【文字起こし&動画】山本太郎代表×三好りょう(神奈川選挙区 公認候補)×伊勢崎賢治(全国比例 公認候補) 2025年7月6日 横浜駅西口

投稿日:2025年07月06日(日)

三好りょう:
皆さん、こんにちは。私がこの参議院選挙、神奈川県から立候補をしております、三好りょうです。今回の参議院選挙は単なる選挙ではございません。一部の団体の政治を優先にする自民・公明・維新・国民(民主)・立憲対日本全体の政治を優先にするれいわ新選組の闘いでもあります。私はかつて霞が関で官僚として9年間働いておりました。官僚経験者がれいわ新選組から立候補するというのはとても珍しいことなんです。大半の官僚経験者は自民・公明・維新・国民(民主)・立憲といった大きな政党から立候補するんです。しかし官僚経験者であれば、自民党の金権腐敗政治であったり、宗教団体、連合、経済団体から、その意向に縛られる国会議員の姿っていうのは1つや2つ必ず見ているはずなんです。しかしなぜか立候補するとなると、そちら側について国会議員になろうとするんです。私はその神経が到底理解できません。しかし彼らからすると、私がなぜれいわから出ているのかが理解できないかもしれません。

私、今回の参議院選挙出馬にあたって、なぜ私がそういった一般の官僚と違う考えを持っているのか考えてみたんです。それは私が25年間学んでおります、空手が深く影響していると感じております。私は14歳から空手を始めて、今でも極真空手を学んでおります。空手とは単なる武道ではありません。自分自身の弱さに向き合い、そして相手を敬い、そして何よりも正々堂々と戦う覚悟を持つこと、その精神を私はずっと大事にしてきました。空手の世界では時には自分より強い相手とも戦わなければなりません。そこで怖いと言っていて逃げたら何も変わらないからなんです。政治の世界も同じです。巨大な既得権益、そして連合、宗教団体、経済団体、しかし、それらから逃げていても、私たちの社会は良くならないんです。私はもしかしたら空手を学んでいなければ、他の政党から出ていたかもしれません。そして勝ち馬に乗って、自身の正義であったり信義を捨てて、議員バッジを優先にしていたかもしれません。空手を通じて学んだこと、それは正々堂々と闘うこと、逃げないこと、そしてズルをしないこと、そして自分の弱さに向き合うことなんです。それを学んでいなければ、私は今頃、宗教団体、経済団体、そして連合に魂を売っていたかもしれません。しかしそれではダメなんです。そういった政情を変えたくて、私は今回、ここに立っております。そしてれいわ新選組は巨大な既得権に対してもひるまず、そして正々堂々と闘う覚悟を持った政党でもあります。そして誰かの顔色を伺って自身の政策を捻じ曲げたり、そして誰かの顔色を伺って票を稼ごうとする、そのような政党ではありません。私はこの神奈川県の力、日本の政治は変えられる、それを証明して参ります。そのためにもどうか、私、三好りょうにご支援をお願いいたします。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
れいわ新選組代表山本太郎と申します。大きな音で失礼をいたします。先ほど挨拶しました、三好りょう、どうぞもう一度前へ。外務省で働いてて、そのまま働いてりゃ何か安定した人生を送れたのにね。何を血迷ったか政治の道に足を踏み入れた。あまりにもこの狂った社会をそのままにしておけなかったんですよ。そのまま生きてりゃ安定してたのに、そんな安定は目先のものでしかないと。この国自体がしっかりと立て直されないことには、この国の将来はないということにやはり彼自身、自分の中の正義感で立候補することを決めてくれた。しかもそれは大手ではない、れいわという非常に小さなグループです。そしてそれからの彼は、山本太郎事務所で秘書としてさまざまな国会での論争に対してのいろんな準備をしてきてくれた。頭脳明晰。そして明日からもすぐにでも即戦力として使える、そんな人材です。どうか、神奈川県にお住まいの皆さんには神奈川選挙区、「三好りょう」、「三好りょう」、「三好りょう」とお書きください。よろしくお願いいたします。そして比例の投票用紙には、全国どこからでも「れいわ」、比例は「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」をお願いいたします。ありがとうございます。

