名前になっているそうです。のむらパターソン和孝、選挙区はのむらパターソン。比例はれいわ。選挙区はのむらパターソン。比例はれいわ。どうかお力を貸してください。ありがとうございました。ありがとうございました。


※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