改めまして、れいわ新選組代表山本太郎と申します。あまりにも物価が高過ぎて毎日の生活がしんどい、そう感じている皆さん。あなただけじゃないんです。厚生労働省の調べによると、6割、6割の国民が生活苦しいんですって。2024年、中小零細企業、1万件以上倒産してるんですよ、バタバタ潰れてる。しかも過去最高の倒産件数をマークした業種は28業種。どんな業種が潰れてる? 飲食店はもちろんのこと、農業、酪農、病院、診療所、歯医者、子どもたちの居場所 学童クラブ、他にも老人ホーム、他にも訪問介護。つまりは、あなたが生きていく上で、みんなが生きていく上で、絶対に欠くことができない生活上の必要インフラがバタバタと潰れてる。国民の6割が溺れてる。生活苦しい、溺れそう。それに加えてバタバタ中小企業が倒れているのに、給付金たったの2万円? 減税、食料品だけ1年間? いい加減にしろ、国会。そう思いませんか? 「あのね、現金給付とか減税とかバラまきですから」っていう人、6割苦しんでいる国民にその声掛けられますか? 国民の6人に1人が貧困で、高齢者5人に1人が貧困、一人暮らし女性4人に1人が貧困で、そして高齢者一人暮らし女性2人に1人が貧困、ひとり親家庭2つに1つが貧困、ここに給付金も必要がない。そこに減税も必要がないなんて、そんな者たちは政治家であっちゃならないんですよ。今すぐ救済しなくてどうするんだ。日本は物価高だけで苦しんでるんじゃない。騙されちゃダメです。先進国ただ1つ、30年不況が続く国、日本。そこにコロナがやって来て、立ち直る前に物価高になっている。ジャパン・アズ・ナンバーワン。世界の先頭を走っていた、世界経済の17. 2%を握る日本が今や4%、国内は総崩れ、底は抜けている状態。そして企業はバタバタ潰れてる状態で、とっとと消費税廃止くらいしろよって声をもっと大きくさせてください。よろしくお願いします。

「消費税廃止なんて無理に決まってるでしょう? 社会保障の財源なんだから」と言われるあなた、騙されてますよ。30年取られ続けている消費税、これによって社会保障は豊かになったんですか? いいえ、悪くしかなってない。この消費税、あなたが取られた分、その中のほんの一部しか社会保障に回っていない。この30年を振り返ってみれば消費税収の約61%が大企業減税の穴埋めに使われていたと言える。消費税払う意味なんてないじゃないですか。消費税をやめればあなたが使えるお金、平均的な世帯では年間30万円。30万円が年間、あなたが使えるようになる。月に直せば2万5000円。1年で30万円使えるお金が増えるならば、あなたは何に使いますか? 今、必要なもの、手に入れたかった物、そういった物、手を伸ばしませんか? あなたがそれに物を買うという行為、消費を行なってくれれば、その消費は回り回って誰かの所得になります。30年所得が落ち、そして国民の貧困が拡大していったこの国において、まずこの国の経済を立て直す、一丁目一番地は消費の喚起。消費を喚起することによって、みんなの所得も上がっていく。そこには投資も入ってくる。失われた30年を40年にしないためには、まずは消費税廃止。その先頭にれいわ新選組に立たせてください。よろしくお願いします。

「山本さん、山本さん、数が少ないあなたたちがどうやって消費税を廃止する、そう言うんですか?」よく言われます。皆さん、国会の中ちゃんと見てくださいね。2019年、山本太郎1人で旗揚げしたのがれいわ新選組。その当時、政策の一丁目一番地に挙げたのも消費税の廃止でした。当時、国会の中では笑い物にされました。国民がさ、30年、当たり前のように払ってきた消費税を今さら減税できるなんて思うわけないだろう? 廃止? そんなものはとても無理、山本太郎、センスがない、おまえは終わったと言われた。そこから6年後、れいわ新選組は横に拡がっていきながら14議席、国会で獲得しました。この6年の間、国会を揺さぶり続けた。消費税廃止が必要な理由を国会で言いまくって揺らしまくった。そして国会の外と力を合わせた。結果どうなりましたか? この参議院選挙、各党のマニフェスト、公約をご覧いただくと、自民党以外すべての政党が消費税減税にシフトしています。風穴は開くんですよ。数が少なくてもその穴は大きくできるんですよ。そして世論調査、新聞などを見てみると、消費税減税もしくは廃止、あわせて7割以上の国民が望んでいる。この風に乗って消費税廃止まで持っていかせてください。れいわ新選組を拡大させてください。お願いします。ここ神奈川にお住まいのあなたには、「三好りょう」、神奈川では「三好りょう」、そして全国どこからでも比例は「れいわ」、比例は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いします。ありがとうございます。

どうですか? 三好さん。もう暑さでぼーっとしちゃってますか? 本当にね、普通じゃない。この暑さで一日中演説させるゲームって、もう狂ってるわ。こんな非人道的な祭り、選挙だけですからね。17日間ですって、ひどい話や。だって皆さんね、それぞれ選挙区、自分の地元に選挙区あるじゃないですか?ってことはあなたの地元に衆議院なり参議院議員なり、議員がいるはずなんですよ。その議員とっ捕まえて直接話ししたことあるって方、どれくらいいらっしゃいます? 5人くらいしかおれへん、こんだけいて。つまり何が言えるかって? 国会議員なんて選挙になるまではどこで何してるかわからない生き物なんですよ。謎の生命物体。選挙になったら現れてきて、どうぞ1票をっつってきったない手、こう前に差し出したり、手なんか握りたないわ、みたいな。それじゃ困るんですよ。皆さんの前に現れながらあなたの声に耳を傾け、その課題を頂戴する。そしてそれを国会に持っていって、いかに是正するかっていうことに汗水を流してもらわなきゃダメなんです。三好りょう、あなたのもとへ駆けつけます。どうかあなたのお困りごと、あなたが関心のあるテーマ、ぜひ、三好りょうにぶつけていただいて、さらに三好りょうを強くしてください。よろしくお願いいたします。神奈川選挙区の皆さんには「三好りょう」、「三好りょう」。そして比例は「れいわ」、比例は「れいわ」とお書きください。よろしくお願いをいたします。ありがとうございます。

少し時間があるようなので、ちょっとこの後ですね、皆さんから直接、ご通行中の皆さん、直接マイクを握っていただいて何かしらか質問をいただく、その質問に対してれいわ新選組山本太郎がお答えする、そういうようなやりとりをちょっとしたいと思うんですけれどもいかがでしょうか? 30秒、30秒で質問していただいて、それに山本太郎がお答えしていくような、簡単なQ&Aみたいなことをやってみたいと思います。選挙中、あんまりみんなこういうことやりたがりませんよね。一方的にしゃべって終わり。どうしてかっつったら失敗できないからね、選挙中は。だから特にやらないと思うんですけれども、そういうことをやっていきたいと思います。どなたかいらっしゃいますか? どうでしょう。じゃ、そこの金ネックの白いTシャツのお兄さん行こうか。

質問者:
ありがとうございます。はい。質問なんですけど。れいわ新選組めっちゃ好きなんですけど。僕、ちょっと経営してるんですけど、仕事を。一応。もう、この政治、本当、無駄が多過ぎて経費削減ではないですけど大統領制みたいなのって正直できないのかなって思ってて。そうすることで無駄をめちゃくちゃ省けて。お願いします。大統領制できないんですか?

山本太郎:
ありがとうございます。れいわ新選組山本太郎と申します。皆さんからご質問いただいて山本が答えるという趣旨です。ご質問いただいた方ありがとうございます。まず大統領制みたいにできないのか、そういう話ですね。今、ま、総理大臣ってどうやってまず選びますかっつったら皆さんが国会議員選んで、その国会議員の多数派、その人たちのトップが総理大臣になるという仕組みですよね? 議院内閣制みたいな話。だから自民党総裁がこれまでずっと総理大臣を務めてきたっていう形だと思います。一方で国民一人ひとりが国のトップを決められないのかというような趣旨のことだと思うんですけれど、それには憲法改正必要になるんですよね。でも私は自分が総理大臣になるとするならば、ワンチャンあるなら、その、みんなに選んでもらえるっていう制度があるならばワンチャンあるんじゃないかなと思ってるんです。で、それ総理大臣になれなくても広く私たちの考え方、そういうものをおそらくその総理大臣を選ぶ選挙みたいなものがあるんだったら、そこで大きく皆さんに発信できますよね。そういった意味でも有益かなと思うんです。ただしそれには憲法改正が必要になってしまうというのがネック。どうしてネックかっていうと、今、憲法を変えようとしてる人たちがいます。で、控えめに言っても憲法を変えようとしている中身が、ごめんなさい、こんな言い方して、ゴミみたいな内容なんです。緊急事態条項だったりとか。要は権力をすべて1つで掌握してしまう。つまり総理大臣が緊急事態ですよっつったら何でもできるようになっちゃう。ちょっと待ってくださいよ。その総理大臣に全権委任できるような全幅の信頼をこう、全幅の信頼を置けるような人っているんですか? 皆さん。政治に対して不信感しかないでしょう? それってリスクでしかないんですよ。それだけじゃなくて議員任期、議員の務める任期を事実上無期限にしてしまえたりとか。すごくそれってある意味でリスクしかないんですよね。だから彼らの訴えている憲法改正っていうものには絶対に乗れないし、何としても阻止しなきゃダメなんです。

一方で今ある憲法というものをまず守らせなきゃいけないんです。何かって? 例えば憲法25条、どんなものでしたっけ。生存権ってやつですよ。文化的で最低限度の暮らしを、皆さん、送る権利ありますよ。国はその責任がありますからねっていう内容のものなんですけれども。でもそれって守られてるんですか? 国民の6割が生活苦しいという状況の時にちゃんとした減税もせず、しっかりとした給付も行わないし、30年、国を衰退させてるっていう時点でもう憲法違反ですよ。それだけじゃない。憲法13条、これは個人としてちゃんと幸せに生きられるようにしなきゃいけないもんなんですね。けれども今の日本どうなってますか?って。老老介護だって、介護離職だって、介護殺人だって。考えてみたらもう国の中むちゃくちゃじゃないですか。で、その介護に関わっている人たちも給料が全産業平均で100万円近く低いんですよ。これを考えたときに、今の憲法でさえも反故にしてる者たちが憲法を変えたいだなんて、これとてもヤバい状況だと思わなきゃダメだってことです。

話戻ると、この国で首相公選制、要は総理大臣をみんなで選ぼうぜという形にするためには憲法改正が伴うと思うんです。そう考えると、私自身はそれやりたいなと思うけど、憲法改正を違う形で利用する、逆に言ったら彼らがやりたい憲法改正にそれを絡められたりとかするとややこしいなと思ってます。はい。将来的にはそういう時期が来たらいいなとは思います。で、もう1つ、あなたのお言葉の中から、あまりにも無駄が多過ぎるという話がありました。確かに明らかな無駄というもの、そういうものは削る必要があると思うんですけれど、会社経営と国家経営は全くの別物だということを、皆さんにご認識いただきたいんです。何が言いたいか? 例えばですけれども、ある会社でとてつもなくお金が浪費されていくような、ある意味でコストとしてかかっていくけれどもその見返りがリターンが薄いもの、ある意味、そういうような部門っていうのは閉じられるじゃないですか。切り捨てられるじゃないですか。その部門にいた人たちは解雇されたりとか、その部門が閉じられるんですけど、国はそれ、できないんですよ。

どうしてかって言うと、会社だったら切りました、首にしました、終わりです。それでリスクヘッジはできるんですけれど、国家の場合は、もしもその部門を閉じたとしても、そこで働いていた人たちはこの社会の中から退出させるわけにいかないんですよ。だからちゃんと面倒見ていかなきゃダメじゃないですか。そういった意味で、会社経営が上手な人とかカリスマ経営者みたいな人が国家運営を任せればうまいこといくんじゃないかっていうのは全くの逆で、この社会にコストカットなるものをどんどん持ち込むとするならば、社会は壊れるしかないんです。逆に言えば、国が提供するさまざまなサービスは赤字で当たり前だという認識に立たないとダメなんです。例えば今、JRになってるけど、昔、国鉄だったでしょ。どうして国鉄から民営化したんですか? コストがかかるからって話だった。で、JRになります、民営化されますって言ったときに、サービスが、より良くなりますってことになった。そうなってますか? 逆ですよ。逆に言ったら採算取れない路線とかどんどん廃線になったりとか。逆に言ったら、国民の移動する自由、権利ってものさえも奪われてしまうとか。郵政どうですか? 郵政民営化。本来ならば国がしっかりとさまざまな人たちがそういった通信だったりとか、それのみならず地方都市に行ったときには金融という意味合いでも、全国のいろんなところに津々浦々に郵便局があるということが国民生活という部分を営む上で非常に必要だったんだけれども、採算が取れないところは閉じていったりとか、業務を縮小していったりとか。これっていうのは民間においては当たり前の話だけど国家というレベルにおいてはやっちゃいけないことなんですよ。例えば水道とか。命の源でしょう。けれどもここにコストがかかるからと言って水質を落としたりとか値段を上げたりとかしたら、人間生きていけないですよ。水も飲めなくなる。そういうことを避けるためには命に関わること、国民の基本的な権利に関わるようなものは国や行政がそこは代わってやらなきゃダメなんです。赤字でもやるということをユニバーサルサービスとしてしっかりと提供するのが国家、行政の役割であるという風に私自身は考えています。なので経費が無駄なもの、確かに無駄なものいっぱいありますよ。そういうものを見直すことは必要だけれども、採算が取れないから閉じるなんてことをやったとしたら、これは人の命を失うことに繋がったり、雇用が失われたりってことにも広がっていくからご注意くださいという話でした。すいません。ありがとうございます。さぁ、れいわ新選組代表山本太郎と申します。さぁ、他いらっしゃいますか? 30秒です。じゃあ、リュックを背負ったそちらの壁際のあなた。

質問者:
山本代表。すいません。最近、皇室典範の改正の問題についてなんですが、れいわ新選組ではどのようにお考えですか? お聞かせください。

山本太郎:
ありがとうございます。本当に申し訳ないんですけれど、この国で最も重要な課題って何ですか?ってことです。将来の天皇家の話ですか? もちろんそれも重要かもしれない。でも、まだ猶予があるんじゃないですか。この国で最も国会が集中して議論し、そしてマスコミの中でも議論されるべきは30年の不況、これを40年にしないために何が必要かっていうところにリソースのすべてを割かなきゃダメなんです。自民党が、ある意味での皇室利用をしながら、この一番目を向けられたくない経済問題だったりとか裏金問題だったりっていうところから目をそらすために、そういうような話題を提供してるっていう、ある意味でのスピンコントロールっていうものに踊らされないでくださいってことです。これは皇室の話だけじゃないです。皇室の話に関しては、憲法1条にある通り、国民的議論がやっぱりないとダメなんですよ。国会議員が勝手に決めていいものじゃない。専門家たちの議論があったならば、それに対して国民にどう思うかという意識調査などがやられるべきですね。でもそんなもの一切行われていない。行われていない上で、自分たちがさらにその幅、議論の幅を狭めてどうするかというようなステップに進むっていうのは、あまりにもひどい話だと思ってます。国民的議論があって当然の話をそこをすっ飛ばすのは無しです。逆に言ったら、今の状況から目をそらすためのスピンコントロールは許しちゃいけない。こういった形でのスピンコントロール、本当に目を、みんなの目を、注目を集めなきゃいけないことからそらさせるための話題っていっぱいあるんです。例えばコメ問題。コメ問題酷かったよね。今でもコメが手に入らない人いるかもしれない。このコメ問題っていつから始まった? 2024年の2月に日本農業新聞が「米不足、米価格上がる」というようなことを報道した。一方、国、政府は、農水大臣、6月の時点で、「米の価格は上がらない、米不足にはならない」と言っていた。そこからずっと態度を変えずに10月になった。10月になって前の前の農水大臣が退任するときに、「備蓄米を放出しないという決断に誤りはなかった、間違いはなかった」って豪語してるんです。で、結局、備蓄米放出されたのいつですか? 2025年2月。つまり何か? 1年間放置してきたんですよ、奴らが。で、最後は小泉様の降臨だと。「助かった、小泉様、お米が手に入りました、安く」みたいな良い話にしてる。馬鹿にすんのもいい加減にしろ。始まりから終わりまで全部自民党じゃないかよって。そうでしょう? 主食さえも手に入れられないような国にして、コメの値段を2倍にまでして、一体何を隠そうとしてるんだ? 結果、世の中から裏金の問題だったり、いろんなことって話題から消え去りましたよ。そりゃそうだ。目の前の主食、今日のご飯、明日のご飯の話題に話がどんどん移り変わっていくっていう。こういうスピンコントロール。注目させたくないことに対して別の話題を提供していきながら、煙幕を張っていくというようなことは、普通に政治の中にあることですからね。そういう話でした。すいません、先ほどご質問いただいた方。ありがとうございます。

さぁ、というわけで他にございますか? あ、ちょっと待って。1回手を下ろして。時間的に厳しくなってきたから10秒で質問できる方。10秒で質問なんて無理って言われる方、例えばですけど、「消費税やめるって言ってるけど財源どうするんですか?」7秒くらい、今の。そのままストレートに質問にいっていただければ、やりとりは可能になると思います。10秒でもマイクを握りたいという方がいらっしゃったら手を挙げてください。じゃ、そちら、斜め掛けのカバンの方1名。他どう? 他は? 他どうでしょう? 他どうです? じゃ、そちら、女性の方。じゃその2名の方に行きましょうか。れいわ新選組と申します。皆さんにご質問をいただいています。直接答えています。

質問者:
消費税ですね、食品を例えば0%にしまして、贅沢品ですね、および超贅沢品、これにもっと課税、いかがでしょう?

山本太郎:
ありがとうございます。私たちが言ってるのは食料品だけにゼロって言ってません。そんなイカサマみたいなこと言ってるの立憲民主党です。ごめんなさい。しかも4月の終わりになってから、物価高から、国民を守り抜くとか言ってんです。何言ってんの? お前。4月になってから気づいたんかって。ずっと苦しんどるわいうて。どうして予算のときにもっと闘わないんだよって話なんですよ。野党どうしてまとめないんだよ、野党第一党なのにって。やる気がないだけです。話戻ります。食料品だけゼロと言ってるんではなくて、私たちは消費税は一律ですべてゼロ、廃止にするべきだってことを言っています。どうしてかっていうと、30年この国が不況でコロナで物価高。三重苦。ここから国を立て直すためには、経済を立て直す必要がある。経済を立て直すためには、一人ひとりの購買力を強めていく必要がある。あなたが物をさらに買えるようにしないと経済強くならない。どうしてか? 日本経済の54. 3%は、あなたの消費でできてるから。個人消費でできているのがこの国の経済だからっていう話でした。一方で今、ご質問いただいたのは、金持ちに対しても、ちょっとさすがに全部廃止とかもったいないんじゃないのって話ですよね。だったら昔みたいに物品税取ればいいんですよね。高級品だったりとかね。そういう風に思います。はい。その時期はいつなのかってことですけれども、わかんないっす。何がわかんないかっつったら、消費税を廃止した段階でどうなるかっつったら、その後、日本は景気良くなり過ぎる可能性があります。景気が良くなり過ぎる可能性がある。

だって買い物するたびに取られてる10%のペナルティがなくなったら、当然、使えるお金が増えて、少しでもお金が使われれば、それが誰かの所得に変わっていくんだから。ってなったときに問題が起こってくる。何か? いろんなことに対してお金を入れていくと社会の中にお金が溢れ過ぎるという状態がひょっとしたら来るかもしんないね。言葉を変えると悪いインフレに向かう可能性っていうのも、これはゼロではないと思うんです。消費税だけじゃないよ。その他にもいろんな分野にお金を入れていったら、社会にお金が溢れ過ぎるということもあり得るかもしれない。そういうときには高級品に対しても、逆に言ったらそういう物品税みたいなものをかければ社会に溢れそうなお金を間引くということができますよね。で、それだけじゃなくて、私たちが言っているのは、今、ものすごい金持ち増えてんですよ。大企業も過去最高益なんですよね。先ほど言いましたよね、冒頭。ここ数年、大企業は毎年のように過去最高益を上げていて、この12年間の間に溜め込んだ現金、彼らは139兆円にものぼると。で、日本という国自体は富裕層、超富裕層、いわゆる大金持ちが世界で2番目に多い国で、2021年からたった2年間で、新たに彼らが増やした資産は105兆円なんですよ。そういうものを見てみると、そういった法人税に対しての累進税化だったりとか、金融所得に対して課税を強めるとか、増え過ぎたお金を間引きますっていうような仕組みはつくる必要があると思ってます。何か難し過ぎてよくわかんないって方もいらっしゃったかもしれない。結局はこういうこと。税金? ないところから取るな、あるところから取れ。それに尽きます。そういうことでした。ありがとうございます。さぁ、もうひと方行きましょうか。ありがとうございます。手を挙げてくださってました。れいわ新選組と申します。じゃ、次の方どうぞ。

質問者:
はい。よろしくお願いします。山本太郎さんの思う、三好りょうさんの一番の推しポイントみたいなの教えてほしいです。

山本太郎:
三好さん。指名入りましたよ。れいわ新選組の神奈川選挙区、立候補している三好りょうでございます。三好りょうの一番のポイントというのは、やはり外務省などの省庁の仕組み、その中で働いていたということが、これ一番強いと思うんですよ。要は何かっていうと、そういう知識が全くなかったとしたら、どこから崩していったらいいか分からないっていう未知の世界になっちゃいますよね。でも彼は中にいた人間だから、どういうところに声掛けをしていったら情報がこう伝わったり、どうとれるかってことをよくご存じ。しかも内調にいたんやね。内調ってどういう名前ですか? 本当、フルで言ったら。

三好りょう:
内閣情報調査室です。

山本太郎:
内閣情報調査室ですよ。ね。何かいうたら、たぶん、れいわ新選組とか、ある意味で今のああいうギャング団、国。ああ、ごめんなさい、政府。今みたいな強盗。あかんあかん、今みたいな政府、ああいうものからしたら私たちって要注意人物になるわけですよ。ひょっとしたら今の権力構造を変えるきっかけになるかもしれないっていう風にずっと見られてきたわけですね。そういうところが洗いざらい私たちのことを調べたりもするような部署の一部でもありますよね。

三好りょう:
そうですね、政治家を調べる部署っていうのもあるんですけど、私はそのロシアの分析を内調で担当しておりましたので、政治家は担当はしておりませんでした。

山本太郎:
はい。何が言いたいかってことですけれども、この霞が関の中でも、例えば外務省であったり、そういう内調であったり、いろんな部署にいた中で、政府がどういうことを考えていたりとか、で、その省庁側とどういうやりとりをすれば何が引き出せるのかということを知っている人間っていうのはものすごく強いってことですね。そういう人間がれいわに来てくれたっていうの、ものすごくでかいと思います。もちろん元々公務員、省庁に勤めていましたという人たちも、他にも私たちの高井たかしっていう議員だったりとかっていうのもいるんですけれども、外務省というのはまた色合いが違いますからね。逆に言ったら外務省の中で対米従属、アメリカ様々ではなく、日本の自主独立が必要だろうっていう考え方を外務省の中で持ってる人のほうが逆に珍しいんじゃないですか? どうですか? 

三好りょう:
私が入って、このままでいいんですか?っていうことを歓送迎会とかそういう場で聞いたんですけど、本当に対米従属こそが日本の国益だと考える方が大半で、その考え方、本当、正直驚いております。私のように対米独立を主張する人はほとんどいないのが現状です。

山本太郎:
それを考えるならば、かなり公務員として、国家公務員として働いてきた人たちの中でもレアなタイプであったと。そういうような、ある意味、こう気概がある人というところ。ものすごく神奈川にとって宝にしていただきたい人材であるということです。ありがとうございます。れいわ新選組三好りょう、三好りょうでございました。

そしてですね、皆さん、今、世界はきな臭くなっております。もちろん、ウクライナ、ロシア、その戦争もあります。それだけじゃない。今や中東というところにも、かなりややこしい案件。それだけじゃない。これから東アジアというところにも、おそらく大きく飛び火してくるかもしれない。アメリカと中国、緊張が高まり過ぎたときにはその最前線に立たされるのは日本側という可能性が非常に高いんですね。先日、防衛大臣とアメリカの国防長官が何かしら話した内容によると、日本に最前線に立ってもらうというような話をしてます。しかもどの範囲で? 太平洋の西岸。西側は日本側の持ち分みたいな話なんですよ。話おかしくない? これまで戦後、日本どうやってきたかっつったら、これ専守防衛ですよ。日本の施政下、これを守るってことだったのに、いつの間にその守備範囲が太平洋の西側いっぱいまでなって、そしてそれに最前線に立つのが自衛隊だなんてあまりにもおかしいですよ。絶対に行かしちゃいけない、自衛隊を。そう考えたらですね、今、国防の議論において、国会の中で行われている議論は幼稚園レベル。実務を知らない者たちのおしゃべり小屋と化しています。国際紛争などで実際に武装解除、ゲリラと政府軍が戦争しているところに入っていきながら、武器を置いてくれ、置かないかという交渉を実際にやってきた人間。国連の代表としてさまざまな、アフガニスタン、シエラレオネ、いろんなところの武器を置かせるという武装解除を行なってきた人がれいわ新選組の次の国会議員に、もうなるでしょう、この方は。ご紹介します。伊勢崎賢治でございます。

伊勢崎賢治:
どうも、伊勢崎です。よろしくお願いいたします。太郎さん、今日、実は三好りょうさん、初めてお目にかかったんです。

山本太郎:
あ、初めてでしたか。

伊勢崎賢治:
そうです。

山本太郎:
なるほど。

伊勢崎賢治:
いやぁ、かっこいい。もう、凛々しい。本当に凛々しい方ですね。だって空気を読まない官僚。絶対に空気を読まない政治家になってくれるはずです。空気を読まないことが一番の必要な勇気なんです。この方のように。この方に続くのは彼だと僕は思います、ですね。よろしくお願いいたします。

山本太郎:
ありがとうございます。空気読み過ぎて、むちゃくちゃにされちゃった国がここなんですよ。特に国会っていう場所は最も空気読んじゃダメなんです。どうしてかって? その中でやりとりされることは国民の命や国民の生活に直結することがいっぱいあるから。その中で仲良しクラブになりながら、この国を30年ダメにしてきたのが与野党です。もちろん良い仕事もしたかもしれない。けれども30年衰退を続ける、そんな先進国は日本しかないという現実を見つめるならば、これは自民党だけのせいだとは言えない。野党、どうしてもっと本気出して止めなかったんだ? ここまでの崩壊を。そんな気持ちでいっぱいです。だから空気を読まない。仲良しクラブには与(くみ)しない。皆さんのためだけに尖り続け、暴れ続けさせてください。そういう政党がれいわ新選組です。そしてそこで伊勢崎賢治さんが、安定の伊勢崎賢治さんですよ。世界中の戦争を終わらしてきた、そんな人が仲間に加わってくださったということでございます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。ありがとうございます。比例は「れいわ」。ひらがな3文字で比例は「れいわ」とどうかお願いをいたします。そしてここ神奈川、神奈川では「三好りょう」、「三好りょう」で、どうか皆さんよろしくお願いをいたします。

さあ、それではですね、この後なんですけれども、もし皆さん少しお時間大丈夫って方いらっしゃいましたら、ぜひ伊勢崎賢治、三好りょう、先ほどの両名でございます。その2人の間に挟まって写真でも撮って帰ってもらえませんか。スリーショット写真。いや、そんな写真撮って一体何になるんですか、そう言う方いらっしゃいます。特に何にもならないです。申し訳ない。今日という日の思い出でございます。ぜひネットに上げるなどですね、コメントしていただくなど自由にしていただけたらという風に思います。本当は私もその写真に加わりたかったんですけど、ちょっと長話し過ぎて、私、これから何かニコニコ生放送の党首討論っていうとこに行かなきゃいけないんですね。ネットでぶっ飛ばしてきますんで。ありがとうございます。どうか皆さん、どうかスリーショットしていただければという風に思います。で、この三好りょう、そして伊勢崎賢治のスリーショットの前にインフォメーション簡単に入れさせてください。すいません。れいわ新選組は100%のボランティア政党でございます。あなたの少し時間のある30分、1時間でも結構です。ぜひお力を貸していただきたい。三好りょう陣営としても今、ボランティア募集してますか? ありがとうございます。ぜひですね、ボランティアで力になりたい、そんな方がいらっしゃったら、あちらにのぼりが立っています。そちらの机のほうにお声掛けいただければと思います。よろしくお願いをいたします。そしてですね、ポスターもございます。ポスターをあなたのおうちの壁に貼っていただけないですか。テレビ・新聞から嫌われてるから扱い、雑なんですよ、れいわへの。あなたのおうちの壁にポスターを貼っていただければ24時間、こういう人たちいますよっていう宣伝になるんですね。ぜひお力を貸してください。選挙期間中でも貼れるポスターお配りしております。そちらのポスターのほうも、あちらの机のほうによろしくお願いをいたします。そしてですね、もし皆さんの中で無理のない範囲でご寄附いただける方いらっしゃったら、ぜひお願いします。れいわ新選組、三好りょう1人立候補するのに入場料300万円。比例候補1人立候補するだけで600万円。今回24名で1億円を超える供託金ということになりました。これは入場料のみです。それ以外の費用も様々かかって、今、私たち、手元資金、あと数千万円というところまで来てしまいました。このままでは新聞広告、その他にYouTubeなどですね、広告入れていくのが非常に難しい状態です。もしあなたが「ワンコインでもどう?」、そういう方いらっしゃったらぜひよろしくお願いをいたします。すいません。ありがとうございます。大政党と肩を並べてガチンコ喧嘩していく、そのためにも必要になります。どうかよろしくお願いをいたします。

そして今日お帰りの際にですね、皆さんぜひこちらの封筒をお持ち帰りいただきたいんです。最初にお詫び申し上げます。こちらの封筒の中には自民党ではないので現金は入っておりません。ごめんなさい。さぁ、こちらは何かと申しますと、両方とも色似てるな。真っ白なほう、真っ白の封筒のほうには神奈川県内のあなたのお友達をご紹介いただけないですか?という趣旨の封筒でございます。そしてもう1つねずみ色。こちらの封筒はですね、全国のあなたのお友達をご紹介いただけないですか?という趣旨の封筒。この両方の封筒は公職選挙法、選挙のルールに則った選挙ツールになっていますので、どの党でもやっていることでございます。つまりは何かっていうと、あなた1人から2人、3人、4人と横に拡げる、そういう趣旨のツールなんですね。ぜひ友達1人だけでも結構です。ご紹介ください。あなたの1票という力を2票、3票にすることによって数々の大政党に対して私たちも肩を並べていくってことが可能になっていきます。ぜひあなたの力でれいわを大きくしてください。簡単に中身を説明すると、中を開けると、このようにはがきが入っております。はがきを裏返すと宛名・宛先が空欄になっております。そちらのほうに、あなたのお友達のご連絡先、そして一言あなたからのメッセージを添えていただけますと、このはがきが届いたお友達が混乱せずに済みます。よろしくお願いをいたします。詳しくはこの封筒の中に説明書きも書いてありますので、どうかお持ち帰りいただければというお願いでございました。よろしくお願いをいたします。

さぁ、というわけで、この後、ツーショット写真。伊勢崎賢治、そしてここ神奈川選挙区から三好りょう。この2人の写真撮影を始めて参りたいと思います。社会なんていくら頑張ったって変えられませんよ。政治なんて変えることなんて無理ですよって思わされてませんか? それによって50%の人たち、票を捨てちゃってる。とんでもない。この国のオーナー、この国の最高権力者、この国の株主、誰ですか? 総理大臣ではありません。総理大臣なんて雇われ店長にすぎない。今の店長もそのうちクビ。この国の真のオーナー、株主はあなた。あなたなんです。もう一度、この国のオーナーの力を借りて、それをひとつに集めながらこの国をもう一度やり直したい。どうか、れいわ新選組と一緒に日本をやり直す、その先頭にれいわ新選組を。どうかお力を貸してください。ありがとうございます。神奈川選挙区は「三好りょう」。神奈川選挙区は「三好りょう」。そして比例は「れいわ」。比例は「れいわ」へ。どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。最高のバンドメンバーに拍手を。

※この文字起こしは文字起こしチームのボランティアのご協力のもと公開しました。

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